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介護バイトは高校生でもできる!資格なしの未経験でもできる仕事内容とおすすめの資格

高校生のみなさん、アルバイト先に介護の仕事を選択肢に入れたことはありますか?「介護バイト高校生」というと難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は高校生でも資格なしで介護のアルバイトができるんです。本記事では、高校生でも介護バイトができる理由や仕事内容、さらに高校生におすすめの介護関連資格について詳しく紹介します。介護のアルバイトに興味がある高校生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

介護バイトは高校生でもOK!資格がなくても働ける

結論から言うと、介護のアルバイトは高校生でも十分に可能です。法律上でも中学卒業後(15歳になって最初の3月31日を過ぎた後)であればアルバイトができる年齢となり、つまり高校生になれば介護の仕事に就くこともできます。労働基準法により18歳未満は夜22時~翌5時の深夜労働が禁止されていますが、18歳以上になれば法律上は時間の制限もありません(ただし校則などで制限がある場合もあります)。まずは自分の学校のルールを確認し、保護者の同意も得ておきましょう。

介護施設側の視点でも、高校生アルバイトを積極的に採用するところは増えています。一部の求人では「高校生不可」としている施設もありますが、近年では人手不足もあり「高校生歓迎」の介護求人も増加傾向です。特に高齢者と接する職場では、若い高校生の存在が場を明るくすることもあり歓迎されるケースも少なくありません。資格がなくてもできる業務がたくさんあるため、介護の現場では無資格の高校生アルバイトも十分戦力になります。

もちろん、介護のアルバイトを許可していない高校もあるので、学校生活との両立は大前提です。学校でアルバイト許可が必要な場合は必ず申請を行い、学業に支障が出ない範囲でシフトを組んでもらいましょう。また、高校生は22時以降の夜勤シフトには入れませんが、日中や夕方までのデイシフトであれば問題なく勤務できます。以上の点を守れば、高校生でも介護バイトにチャレンジできます。

資格なしの高校生が介護バイトで行う仕事内容

介護バイトでは、有資格のプロが行う業務と無資格でもできる業務が明確に分かれています。高校生の皆さんが資格なしで介護アルバイトをする場合、主に利用者さんの日常生活をお手伝いする業務が中心です。具体的には、以下のような仕事を担当することが多いです。

日常生活を送るお手伝い

利用者である高齢者の方が快適に過ごせるよう、日常生活上の簡単なお世話をします。たとえば食事の配膳・下膳、お部屋や共用スペースの清掃、洗濯物の片付けなどの環境整備は典型的な仕事です。また、利用者さんの話し相手になることも大切な役割です。高齢者の中には一人暮らしで会話が少ない方もいるため、優しく声をかけてコミュニケーションを取ることで心のケアにもつながります。利用者さんの様子を見守り、何か困っていそうであれば職員に伝えるなど、見守り役として寄り添うことも高校生バイトの重要な仕事です。

レクリエーションなどの準備やサポート

介護施設では、利用者の方々が楽しく過ごせるようにレクリエーション活動がよく行われます。高校生バイトは、このレクリエーションの準備や運営のサポートも担当することがあります。具体的には、レクリエーションで使うゲームの道具を準備したり、イベント時の飾りつけを手伝ったり、歌レクの曲の練習を手伝ったりと内容は様々です。レクリエーション中は利用者さんと一緒に歌ったり体操したりと、場を盛り上げながらサポートします。若い高校生が積極的に関わることで、高齢の利用者さんも元気をもらえることが多く、「一緒にいるだけで明るくなる」と喜ばれることもあります。レクリエーションの時間以外でも、利用者さんと一緒に折り紙をしたりお茶を飲みながら会話したりと、日々の余暇活動をサポートすることも仕事のひとつです。

有資格の介護士が行う身体介護の補助

介護職の中でも食事介助や入浴介助、排せつ介助などの身体に直接触れる介護は、本来は専門の資格を持った介護職員が主体となって行います。ただし、高校生バイトであっても有資格者の指示のもとであればこうした身体介護の一部を補助することが可能です。たとえば入浴後に利用者さんの髪をドライヤーで乾かしてあげたり、食事の際にスプーンで食べ物を口元に運ぶお手伝い(食事介助の補助)をしたりといった具合です。無資格者だけで利用者さんの体を直接介助することはできませんが、必ずそばに有資格の先輩職員が付いてサポートしてくれるので安心です。自分一人では難しい作業も、先輩の指導に従ってお手伝いしながら、少しずつ介護のスキルを学ぶことができます。

施設の事務や雑務の補助

介護施設では、利用者さんのお世話以外にも様々な雑務や事務作業があります。高校生の介護バイトは、こうした裏方の仕事も任されることが多いです。たとえば、簡単な事務作業(書類整理やコピー取り)や、来客があったときのお茶出し、備品の買い出しの手伝いなどです。また、送迎車の洗車や車椅子の清掃、消毒作業など施設全体の衛生維持に関わる仕事を頼まれることもあるでしょう。これらの業務は資格がなくても十分に対応でき、高校生でも戦力になれる部分です。幅広い雑務を経験できるので、「施設全体を支える縁の下の力持ち」として活躍できます。

介護バイトをしたい高校生におすすめの資格

介護のアルバイトは無資格でも始められますが、余裕があれば関連する資格を取っておくと安心感にもつながります。ここでは、高校生でも取得可能なおすすめ介護関連資格を2つ紹介します。

認知症介護基礎研修

認知症介護基礎研修は、2024年から介護現場で働く無資格者に対して受講が義務化された新しい研修です。介護の仕事で避けて通れない認知症ケアの基礎を学ぶ内容で、具体的には認知症の症状や接し方、支援の考え方などを一通り教えてくれます。難易度はそれほど高くなく、研修はわずか1日で修了可能です。多くの自治体ではeラーニング(動画視聴150分+確認テスト)対面研修(講義3時間+演習3時間)で実施しており、自分のペースで学びやすいことも特徴です。受講費用も3,000~5,000円程度と比較的安価で受けやすくなっています。

高校生で介護バイトを始めるなら、この認知症介護基礎研修を受けておくと現場でとても役立ちます。研修では認知症の方への声かけの工夫困った行動への対応方法なども学べるため、利用者さんと接するときの自信につながるでしょう。受講方法は各都道府県が指定する団体や施設で行う研修に申し込む仕組みで、勤務先の施設を通じて申し込むケースが一般的です(まずはバイト先に「認知症基礎研修を受けたい」と相談してみましょう)。たった1日で修了できる研修なので、夏休みなどを利用して受けてみるのもおすすめです。

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護業界で働く上での登竜門ともいえる入門資格です。130時間ほどの講義・実習を受講し、修了試験に合格すると取得できます。内容は介護に関する幅広い基礎知識と技術で、身体介護の方法からコミュニケーションの取り方まで包括的に学べます。高校生でも16歳以上であれば受講可能で、実際に受講者の約4人に1人は19歳以下というデータもあります。スクールによっては未成年の受講に保護者の同意が必要・高校生不可などの場合もありますが、中卒以上で受講を受け付けているケースも多いです。

初任者研修を取得しておくと、介護バイトの現場でもできる業務の幅が広がります。資格を持っていれば基本的な身体介護(食事・入浴・排せつ介助など)も任せてもらえることが増え、より深く介護の仕事に携わることができるでしょう。研修修了までに1~2カ月程度かかるため、高校生活と並行して通学講座に通うのは簡単ではありませんが、通信講座や長期休暇を利用して取得する高校生もいます。将来本格的に介護の道に進みたいと考えているなら、早めに初任者研修を取得しておくと就職時にも有利になるでしょう。介護バイトをしながら研修で学んだ知識を実践に活かせるので、勉強のモチベーションも上がりますよ。

高校生の介護バイトの勤務先

高校生が介護のアルバイトをする場合、働く職場として多いのがデイサービス老人ホーム(高齢者施設)です。介護施設には様々な種類がありますが、高校生OKの求人を探すと主にこれらの施設がヒットするでしょう。ここでは、それぞれの勤務先の特徴を紹介します。

デイサービス

デイサービスは通所介護とも呼ばれ、利用者である高齢者の方が日中だけ施設に通ってくるサービスです。自宅で暮らすお年寄りが朝に施設に来て、夕方には自宅に帰るため、基本的に夜勤がなく日中のみの施設です。そのため高校生でも働きやすく、特に学校が休みの土日や長期休暇にデイサービスでアルバイトをする高校生がいます。デイサービスでの仕事内容は、先ほど紹介したような食事配膳やレクリエーション補助、清掃などが中心です。利用者さんが入浴するサービスを提供している場合は、入浴後の簡単なケア(ドライヤーで髪を乾かすなど)を手伝うこともあります。

デイサービスは利用者さんが日々入れ替わりで来所するため、多くの高齢者と出会えるのが魅力です。一度に対応する利用者数は施設によりますが、10~20名程度のことが多く、スタッフも複数人いるので高校生でも安心して働けます。「高齢者とお話しするのが好き」「おじいちゃんおばあちゃんに元気になってほしい」という高校生にはぴったりの職場でしょう。

老人ホーム

老人ホームとは、高齢者の方が生活の場として入居している施設の総称です。特別養護老人ホーム(特養)、介護付き有料老人ホーム、グループホームなど種類はいくつかありますが、いずれも高齢者がそこで夜も含めて暮らしている施設です。老人ホームでは24時間体制で介護が提供されているため、アルバイトでも早朝や夕方以降のシフトに入る募集が見られることがあります(ただし高校生は夜22時以降は働けません)。学校帰りの夕方〜夜ご飯前までの時間帯や、休日の日中シフトなどで高校生が働くケースが多いようです。

老人ホームでの業務内容も基本的には生活サポートや見守り、清掃など無資格でできる範囲が中心です。ただ、入居施設では利用者さんの日常的な介助ニーズが多いため、スタッフの指示のもと食事介助や移動介助の補助に入る場面もあります。特に夕食時の配膳・介助や、就寝前の準備のお手伝い(着替えの手伝い、歯磨きの声かけ等)といった生活リズムに沿った介護をサポートすることになるでしょう。入居者の方とは顔なじみになりやすく、「○○ちゃん今日も来てくれたのね」と覚えてもらえる喜びもあります。

なお、老人ホームによっては高校生の募集を行っていないケースも少なくありません。医療ケアが必要な重度の方が多い施設では即戦力が求められるため、高校生は難しい場合もあります。しかし介護老人保健施設(リハビリをして在宅復帰を目指す施設)などでは高校生可の求人も見受けられます。興味のある施設があれば、「高校生可」「無資格可」の求人になっているかチェックしてみましょう。

高校生が介護バイトをするメリットとデメリット

実際に高校生が介護のアルバイトをすることで、どのような良いことがあるのでしょうか?また大変なことも、事前に把握しておくと安心です。ここでは、高校生が介護バイトをするメリットデメリットを整理していきます。

高校生が介護バイトをするメリット

高校生が介護バイトに挑戦するメリットはたくさんありますが、主なものを挙げると次の通りです。

  • 時給が比較的高い: 介護業界は人手不足の影響もあり、アルバイトの時給が高めに設定されていることが多いです。実際に、高校生OKの介護求人でも時給1,000円以上の募集は珍しくなく、一般的な高校生アルバイトの相場より高い傾向があります。短時間でも効率良く稼げるので、稼ぎたい高校生には嬉しいポイントです。
  • シフトの融通が利きやすい: 介護施設は基本的にシフト制でスタッフが働いており、アルバイトも自分の都合に合わせてシフトを組みやすいです。テスト期間中はシフトを減らす、長期休みは多めに入る、といった調整もしやすく、部活や勉強との両立もしやすいでしょう。施設によっては、週2~OKや1日3時間勤務からOKなど柔軟な求人もあります。
  • 将来に活きる貴重な経験: 介護の現場での経験は、将来とても役立ちます。高齢者との接し方や介助の知識が身につくことで、家族の介護が必要になったときに落ち着いて対応できたり、進学・就職で介護や医療の道に進む際に大きな糧になったりします。実際に「高校生のうちから介護に携わった経験が、将来の進路選択や就活に役立った」という声も少なくありません。また、人の役に立つ喜びやコミュニケーション能力向上など、人間的な成長も得られるでしょう。
  • 社会貢献ややりがいを感じられる: 介護の仕事は、困っている人の助けになる尊い仕事です。高校生のうちから社会の役に立つ経験ができること自体が、大きなメリットです。「ありがとう」と感謝の言葉を直接言ってもらえる機会も多く、人の役に立っている実感・やりがいを味わえるでしょう。

高校生が介護バイトをするデメリット

一方で、高校生が介護のアルバイトをするにあたって知っておきたい大変な点・注意点もあります。

  • 責任の重さを感じる場面がある: 介護の現場では高齢者の命に関わるケアも行われており、仕事には常に緊張感が伴います。高校生の場合重大な判断を任されることは少ないですが、それでも「人の命を預かっている場にいる」というプレッシャーは感じる可能性が高いです。命に直結する仕事ゆえの責任感は、他のアルバイトにはない大変さと言えます。
  • 体力的にハード: 介護の仕事は立ちっぱなし・動きっぱなしになる場面が多く、体力勝負な一面があります。有資格者の先輩の介助を補助する際も、高齢者の体を支えたり車椅子を押したりといった力仕事が出てきます。重労働というほどではありませんが、コンビニバイトのような接客業と比べると体力的な疲労を感じやすいでしょう。普段から運動部で鍛えている人はともかく、そうでない人は最初は無理せず徐々に慣れていく必要があります。
  • 精神的にきついことがある: 相手にするのはご高齢の利用者さんですので、中には認知症でコミュニケーションが難しい方や、介護スタッフに対してきつく当たってしまう方もいます。相手に悪気はなくても、暴言を言われてショックを受けるケースもあり得ます。また、仲良くなった利用者さんが体調を崩したり亡くなったりといった状況に直面することもあるでしょう。高校生にとってご高齢の方と接する機会は新鮮ですが、現場では認知症による言動や死と向き合う場面もゼロではないことは理解しておきましょう。
  • 学校との両立が課題: 介護バイトはシフトの融通が利くとはいえ、人手不足の施設だと「学生でもできるだけ出勤してほしい」と頼まれるケースも考えられます。断りきれずシフトを入れすぎると、学業や部活との両立が難しくなる恐れがあります。特にテスト前や受験生の時期には、勉強時間をしっかり確保することが大事です。アルバイトと学校生活のバランスを取る自己管理が求められる点にも注意しましょう。

介護バイトに向いている高校生の特徴

介護のアルバイトに興味はあるけれど、「自分に向いているかな?」と不安な高校生もいるでしょう。そこで最後に、介護バイトに向いている高校生の特徴をいくつか紹介します。当てはまるものがあれば、きっと楽しく働けるはずですよ。

  • 人と接するのが好き: お年寄りとお話ししたり誰かのお世話をしたりするのが好きな人は、介護バイトに向いています。利用者さんとの会話を楽しめる明るさがあると喜ばれるでしょう。
  • 思いやりがあり気遣いができる: 相手の立場に立って考え、困っている様子に気づいて行動できる人は大歓迎されることが多いです。介護の現場では利用者さんの些細な変化に気づき、先回りしてサポートすることが求められます。
  • 責任感が強い: 与えられた仕事をしっかりやり遂げる責任感は、とても大事です。介護現場では命を預かる緊張感もありますから、「任せてください!」という責任感のある高校生は信頼されます。
  • 誰かの役に立ちたい気持ちがある: 人のために頑張れる人は、介護の仕事に向いています。困っているお年寄りを見たら助けずにいられない、喜んでもらえると自分も嬉しい、そんな気持ちを持っている人はぜひ挑戦してみましょう。

以上、高校生の介護バイトについて、仕事内容からメリット・デメリット、そしておすすめ資格まで解説しました。最初は不安もあるかもしれませんが、実際に飛び込んでみれば得られるものは大きいでしょう。思いやりと元気があれば、高校生でも介護の現場で立派に活躍できます。興味を持った方は、ぜひ求人をチェックしてみてくださいね。優しい高校生の皆さんの力が、きっと介護の現場で求められていますよ!










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