風を極端に怖がり、窓を開けるのを嫌がります
3歳6カ月の娘は、部屋の窓を開けていると閉めたがります。外から帰宅したときの第一声は、「窓を開けないで!」です。部屋の中が蒸し暑いですし、空気の入れ替えのために説得して開けようとすると、大泣きで「風怖い~!!」と叫びます。ほとんど風が吹いていないときも同じ反応で、暑くて汗をかいていても、「暑くない。窓閉める!」と言い張ります。ただし、外で受ける風には怯えません。夏に入って気温が高くなり、窓を開ける機会が増えてきたため、娘のこだわり方も激しくなってきました。窓を開ける・開けないの攻防を繰り返しているうちに、こだわりが余計にひどくなってしまったような気もします。したがって、最近では「窓を閉めたい」と言われたら、要望通りに閉めてエアコンをかけるようにしています。娘が窓を開けたがらなくなったのは、今年5月に起こった竜巻の被害がきっかけだと思います。わが家の地域には竜巻は来なかったものの、激しい雷雨や強風がありました。先日の台風のときにも、窓をしっかり閉めているにもかかわらず怯えてしまい、ずっと様子が変でした。このときのことがトラウマになってしまったのでしょうか? どう対処すればいいのか悩んでいます。
まずは、娘さんの風に対してのおびえが、5月に起こった激しい雷雨や強風(竜巻の被害)がきっかけだと理解できて、よかったと思います。娘さんは、自分の気持ちをしっかりお母さんに伝えていますね。これは、お母さんを信頼し、自分が感じている恐怖を言葉で伝えられることの証です。3歳6カ月で、「何が怖いからどうしてほしい」と伝えられるとは、しっかりしたお子さんだと思います。娘さんが「窓を閉めて!」と言ったら、閉めてあげてください。そのときに、「また?」「まったくもう!」「いつになったら、風が気にならなくなるんだろうね」などと否定的なことを言わないでください。今はまだ風への恐怖が強いかもしれませんが、娘さんの恐怖を理解し、要望に応じてあげることです。「お母さんは私の恐怖をしっかり受け止めてくれる」と心から実感できれば、安心感が生まれ、そのうちに窓を開けても大丈夫になるでしょう。