上の子に母乳をあげるのが苦痛でなりません
2歳5カ月になる娘と生後4カ月の息子がいます。2人に母乳をあげていますが、下の子を妊娠したときから、上の子に母乳をあげるのが苦痛になりました。上の子は夜の寝かしつけのときしか飲みませんが、吸われているときにはものすごく嫌な気持ちになります。あまりの嫌悪感に吸われているときにつらく当たってしまったりします。断乳にはことごとく失敗し、母乳への執着心が強いので、やめることもできずに悩んでいます。どんなに泣き叫んでも断乳したほうがよいのでしょうか? 誰にも相談できず悩んでいます。
2人のお子さんに母乳をあげていると、お母さんの体は悲鳴をあげてしまいますね。お母さんが妊娠すると、母子の関係は微妙に変わります。そのストレスからお嬢さんが母乳に強くこだわったので、ついあげてしまったのではないでしょうか? でも、栄養的にもお母さんとの関係の上でも、もう哺乳の必要はない年齢ですね。「母乳は、赤ちゃんにとって大事な栄養なの。あなたは、もう何でも食べられるのでそろそろ卒業しましょうね」と何度も言って聞かせてあげてください。夜、母乳を求めて泣きわめくかもしれません。卒乳がうまくいかない場合には、子育て支援センターのスタッフか、保健センターの保健師に相談されるとよいアドバイスをもらえると思います。母乳を我慢させる分、日中はお嬢さんと一緒に遊ぶことが大切になってきます。下のお子さんの世話もあり、外遊びも難しいと思いますので、家の中でままごとやお店屋さんごっこなどをたくさんしてあげてください。そして、「赤ちゃんは、まだ小さいからお母さんと遊べないね。でも、あなたはこうしてお母さんと一緒に遊べるよね」と、上のお嬢さんのほうが大きく、できることがたくさんあるということを実感させてあげましょう。