新生児期とはいつまで?新生児の特徴や期間を解説!

 

生まれたての赤ちゃんのことを新生児と言いますが、赤ちゃんは生まれてからの日数により、呼び方が変わるのをご存じですか?

では新生児期というのは、一体どのくらいの月齢のことを指すのでしょうか?まさに命の神秘とも言える新生児の期間を解説します。

 

 

新生児期とは?胎児から新生児へ、劇的な変化を遂げる時期

新生児と聞くと、生まれたての赤ちゃんというイメージがあります。

赤ちゃんは生まれてすぐ、胎外の環境に適応できるというわけではありません。

少しずつ時間をかけ、成長しながら体を慣らして行くのです。

新生児期とは簡単に言うと、産まれたばかりの特別な期間のことを言います。

 

医学的にも、新生児の事を学ぶ「新生児学」というものがあり、医療の分野に於いても新生児科が設けられています。

それだけ新生児は特別な存在であり、専門的なケアが必要な時期でもあるのです。

 

 

赤ちゃんが新生児期と呼ばれるのはいつまで?

新生児期の定義ですが、世界保健機構(WHO)が定める新生児期は、生後28日未満の赤ちゃんとされています。

出産により生まれた日を“日齢0”と数え、新生児の期間は早期と後期に分けることが可能です。

 

日齢7までの期間を「早期新生児期」といい、お母さんの胎外での生活に適応する期間と言われており、基本的には産院などで看護を受ける時期とされています。

残りの日齢7以降から日齢27までの期間が「後期新生児期」となります。

 

 

新生児期の赤ちゃんの特徴

新生児には、新生児特有の特徴があります。

 

●生理的体重減少

出生後、新生児は排泄によって体内の水分を喪失していきます。ですが、その時期の新生児の哺乳量は排泄量に対し少ないこともあり、体重が減少してしまいます。これを生理的体重減少といいます。生理的体重減少は、生後2~5日までに3~10%ほどの体重が減っていきますが、生後7日ころには出生体重に戻るとされています。

 

●生理的黄疸

生理的黄疸とは、生まれてから3〜7日頃にみられる赤ちゃんの身体黄色く染まるのが特徴の症状です。

症状は2週間程度で落ち着き、それ以上黄疸が続くようであれば他の原因である可能性が高くなります。

 

・母乳生黄疸

赤ちゃんを母乳で育てている場合、黄疸が長引くといわれています。これは母乳性黄疸とよばれ、母乳生黄疸は生後1カ月程度続く場合がありますが、新生児が元気で変わった様子がなければ自然に治まると言われています。

 

・血液型不適合黄疸

お母さんと赤ちゃんの血液型(特にRh型)が違う場合に起きると言われるのが、血液型不適合黄疸です。

母子の血液型が違う場合、お母さんに抗体が作られるため、それが胎盤を通じて赤ちゃんへ送られます。この抗体により、赤ちゃんの赤血球が破壊され、強い黄疸が出やすいと考えられています。

 

<黄疸の治療について>

生理的黄疸の場合、経過観察をし、自然に軽快するのを待ちますが、なかには基準値以上に黄疸が強く出る場合もあります。

その場合は、医師の判断により光線治療を行うのが一般的です。

光線治療は新生児に青や緑の光を照射し、黄疸の原因となる脂溶性のビリルビンを水溶性に変化させ、尿と一緒に体外へ排出しやすくするというものです。

血液検査によりビリルビン値を確認し、値が下がるまで治療を行います。

 

●新生児微笑

まだ、感情が整っていない新生児でも自然に笑みを浮かべる場合があります。

これを新生児微笑(生理的微笑)と言いますが、何故笑みを浮かべるのかは詳しく解っていません。

しかし、新生児が笑みを浮かべることでお世話する人の気持ちを和ませたり、柔らかくしたりする効果があることが解っています。

 

●免疫力

新生児は身体の免疫力が確立していませんが、母親の免疫力を受け継いで生まれてきます。

この免疫力のことを、「母胎の移行抗体」と言いますが、一般的に生後半年程度までは移行抗体の影響を受けると言われています。

 

●視力

新生児の視力は約0.01〜0.02と言われています。

新生児の角膜は薄く、遠視の状態とされ色の判断はほぼできません。

どちらかと言えば、白や黒を認識しやすいとも言われています。

 

●原始反射

新生児には自分の意思ではなく起こす行動があります。

これを原始反射と言い、生きていくために必要な能力を生まれながらにして持っていると考えられています。

原始反射にはいくつか種類がありますので、ご紹介しましょう。

 

・モロー反射

新生児が振動や音などの刺激に対し、腕を開いて、抱きつくような動作をします。手の動きと同様に足もおなじような動きをします。これをモロー反射といいます。

 

・把握反射

新生児の手のひらに何かが触れたときに握る行為を“把握反射”と言います。

お母さんが赤ちゃんの手のひらに指を触れさせると、ギュッと握る行動です。

足の裏でも同じような反射があり、人間が猿類であった頃の反射の名残とも言われています。

 

・検索反射

検索反射は”乳探し反射””口唇検索反射”とも呼ばれ、唇の端の方や頬に触るとそちらを向く反射のことを言います。

これはおっぱいを探している行動と言われています。

 

・吸てつ反射

おっぱいなどに吸い付き、自動的にす運動を繰り返す反射を“吸てつ反射”と呼びます。吸てつ反射はおっぱいだけでなく、指やおしゃぶりにも吸い付く行動も含みます。

 

 

 

まとめ

新生児期はたった1カ月弱しかありません。初めての出産では解らないことだらけで、ストレスも頂点に達する時期です。

でも、新生児期の赤ちゃんは、外の世界に慣れようと必死でがんばっています。

授乳やオムツ替えは大変ですが、かわいさにひたれる期間でもあります。赤ちゃんが生まれてきてくれたよろこびを感じながら、存分に愛情を注いであげましょう。

 

 


監修者:助産師 REIKO

医療短期大学専攻科卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

 

 

 

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◆生後0~1か月に関するQ&A

 

 

◆産後のサポートの体験談

助産師さんから『アレルギーが怖いのであまり早く始めず5ヶ月過ぎて6ヶ月ぐらいから始めるといい』と聞いていたので、よだれも多いし食べ物に興味がでてきた5ヶ月と12日から10倍がゆを始めました。2週目からにんじんやじゃがいも、ほうれん草などを1さじからはじめて3週目には豆腐や、白身魚をはじめました。わりと好き嫌いなく食べてくれました。スプーンにも慣れ離乳食はじめて1ヶ月たった頃から2回食にしました。最近はベビーフードなどにも頼りいろんなものを食べさせてます。今のところアレルギーないようで安心してます。

たいがママ さん

うちはアレルギー家系で、花粉症や食べ物アレルギー、薬アレルギーなど様々あるので、離乳食開始は七ヶ月ごろまで粘りました。下の子は、上の子が食べているのをみるとすごく羨ましそうな顔をするので、上の子よりは早めでしたが、聞いた話によると実は下の子になるにつれアレルギー危険度は増していくらしいですね。 三歳になると腸壁がしっかりしてくるので、生ものや家族にアレルギーのある食べ物については三歳までは控えていました。離乳食の食欲については、うちは上の子の時はお気に入りのぬいぐるみを隣において競争させるように食欲を煽っていましたが、下の子は上の子がいい競争相手になって、モリモリ食べてくれています。むしろ、早食い、大食いにならないように気をつけなければ!

ぽぽ さん

離乳食は1回食からはじまり、少しずつ色々な食材を食べさせていきました。最初は10倍がゆから始めました。1週間慣れたところで、野菜を少しずつ始めていき、果物も食べさせていきました。食べてくれるととても嬉しいもので明日は何を作ろうかなと考えるのが楽しかったです。だんだん食べる量も増えていきました。口周りや洋服が汚れてしまうので、その後始末がいつも大変でした。

そばかす さん

料理があまり得意でない私は、離乳食が始まって、手作りの1回食、2回食・・・のあたりでもう限界。3回食になった時点で、3回のうち1回は市販のベビーフードを使おう!と決めたとたん、フッと気持ちが楽になりました。その1食の中で、自分では作りにくい食材(レバーなど)も取れるし、品目も多く取れるので、気分的にもとても助かりました。手を抜いて、その分、ゆっくりと子どもと向き合う時間が取れたと思います。

あっちママ さん

 

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2017/06/28


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