小学生は、基礎学力を固めるために重要な時期です。
この段階できちんとした学習ができていれば、将来の受験・仕事・人間関係などの面で困りにくくなります。
そういった背景もあって、通信教育を取り入れることを検討する家庭も多いです。
しかし通信教育にはさまざまなものがあり、中には「どの企業のサービスを選ぶのが正解なんだろう?」と迷ってしまう人もいます。
実際のところ通信教育はそれぞれ特徴・料金・対応科目などが異なるので、どれを選べば良いかは一概には言えません。
通信教育は、お子さんの学習状況やご家庭の予算に合わせて選ぶのが一番です。そのため、入会前に各サービスの内容を詳しくチェックすることをおすすめします。
ランキング評価基準
受講費用
5点:非常に安価(月額1万円以下)
4点:比較的安価(月額1-2万円)
3点:平均的(月額2-3万円)
2点:やや高額(月額3-4万円)
1点:非常に高額(月額4万円以上)
対応科目範囲
5点:全教科+専門科目や検定対策
4点:主要5教科+α(検定対策など)
3点:主要5教科のみ
2点:一部の教科のみ
1点:非常に限定的な科目
サービスの特徴と独自性
5点:複数の独自のシステムや特徴がある
4点:1つ以上の独自のシステムや特徴がある
3点:一般的なサービスに加えて特徴がある
2点:一般的なサービスのみ
1点:特筆すべき特徴がない
サポート体制
5点:24時間対応、複数の窓口、追加サービスあり
4点:広範囲の時間帯で対応、複数の窓口あり
3点:通常の営業時間内で対応、基本的なサポートあり
2点:限定的な時間帯や方法でのサポート
1点:最小限のサポートのみ
講師の質と数
5点:10万人以上の講師、難関大学出身者中心
4点:5-10万人の講師、有名大学出身者中心
3点:1-5万人の講師、大学生中心
2点:1万人未満の講師、質にばらつき
1点:講師数が少なく、質も不明確
そもそも小学生は「塾」と「通信教育」どちらが多い?
2019年に学研教育総合研究所が小学生を対象に行った学習サービスの利用率の調査では、学習塾の割合は全体の15.2%という結果が出ています。
一方通信教育の割合は、全体の31.1%を占める結果となりました。
学習塾と比べると数値に2倍以上の差があるので、現代において通信教育サービスは「世間から信頼を置かれている」「身近に選ばれている」と読み取れます。
「塾」のメリット・デメリット
小学生が学習塾を利用するメリットは、以下の通りです。
・勉強に集中できる環境が整っている
・わからない問題があった際は、講師にすぐ聞ける
・本格的に受験対策をしてもらえたり受験情報をたくさん入手できたりする
勉強専門の場所で常に講師がサポートしてくれるので、サクサク学習を進めることができます。
一方小学生が学習塾を利用するデメリットに関しては、下記の通りです。
・費用が高め
・自分の理解度に合わせて授業を進めることができない
・学習の場所や時間が決まっていて、習い事との両立がしにくい
特定の場所・時間に決められた勉強をしなければならないため、通信教育より不自由さを感じる傾向にあります。
「通信教育」のメリット・デメリット
小学生が通信教育を利用するメリットは、以下の通りです。
・料金が安い
・教室に足を運ぶ手間を省ける
・自分の都合の良い時間に勉強を開始・終了できる
・自分の学習状況に合わせて、勉強のプランを調整できる
自分の都合・そのときの状況によって学習の形を変えられるので、勉強にあまり負担を感じません。
反対に小学生が通信教育を利用するデメリットは、
・保護者の学習サポートが必要な場面がある
・子どもによっては勉強をサボってしまうことがある
・わからない問題があったときに、すぐ聞いて答えをもらうことができない
上記の通りです。
自主的に勉強したり保護者の力が必要となったりすることがあるので、子どもによっては学習塾より学習効率が悪いものになってしまいます。
小学生向け通信教育おすすめランキング TOP12
ここでは、小学生向け通信教育おすすめランキングTOP12を紹介していきます。
各サービスの内容に目を通して、自分や子どもにとってベストな環境がどこかを見極めましょう!
1位 進研ゼミ小学講座
受講費用:明示はありませんが、1対1指導や個別プランを考えると比較的高め。→ 3点
対応科目範囲:小・中・高校生・大学受験まで、カリキュラムは個別に組めるため幅広い。→ 5点
サービスの特徴と独自性:教育プランナー、柔軟なカリキュラム、AIサポートなど独自性が豊富。→ 5点
サポート体制:LINE窓口、定期面談、教師交代制度など充実している。→ 4点
講師の質と数:全国に33万人の認定教師がいるという実績。→ 5点
総合スコア 22点
小学生向け通信教育おすすめランキング第1位は、進研ゼミ小学講座です。
進研ゼミ小学講座では専用タブレットを用いた映像教材やオンライン授業を通して、楽しみながら学力向上を目指せるサービスを提供しています。
「勉強が好きになる!」がコンセプトなこともあって、サービスには以下のように工夫が施されています。
・ゲーム形式で遊びながら、都道府県やプログラミングを学べる
・ログイン時や目標達成時などにもらえるポイントで、豪華景品と交換できる
・AIが自分の子どもの状況に合わせて、学習の難易度やペースを調整してくれる
小学生が楽しく負担なく学べる仕組みになっているので、勉強嫌いな子どももモチベーションを安定して保ちやすいです。
・受講費用:月額3,250円〜(新1年生の場合)と低価格で、金銭的負担が少ない
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語・新課程のプログラミング等の学習ができる
・サービスの特徴と独自性:専用タブレット1台でオンライン講義や映像教材での学習を提供している。独自の電子図書館で「星の王子様」「かいけつゾロリ」など約1,000冊が読み放題
・サポート体制:定期的に受講費の割引キャンペーンを開催しており、学習を継続しやすい
・授業の質と量:教科書準拠の教材で内容もわかりやすく、難易度の調整も可能。1カ月あたりの授業量は、小学1年生〜小学2年生なら1回15分程度を30回分・小学3年生〜6年生なら1回15分〜20分程度を約24回分
2位 Z会 小学生コース
受講費用:月約2,992円~(小1タブレットコース例)とリーズナブル→ 5点
対応科目範囲:: 国・算・理・社・英の主要5教科に対応。通信講座では珍しく中学受験対策コースも選択可能→ 5点
サービスの特徴と独自性:デジタル教材と紙教材を組み合わせたハイブリッド学習が魅力→ 5点
サポート体制:学習カレンダーによる自動スケジューリング機能や保護者用アプリで進捗確認・メッセージ連絡が可能→ 4点
講師の質と数:中学受験コースでは問題提出と添削指導が受けられる→ 2点
総合スコア 21点
Z会 小学生コースの強みは、問題の質の高さにあります。
子どもの知的好奇心を刺激する内容で、読解力・思考力・表現力・応用力・判断力などさまざまな力を自然に伸ばすことが可能です。
テストに取り組んだ際は、講師からフィードバックを得ることができます。
1年間同じ講師が担当する形でこちらのレベルや理解度に沿って答えの導き出し方をレクチャーしてくれるので、小学生向け通信教育おすすめランキング第2位は、Z会 小学生コースです。
学習の中で「わからない」「苦手」が残りにくいです。
・受講費用:月額2,992円〜(小学1年生タブレットコースの場合)とリーズナブルな価格設定で、利用しやすい
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語・プログラミングなどの学習を行える
・サービスの特徴と独自性:紙教材とデジタル教材を用いたハイブリット学習で、思考力や表現力等を身に付けることが可能。スモールステップで学力向上を目指す
・サポート体制:子どもの学習状況を確認できる保護者向けのアプリや学習プランの自動作成機能を用意。専任講師による定期テストの添削指導もあり
・授業の質と量:基礎・応用・発展と幅広く取り扱っており、難関校合格も実現可能。授業の量は小学1年生〜小学2年生なら毎日20分前後・小学3年生〜6年生なら毎日30分〜40分程度の内容
3位 スマイルゼミ
受講費用:小1標準クラス月額3,278円~と低価格で利用可能→ 5点
対応科目範囲:: 国・算・理・社・英の主要科目に加え、英語4技能やプログラミングも1年生から学べる充実ぶり→ 5点
サービスの特徴と独自性:夏休みの自由研究や読書感想文までサポートする独自コンテンツを提供→ 5点
サポート体制:一定期間の全額返金保証制度があり安心して試せる→ 4点
講師の質と数:専任講師による個別指導は行われず、タブレットが一人ひとりに最適な講座を自動作成して学習をサポート→ 2点
総合スコア 20点
小学生向け通信教育おすすめランキング第3位は、スマイルゼミです。
スマイルゼミでは「Coachz」というAIによる学習サポート機能を導入しており、対話形式で質問に答えてもらえたり正解まで導いてもらえたりします。
英語の講座においても各単語・問題にお手本ボイスを収録していて、画面に表示されるアクセントのバーを見て自分の発音と比較することもできます。
学習状況に応じて毎日勉強すべき事柄をピックアップしてもらえる機能もあるため、子ども1人で学習をサクサク進めていきやすい環境です。
・受講費用:月額3,278円〜(小学校1年生の標準クラスの場合)と安価な価格で、続けやすい
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語・プログラミングなどの勉強ができる
・サービスの特徴と独自性:ゲームやクイズ形式で勉強の復習・反復練習を行える。自由研究や読書感想文など、長期休みの課題に関する特別講座も用意
・サポート体制:毎日自分に必要な講座をAIがピックアップ。サービスそのものが合わなかった場合は2週間以内の退会で全額返金対応
・授業の質と量:教科書の内容はもちろん、学校の授業レベルを超えた問題も取り扱っている。授業の量は毎日15分〜20分程度
4位 東進オンライン学校
受講費用: 12か月一括26,136円(月あたり約2,178円)と非常に割安→ 5点
対応科目範囲:国・算・理・社・英の全教科に対応し、学校で扱わない応用内容まで幅広くカバー→ 5点
サービスの特徴と独自性: 大手予備校の東進と四谷大塚の提携により質の高い教材を提供。全教科2学年分の先取り学習が可能なのも特徴→ 4点
サポート体制: 保護者専用ページで毎日の学習状況やテスト結果を確認できるが、手厚い保護者向けサポートは少なめ→ 3点
講師の質と数:映像授業は四谷大塚の専任講師が担当しており質は高い→ 3点
総合スコア 20点
小学生向け通信教育おすすめランキング第4位は、東進オンライン学校です。
東進オンライン学校は、東京大学合格者を多数輩出している「東進」と学習塾大手の「四谷大塚」がタッグを組んで運営を行っています。
各教科にはそれぞれ専門の講師がおり、動画を通じて勉強を教えてくれる形です。
授業後は確認テスト・月末の総まとめテストなどに取り組む流れになっているので、学んだ内容を着実に自分のものにしていけます。
この他にも毎月研究者・経営者・アスリートなど社会の第一線で活躍する人の講座を開講しているため、将来の可能性を広げられるのも東進オンライン学校の大きな強みです。
・受講費用:月額2,178円〜(小学1年生〜小学2年生の場合)と、支出が少なめ
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・の主要4科目の勉強ができる(小学6年生は先取り学習で英語も選択可能)
・サービスの特徴と独自性:講師が東進と四谷大学の精鋭。2学年先の講座も受けられる
・授業の質と量:理解しやすい授業。内容も全国統一小学生テストで高得点が見込めるレベルだが、個別指導はない。1カ月あたりの授業量は、小学1年生〜小学2年生なら1回30分程度を19回分・小学3年生〜小学6年生なら1回30分程度を29回分
5位 Fitオンラインゼミ
受講費用: 小学生コース週1回プランで月額約11,000~13,200円(学年により異なる)→ 4点
対応科目範囲:個別指導は国・算・英に対応し、映像授業では理科・社会や英検対策まで含め全教科を網羅→ 5点
サービスの特徴と独自性: 1対2のオンライン個別授業と集団ライブ授業・映像教材を組み合わせ→ 5点
サポート体制: 担任の講師がつき学習相談や進捗フォローに対応→ 4点
講師の質と数:多数の講師陣による指導をオンラインで受けられる→ 2点
総合スコア 20点
小学生向け通信教育おすすめランキング第5位には、Fitオンラインゼミが挙げられます。
Fitオンラインゼミの特徴は、オンライン上にてリアルタイムで講義を受けられることです。
講師が一度に担当できる人数を2人までに制限しており、生徒一人ひとりの理解度や学校の授業の進み具合を見て講義の内容を調整してくれます。
この他の学習サポートとして、オンライン上に以下のような部屋を用意しています。
・スタディルーム:黙々と勉強できる部屋
・解説ルーム;わからない問題について自由に聞ける部屋
・担任ルーム:担任(講師とは異なる人)が学習アドバイスをしてくれる部屋
上記とは別に映像授業や集団ライブ授業などの学習方法もあるので、Fitオンラインゼミでは「サービス・環境が合わない」といった問題が発生しにくいです。
・受講費用:月額11,330円〜(小学コース週1回プランの場合)で、講義の頻度を増やすと割高になるシステム
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語が対象。英会話や英検対策にも対応している
・サービスの特徴と独自性:映像教材とオンラインライブ型の講座で子どもの学習をサポート。自習室や質問部屋も用意している
・サポート体制:担任の先生が月1で面談をしてくれる。タブレットの貸し出しもあり
・授業の質と量:各生徒に合わせた授業で、説明もわかりやすい。ただし講師は大学生が中心。授業は1回50分程度の内容を週に1回以上行う
6位 RISU算数
受講費用: 月額料金は学習ペースに応じて変動(最大でも約9,350円)と無駄がない→ 5点
対応科目範囲: 教科は算数と英語(英会話)のみに特化し、他教科の内容は扱わない→ 2点
サービスの特徴と独自性:無学年方式で実力に合わせ問題を自動生成し難易度が上がる「オニモード」も搭載→ 4点
サポート体制: 難関大生のチューターがデータ分析に基づき学習をフォロー→ 5点
講師の質と数:指導役のチューターは東大生など難関大学の学生が中心→ 4点
総合スコア 20点
小学生向け通信教育おすすめランキング第6位は、RISU算数です。
RISU算数は算数に特化した通信教育で、学年の範囲に縛られず個々人のレベルに合った難易度の問題を提供しています。
一流大学の現役学生講師が苦手な問題を分析してアドバイスをくれたり解説動画を配布してくれたりするので、学習内容をしっかりと脳内に定着させやすく弱点も克服しやすいです。
応用問題をたくさん用意していることから全国統一教育テストでも良い結果が出やすく、全国No.1を獲った生徒も数多くいます。
英語も取り扱っていて外国人講師によるレッスン動画が見放題なので、ネイティブレベルの英語力を身に付けたい人にもおすすめです。
・受講費用:最大で8,778円。学習の進行度によって細かく料金が区切られているため、自分が使わない無駄なサービスが発生しにくいシステムになっている
・対応科目範囲:算数と英語(レッスン動画)のみを取り扱っている
・サービスの特徴と独自性:AIが自分のレベルに合った問題を用意。苦手をゼロにする→少し難易度を上げるを丁寧に繰り返しながら、着実に学力を伸ばせる
・サポート体制:東京大学や早稲田大学など、トップ大学生からのアドバイスや解説動画あり。メールでの個別相談には、24時間365日いつでも対応している
・授業の質と量:出題される問題がレベル別で取り組みやすく、苦手対策や学習の内容忘れ対策も万全。授業の量は特に決められていないが、目安としては1回20分前後を週に2回程度
7位 すらら
受講費用: 月額8,800円で国語・算数・英語の3教科が学び放題→ 5点
対応科目範囲: 対応教科は国・算・英の3教科のみだが、無学年方式で中学校内容の先取りや前学年の復習もできる→ 2点
サービスの特徴と独自性:アニメキャラクターの対話型レクチャーからAI搭載のドリル練習まで揃った独自システムで、飽きずに理解を深められる→ 5点
サポート体制:現役塾講師が「すららコーチ」として各家庭を担当し、学習状況を見守って保護者に適切な学習計画を提案する万全のサポート→ 5点
講師の質と数:学習指導は「すららコーチ」が行うが人数は多くなく、マンツーマンの個別授業ではない(進捗管理と助言が中心)→ 2点
総合スコア 19点
小学生向け通信教育おすすめランキング第7位は、すららです。
すららでは無学年学習に対応していて、小学1年生〜中学3年生の内容の範囲で自由に過去学んだ内容の復習や今後学ぶ内容の先取りを行うことができます。
文字・音声・アニメーションを使った授業を展開しているので、学習内容を理解しやすく集中力も切れにくいです。
授業後はAIが用意したドリルで知識の定着化を図ることができ、間違えた問題やわからない問題があった際には解説&復習問題で都度学習をサポートしてくれます。
家庭学習のプロによる勉強プランの提案や教育アドバイスもあるので、保護者視点での負担も少ないです。
・受講費用:月額8,800円〜(3教科コースの場合)で、学習し放題
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語に対応している
・サービスの特徴と独自性:小学1年生〜中学3年生までの内容を自由に学べる。知識の定着化を図れるAI搭載型のドリルあり
・サポート体制:保護者に向けて、教育のプロに学習計画や教育方法の相談ができるサポートを用意している
・授業の質と量:着実に基礎学力を身に付けていける内容だが、応用問題は少なめ。授業の量は自分で自由に決められる。英語を除く推定の総学習時間は、小学校低学年なら224時間程度・小学校高学年なら246時間程度
8位 天神
受講費用: 公式サイトで料金非公開(1学年一括購入で約20万円→ 4点
対応科目範囲: 国・算・理・社・生活・英の全科目に対応→ 5点
サービスの特徴と独自性:インターネット接続不要で使えるPC学習ソフト→ 5点
サポート体制:資料請求者には電話・メールでサポート対応→ 4点
講師の質と数: 自宅学習用ソフトのため専任講師による直接指導はなく、学習は基本的に自習形式となる
→ 1点
総合スコア 19点
小学生向け通信教育おすすめランキング第8位は、天神です。
天神はインターネット接続不要のデジタル教材で、1学期〜3学期までの勉強を自分のペースで進められます。
問題数が多く出題方法も複数のパターンを用意しているので、学んだことを頭の中に定着させやすいです。
同時に応用力・読解力・語彙力などを鍛えられるため、将来の可能性も広げてくれます。
親向けに電話相談や教育情報のメール配信サービスを提供しているので、子育てに慣れていない保護者にとっても優しい環境です。
・受講費用:月額制ではなく買い取り型。料金の詳細は、資料請求時に同封される価格表で確認できる
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語・生活の学習に対応している
・サービスの特徴と独自性:タブレット・パソコンでオフライン学習を行える。1年分の範囲を自由に勉強可能
・サポート体制:電話やメールでの相談に対応。教育や子育て情報のメールも配信している
・授業の質と量:基礎学力だけでなく、応用力や読解力なども身に付く内容。ただし基本自習形式で、講師による直接指導はない。授業の量は調整可能
9位 サブスタ
受講費用:月額4,900円と塾に比べ手頃な定額制→ 5点
対応科目範囲: 小4~中3までの主要科目を網羅(国・算・理・社・英)→ 3点
サービスの特徴と独自性:チャットで現状をヒアリングして個別学習計画を作成し、1,000本以上の授業動画→ 4点
サポート体制: LINEやメールでいつでも質問・相談できる個別サポート体制あり→ 4点
講師の質と数:授業動画は有名講師が担当しており質が高い→ 2点
総合スコア 18点
小学生向け通信教育おすすめランキング第9位は、サブスタです。
サブスタではプロの学習アドバイザーが月に1回各生徒の勉強状況に合わせて、学習計画表の作成・修正を行っています。
学習の流れについては授業で重要となるポイントがまとめられた教材を用い、予備校講師から計1,000本以上の動画を通して解説してもらう形です。
その後実施されるテストでも現役の有名塾講師が赤ペンと音声で間違えた問題の解き方をレクチャーしてくれるため、勉強が苦手な子どもも効率良く学力を伸ばしていけます。
・受講費用:月額7,800円〜と、学習塾より利用のハードルが低い価格設定
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会を受講可能。英語(小学生+中学生コースなら受講可能)・〇〇検定対策・プログラミング学習には対応していない
・サービスの特徴と独自性:授業動画が1,000本以上。テストで間違えた箇所に対して、塾講師が赤ペン解説動画を配信してくれる
・サポート体制:テストのフィードバックや学習計画表の作成など、個別のサポートあり
・授業の質と量:実力派の先生が担当している授業動画や解説動画の質は高いが、基本映像での学習で講師の数も少なめ。授業は毎日20分程度の内容
10位 名探偵コナンゼミ
受講費用: 月額2,420円~(学年により異なる)と低価格→ 5点
対応科目範囲: 国語・算数・英語に加え、「思考力」教材や理社融合教材も含まれ全教科に対応→ 5点
サービスの特徴と独自性:名探偵コナンのキャラクターがヒントを出しながら学習を進めるオリジナル教材→ 4点
サポート体制: 会員サイト上で各教材の解説映像を視聴でき、つまずいた点は自分で復習しやすい→ 3点
講師の質と数: 添削やオンライン指導など講師による直接フォローは特になく、自学自習が基本→ 1点
総合スコア 18点
小学生向け通信教育おすすめランキング第10位は、名探偵コナンゼミです。
名探偵コナンゼミでは、「名探偵コナン」のアニメを通して基礎学力や思考力を養うことができます。
キャラクターが各問題の解説をしてくれたり問題のヒントを出してくれたりするため、勉強に対して抵抗がある子どもも取り組みやすい教材です。
毎回学習後には図書カードや名探偵コナンのオリジナルグッズと交換できるポイントがもらえるので、子どものモチベーションがすぐ下がってしまう心配もあまりありません。
・受講費用:2,429円〜(通信教育コースの場合)と、リーズナブルな価格設定
・対応科目範囲:国語・算数・英語に対応。主要科目&生活の問題を取り入れた複合教科や思考力に関する教材も用意している
・サービスの特徴と独自性:名探偵コナンのキャラクターたちと一緒に学習を進められる。基礎学力だけでなく考える力も養える
・サポート体制:全教科に講師の映像解説あり
・授業の質と量:楽しみながら勉強できる内容だが、基本自学自習のスタイルで講師による個別指導はない。授業の量は調整可能で、目安としては毎日「学年×10分」
11位 うんこゼミ
受講費用:月額2,480円と安価(初回10日間は無料体験可)→ 5点
対応科目範囲:小3~6年生対象。国語・算数・理科・社会のほか英語と教養分野まで総合的に学べる→ 4点
サービスの特徴と独自性: 人気の「うんこドリル」をもとにしたゲーム感覚の学習アプリで楽しく継続できる→ 4点
サポート体制:アプリのダウンロード不要ですぐ始められ、解約もいつでも可能と利用ハードルは低い→ 2点
講師の質と数: 選択式問題が中心で講師による個別指導は行われない→ 1点
総合スコア 17点
小学生向け通信教育おすすめランキング第11位は、うんこゼミです。
うんこゼミの学習方法はRPGのようになっていて、問題をクリアするとレベルが上がったりアイテムが手に入ったりしてプレイヤーが強化されます。
強化されたプレイヤーを使って歴史上の偉人と戦っていくシステムなので、ゲーム感覚で楽しみながら知識を蓄えられる内容です。
小学生ウケが良いうんちのキャラクターや「うんこを〇(割)る」といったユーモアのある問題も用意しているため、勉強好きではない子どもも高確率で自主的に取り組んでくれるようになります。
・受講費用:月額2,480円と、続けやすい価格設定。初回10日間は無料で利用できる
・対応科目範囲:小学3年生〜小学6年生を対象に、国語・算数・理科・社会・英語・教養が総合的に学べる教材を発行している
・サービスの特徴と独自性:RPGを遊ぶような感覚で、学習の基礎理解と定着化を図れる。全国の生徒と対戦することも可能
・サポート体制:入会も解約も簡単に行えるようになっているため、利用しやすい。ただし講師によるサポート対応はなし
・授業の質と量:選択形式の優しい問題がメインで、自分でゼロから考える問題は少ない。学習の量は1日10分程度
12位 小学ポピー
受講費用:月額2,980~4,500円と低料金で続けやすい→ 5点
対応科目範囲: 国語・算数・理科・社会に対応(高学年では英語教材も含む)→ 3点
サービスの特徴と独自性: 学校の教科書に準拠したシンプルな紙教材で予習・復習がしやすい→ 2点
サポート体制:専用の学習相談窓口があり、教材に関する質問や学校進度に応じた教材提供にも対応→ 4点
講師の質と数:添削指導や講師の直接関与はない(家庭での学習サポートは保護者に委ねられる)→ 0点
総合スコア 14点
小学生向け通信教育おすすめランキング第12位は、小学ポピーです。
小学ポピーでは「書いて学ぶ」をモットーに、紙教材を中心とした学習サービスを提供しています。
学校で使う教科書の内容に合わせて教材を作成しているので、成績アップが見込みやすいです。
この他の大きな特徴としては、以下のようなサービスを受けられることが挙げられます。
・教育相談サービス:教職経験豊富なスタッフに、子育てや友達関係などの悩みを相談できる
・学習相談サービス:専門スタッフに、教材の問題でわからない点を質問できる
・授業進度対応サービス:授業の進行速度に合わせて、提供する教材を調整してもらえる
サポートの幅が広くあらゆる面で問題解消のお手伝いをしてくれるので、子どもも保護者も負担を感じにくいです。
・受講費用:2,980円〜(小学1年生の場合)と優しい価格帯で、継続しやすい
・対応科目範囲:国語・算数・理科・社会・英語に対応している
・サービスの特徴と独自性:教科書準拠の紙教材を提供。自然な形で学習を習慣化させられる内容になっている
・サポート体制:学習に対する理解度やモチベーションを高めてくれる「デジ・サポ」機能を搭載。子育てや教材などのことで専門スタッフに質問・相談できる窓口あり
・授業の質と量:わかりやすい内容で、校内テストでの点数アップが見込める。ただし直接学習指導してくれる講師はいない。授業の量は毎日15分前後が目安
英語に強い通信教育はどれ?
ここでは、英語に強い通信教育はどれかについて解説していきます。
「英検を取得を目指している」「志望校の受験科目に英語がある」などの人は、ぜひ参考にしてください!
英語に強い通信教育①スマイルゼミ
英語に強い通信教育は、スマイルゼミです。
スマイルゼミの英語学習では、正しく単語や文章を書けているか・発音できているかをキャラクターが判定してくれます。
これにより聞く・話す・読む・書くの4つの能力を総合的に伸ばせるので、実用的な英語力が身に付きやすいです。
英検2級までの対策ができる「英語プレミアム」というオプション講座も用意しているため、本格的に英語を学びたい子どもにもおすすめの教材となっています。
英語に強い通信教育②進研ゼミ Challenge English
進研ゼミChallenge Englishも、英語に強い通信教育です。
進研ゼミChallenge Englishでは、子どもの英語レベルに合わせた学習プランを組んでくれます。
イラスト付きの問題やAIとの会話形式の問題などを通して学習を進める形なので、取り組みやすく英語への理解も深めやすいです。
英検対策や外国人講師との英会話レッスン等のサービスも導入しているため、ネイティブレベルの英語力を手に入れることもできます。
英語に強い通信教育③グローバルクラウン
グローバルクラウンも、英語に強い通信教育の1つに挙げられます。
グローバルクラウンは英語に特化した通信教育で、日英のバイリンガル講師からオンライン英会話形式で直接指導してもらえます。
カードやイラストを使ったレッスンで授業時間も1回20分と短めなので、英語や勉強そのものに苦手意識がある子どもも意欲的に学習に励んでくれやすいです。
レッスン後は講師が今日習った内容・授業中の様子・生徒へのメッセージなどをまとめたレポートを作成してくれるため、保護者視点でも安心して指導を任せられます。
小学生の英語学習ポイント
小学生の英語学習のポイントは、4技能をバランス良く育てることにあります。
英語学習における4技能とは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングのスキルの総称です。
これまで小学校の英語教育は、聞く・話すがメインの内容でした。
しかし現在では読み書きも学習の対象になっているため、小学生として英語の基礎力を身に付けるには「4技能をまんべんなく伸ばす勉強をしていくことが必要」と読み取れます。
特に話す・聞くは身に付けにくい能力なので、英語目的で通信教育を利用する場合はそれらを鍛えられる環境かを事前に確かめたほうが良いです。
基本的には英会話ができたり音声付きの問題があったりする通信教育を選べば、理想的な形で英語学習を進められます。
中学受験対策できる通信教育は?塾なしでも可能?
結論として、通信教育のみで中学受験に合格することは可能です。
通信教育のみで志望校に受かる人もいるため、必ずしも「学習塾に通わなければならない」というわけではありません。
ただし企業によって受験対策の程度は異なるので、入会を決める際は中学受験用の問題が充実しているか・サポート体制が整っているかをチェックしておいたほうが良いです。
今回紹介した中ですと、以下の通信教育が中学受験対策におすすめです。
・進研ゼミ
・Z会
・東進オンライン学校
上記の通信教育では中学受験を想定した教材・サポートを用意しているので、入会すれば合格に必要な学力や思考力を養える見込みがあります。
不登校の小学生におすすめの通信教育は?
学校に行かずに平均的な学力を身に付けたい小学生は、オンライン家庭教師型通信教育かフリースクール系オンライン学習サービスを利用するのがおすすめです。
ここでは、これらの通信教育の特徴や不登校の小学生におすすめな理由などについて解説していきます!
オンライン家庭教師型通信教育
オンライン家庭教師型通信教育は、インターネットを介してマンツーマンで授業を受けられるサービスです。
リアルタイムで音声と映像を通して指導してもらえるので、子ども側は疑問点をすぐに質問して解消でき・先生側は生徒がつまづいている箇所にすぐ気づいて対処できます。
自宅で学校と同等レベルの学習環境を整えられるため、不登校の子どもも同学年の生徒たちの学習ペースについていきやすいです。
おすすめのオンライン家庭教師型通信教育 トライのオンライン個別指導塾
項目 | 内容 |
---|---|
料金目安 | 非公開/完全1対1のためやや高額 |
対応学年・科目 | 小1〜高3・大学受験/全科目 |
主な特徴 | 完全マンツーマン・教育プランナー・AI教材・前日22時まで振替可 |
サポート | LINE相談・定期面談・講師交代無料 |
講師 | 認定教師約33万人・多様な専門性 |
トライのオンライン個別指導塾は、オンライン授業満足度ナンバーワンを獲得(イード・アワード2023塾における高校生・大学受験生個別指導オンライン授業)した、人気のサービスです。完全1対1だからこそできるハイクオリティな授業は、小学生向けのオンライン塾としても高い評価を受けています。
トライのオンライン個別指導塾の特徴は、完全マンツーマン指導である点。講師とお子さんが1対1でやり取りをしますから、お子さんのペースで、目的に合わせた授業を受けることができます。
フリースクール系オンライン学習
フリースクール系オンライン学習は、インターネット上の学校で勉強できるサービスです。
リアルの学校と同じように先生から教育指導を受けられたり生徒同士で交流を行えたりする環境で、元々通っていた小学校で出席扱い(条件あり)にしてもらうこともできます。
スクールによってはe-スポーツ大会に向けた練習会やイラスト発表会といった活動も実施していて、教科の枠を超えた学びや気づきを得ることも可能です。
メンタルケア・教育相談など親向けのサポートも充実している傾向にあるため、現在子育ての悩みを抱える保護者も不登校の子どもに対して適切な接し方ができるようになる見込みがあります。
おすすめのフリースクール系オンライン学習 SOZOWスクール小中等部
項目 | 内容 |
---|---|
料金目安 | 自分探Qコース月額 ¥25,000 好き探Qコース月額 ¥33,000 未来探Qコース月額 ¥40,700 入学金 ¥19,800 |
対応学年・科目 | 小小4〜中3 |
主な特徴 | ・ゲームやイラストなど、子どもが好きなことで楽しめる ・カメラのオンオフ、チャットも自由で安心感がある ・500人以上が在籍している |
こんな方におすすめ | ・LINE相談・ワクワクできるようなスクールが良い ・ITの世界に慣れ親しんで欲しい ・定期面談など、保護者のサポートもしてほしい |
SOZOWスクール小中等部は、小学4年生から中学3年生を対象としたオンラインフリースクールで、2023年11月に正式開校しました。
「好きを学びに。未来を自在に。」をコンセプトに、子どもたちの好奇心を引き出す多様なプログラムを提供しています。学習はメタバースキャンパスを活用し、全国どこからでも参加可能です。5教科の学習支援に加え、プログラミングやアートなどの探究活動、プロの講師によるライブ授業も実施。
また、個別メンター制度や出席認定のサポートも充実しており、不登校や学校に馴染めない子どもたちにとって、新たな学びの選択肢となっています。
タブレット学習のメリットと通信教材選び
通信教育ではタブレット学習が多い
通信教育をはじめオンライン学習ではタブレット学習を使用するケースが多いです。タブレットを使用することで教材のアップデートや解答・質問の共有がスムーズにできるなどのメリットがあります。
ここでは、タブレット学習のメリットやタブレット通信教材選びのコツについて解説していきます。
「タブレット学習にすべきなのかな?」「どの通信教材を選ぶのが正解かな?」と悩んでいる人は、今後の方針決めの材料にしてください!
タブレット学習の主なメリット
タブレット学習のメリットは、主に以下のものが挙げられます。
・タブレット1台で各科目の勉強ができるため、部屋が散らからない
・勉強プランの作成や苦手な問題のピックアップなど、AIに学習サポートをしてもらえる
・音声・映像・ゲーム等を用いた教材のため、内容を理解しやすくやる気も維持しやすい
学習のハードルが低いうえに効率的に学力を伸ばしていけるので、タブレット学習は「勉強があまり好きではない」「周りより理解が遅い」といった子どもにもおすすめです。
タブレット通信教材を選ぶポイント
どのタブレット通信教材を利用すれば良いかは、目標・性格・予算などによって変わってきます。
目標・性格・予算別におすすめのタブレット通信教材を、以下にまとめました。
・平均的な学力が欲しい場合:基礎学習メインの教材
・中学受験を検討している場合:受験対策問題・応用問題が豊富な教材
・飽き性だったり勉強嫌いだったりする場合:ゲームやアニメーションが多い教材
・教育にかけられる予算があまりない場合:長期間無理なく継続できる料金の教材
上記のように自分に合った通信教育教材を選べると、サービスをフル活用できます。
成果が出ない・金銭的に厳しいなどが理由で途中退会に至る問題も防げるため、入会先決めの際はチェックしてみてください。
まとめ:目的に合った通信教育で楽しく学ぼう!
今回は、小学生向けの通信教育おすすめランキングを紹介していきました。
以下、本記事のポイントまとめです。
・小学生向けの通信教育は、学習塾より料金が安く学習の自由度も高い
・小学生向け通信教育で特に人気なのは、進研ゼミ小学講座・Z会小学生コース・スマイルゼミ
・英語学習におすすめの通信教育は、スマイルゼミ・進研ゼミChallenge English・グローバルクラウン
・授業外学習が通信教育のみでも、中学受験に合格することはできる
・不登校の小学生におすすめの通信教育は、オンライン家庭教師型通信教育・フリースクール系オンライン学習
・タブレット学習のメリットは、勉強に取り組みやすく効率的に学力を伸ばせること
・タブレット通信教材選びの際は、子どもの目標や性格・保護者の予算に合っているか確認したほうが良い
小学生向け通信教育は、それぞれ特徴・強み・対応科目などが異なります。
適当に選ぶと時間やお金を無駄にしてしまいかねないため、利用する通信教育を決める際は子どもや保護者の自分に合った環境かをしっかり確認しておきましょう!