お友だちにベタベタして嫌われています
3歳の娘は、同じ幼稚園のお友だちと仲良く遊ぶのが大好きです。でも、入園してからずっと仲良しだった子とうまくいかなくなりました。娘はその子が大好きなので、腕を組んだり触ったりして、よくちょっかいを出すのです。でも、相手は「いじわるをされた」と感じているようで、遊んでくれなくなりました。たしかに、娘は力が強いので、「痛いことをされた」と思ったのかもしれません。その子は、娘が何をしても「いじわるされたんだよ」と私に言ってくるようになり、私も適当にあしらうわけにはいかず、娘に「痛くて嫌なんだって。ごめんねしてね」と諭します。しかし、そんなつもりのない娘は、いつも泣き出してしまいます。その子の気持ちも汲んであげたいし、娘も不憫です。私自身も考え過ぎてしまい、情けないことに少しストレスに感じてきました。幸い、相手のママとは仲良くさせていただいて、相談したところ、「あまり深く考えなくても大丈夫よ」と言ってもらえました。「私もそう考えられたら……」と思うのですが、なかなかできません。子ども同士のことなのであまり親が口を出したくないのですが、こういう場合、どのように考え、接してあげたらいいのでしょうか?
子ども同士のやりとりではよくあることですが、お母さんはせつなくなってしまいますよね。特にお母さん同士が仲良しなら、よけいに困るかもしれません。お嬢さんは好きな子と接するとき、ぴったりくっついてスキンシップをとりたくなってしまうのでしょう。ひょっとしたら、お父さんやお母さんがそういう接し方をしていませんか? もしそうなら、赤ちゃんのようにベタベタ接するのをやめてみましょう。「好き」と表現するのは大切ですが、それを行動にして押し付けると、相手は負担になって離れてしまうこともあるということを教えてあげましょう。お母さんが相手のお嬢さんの役を演じてみたり、その逆をやってみたりして、どのような気持ちになるのか、実感させてみるといいかもしれません。ぜひ、体を使ってやってみてくださいね。