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【学資保険】人気11社を徹底比較!キャンペーン情報あり

人気の医療保険おすすめ比較ランキングTOP10!年代別のおすすめや選び方も解説

「そろそろ医療保険に入ったほうがいいのかな?」「今入っている保険を見直したいけど、種類が多すぎてどれがいいかわからない…」

病気やケガによる急な入院や手術に備えるための医療保険。公的医療保険制度がある日本でも、自己負担分や差額ベッド代、先進医療費など、想定外の出費は少なくありません。

しかし、いざ医療保険を選ぼうとすると、「保障内容は?」「保険料は?」「掛け捨てと貯蓄型どっちがいいの?」など、たくさんの疑問が湧いてきます。

この記事では、そんな医療保険選びに悩むあなたのために、ファイナンシャルプランナー(FP)の知見も交えながら、人気の医療保険をランキング形式で徹底比較します。

この記事を読めば、あなたに最適な医療保険が見つかり、安心して毎日を過ごすための一歩を踏み出せるはずです。

この記事でわかること

  • 人気の医療保険おすすめ比較ランキングTOP10
  • 20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代の年代別おすすめ医療保険
  • 失敗しない医療保険の選び方のポイント(保障内容、保険期間、保険料など)
  • 女性特有の疾病や持病がある場合の保険の選び方

それでは、早速おすすめの医療保険ランキングから見ていきましょう。


目次

人気の医療保険おすすめ比較ランキングTOP10比較

数ある医療保険の中から、保障内容の充実度、保険料、そして顧客からの人気や評判を総合的に判断し、おすすめの医療保険をランキング形式で10商品厳選しました。それぞれの特徴を比較し、あなたに合った保険を見つけるための参考にしてください。

TOP1:オリックス生命「医療保険 新CURE Next(キュア・ネクスト)」

保険会社名オリックス生命保険株式会社
商品名医療保険 新CURE Next(キュア・ネクスト)
契約可能年齢0歳~85歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払(60歳・65歳・70歳・80歳払済)
特徴七大生活習慣病に手厚く、先進医療の保障も充実

【特徴・おすすめの理由】

オリックス生命の「医療保険 新CURE Next」は、数ある医療保険の中でも常に人気ランキング上位に位置する、非常にバランスの取れた商品です。

最大の特徴は、七大生活習慣病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全)による入院の支払限度日数が無制限になる点です。これらの病気は入院が長期化しやすいため、日数を気にせず安心して治療に専念できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

また、入院の有無にかかわらず、約1,000種類の手術を保障する点も魅力です。日帰り手術や外来での手術も対象となり、まとまった一時金を受け取れます。さらに、先進医療特約を付加すれば、技術料と同額(通算2,000万円まで)が保障されるため、高額になりがちな先進医療にもしっかりと備えることができます。

【どんな人におすすめ?】

  • 生活習慣病のリスクに手厚く備えたい方
  • 保険料と保障内容のバランスを重視する方
  • 日帰り手術など短期の入院・手術にもしっかり備えたい方

コストパフォーマンスに優れ、幅広いニーズに対応できるため、「どの医療保険を選べばいいか分からない」という方が最初に検討するべき保険の一つです。


TOP2:住友生命「総合医療保険 Dreadnought(ドレッドノート)」

保険会社名住友生命保険相互会社
商品名総合医療保険 Dreadnought(ドレッドノート)
契約可能年齢0歳~85歳
保険期間終身・定期
払込期間終身払・短期払
特徴入院・手術・退院後までトータルで手厚く保障

【特徴・おすすめの理由】

「総合医療保険 Dreadnought」は、その名の通り、病気やケガによるリスクを包括的にカバーする手厚い保障が魅力です。

基本保障である入院給付金・手術給付金に加え、入院一時給付金や通院治療給付金などを特約で付加することで、入院前から退院後のケアまでトータルでサポートします。特に「入院一時給付特約」は、日帰り入院からまとまった給付金が受け取れるため、入院期間が短期化している現代の医療事情にマッチしています。

また、がん、心疾患、脳血管疾患の三大疾病に対して、一時金やその後の治療を手厚く保障する特約が充実しているのも強みです。自由な組み合わせで自分だけの保障プランを設計できるため、オーダーメイドの安心を手に入れたい方に最適です。

【どんな人におすすめ?】

  • 入院から退院後の通院まで、トータルで手厚い保障を求める方
  • 三大疾病のリスクに特に手厚く備えたい方
  • 大手生命保険会社の安心感を重視する方

TOP3:チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ DX」

保険会社名チューリッヒ生命保険株式会社
商品名終身医療保険プレミアムZ DX
契約可能年齢20歳~75歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払(55歳~80歳までの5歳刻み)
特徴入院一時金が主契約で短期入院に強い

【特徴・おすすめの理由】

チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ DX」は、入院給付金日額ではなく、入院時にまとめて受け取れる「入院一時金」が主契約です。

日帰り入院でもまとまった一時金(5万円~30万円で設定可能)を受け取れるため、短期入院時の自己負担をカバーできます。

長期入院に備えて入院給付金を追加したり、七大疾病や女性疾病、先進医療などの特約を付加したりすることも可能です。必要な保障を必要な分だけ追加していくスタイルなので、保険料の無駄を省き、合理的なプランを組みたい方から高い評価を得ています。

【どんな人におすすめ?】

  • 日帰り入院や短期入院でもまとまったお金を受け取りたい方
  • 合理的で無駄のない保険プランを自分で設計したい方
  • 保険料を抑えつつ、必要な保障はしっかり確保したい方

TOP4:日本生命「ニッセイみらいのカタチ 総合医療保険」

保険会社名日本生命保険相互会社
商品名ニッセイみらいのカタチ 総合医療保険
契約可能年齢0歳~85歳
保険期間終身・定期
払込期間終身払・短期払
特徴豊富な特約と大手ならではの安心感

【特徴・おすすめの理由】

日本最大の生命保険会社である日本生命が提供する「ニッセイみらいのカタチ」は、死亡保障や介護保障など、様々な保障を自由に組み合わせられる保険シリーズです。中核をなす「総合医療保険」は、安心感と信頼性で選ばれています。

基本的な入院・手術・放射線治療の保障をベースに、約20種類の豊富な特約の中から、ライフプランやニーズに合わせて自由に組み合わせられるのが最大の魅力です。例えば、三大疾病に備える「特定重度疾病保障保険」や、女性特有の病気に備える「女性特定疾病保障保険」などを追加することで、保障を強化できます。

全国に広がる営業職員による対面でのコンサルティングを受けられるため、専門家と相談しながらじっくり保険を選びたい方にも適しています。

【どんな人におすすめ?】

  • 日本トップクラスの保険会社ならではの安心感や信頼性を求める方
  • 担当者と相談しながら、自分にぴったりの保障をオーダーメイドで設計したい方
  • 医療保障だけでなく、死亡保障や介護保障なども含めて総合的に備えたい方

TOP5:はなさく生命「かんたん告知はなさく医療」

保険会社名はなさく生命保険株式会社
商品名かんたん告知はなさく医療
契約可能年齢20歳~85歳
保険期間終身
払込期間終身払
特徴持病や既往症がある方も入りやすい引受基準緩和型

【特徴・おすすめの理由】

はなさく生命は、日本生命グループの一員として、シンプルでわかりやすい保険商品を提供しています。「かんたん告知はなさく医療」は、健康状態に関する告知項目が3つと少なく、持病や過去に病気をした経験がある方でも申し込みしやすい「引受基準緩和型医療保険」です。

糖尿病やうつ病、高血圧などで治療中の方や、過去に入院・手術を経験した方でも、所定の告知項目に該当しなければ加入できます。

保険料は通常の医療保険より割高になりますが、入院・手術の基本的な保障に加え、先進医療や入院一時金などの特約も付加でき、充実した保障を備えることが可能です。「持病があるから」と保険加入を諦めていた方にとって、心強い選択肢となるでしょう。

【どんな人におすすめ?】

  • 持病や既往症があり、通常の医療保険への加入が難しい方
  • 簡単な告知で申し込みたい方
  • 高齢で健康に不安がある方

TOP6:メットライフ生命「終身医療保険 マイフレックス」

保険会社名メットライフ生命保険株式会社
商品名終身医療保険 マイフレックス
契約可能年齢18歳~85歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
特徴健康な人ほど保険料が安くなる健康割引制度

【特徴・おすすめの理由】

メットライフ生命の「終身医療保険 マイフレックス」は、健康状態によって保険料が変わります。喫煙歴や血圧、BMI値などが所定の基準を満たすと「健康割引」が適用され、通常よりも安い保険料で加入できます。

保障内容も充実しており、七大生活習慣病による入院は支払限度日数が2倍になり、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で入院した場合は支払限度日数が無制限になります。長期化するリスクの高い病気に手厚く備えられる設計です。

また、「入院継続時給付特約」を付加すれば、30日以上の長期入院時に追加で給付金を受け取れるなど、万が一の際の経済的負担をさらに軽減できます。健康に自信があり、その分保険料を安くしたいと考える合理的な方におすすめです。

【どんな人におすすめ?】

  • タバコを吸わない、血圧・BMIが基準値内など、健康状態に自信がある方
  • 合理的な保険料で手厚い保障を備えたい方
  • 生活習慣病、特に長期入院のリスクに備えたい方

TOP7:アフラック「医療保険 EVER Prime(エヴァー プライム)」

保険会社名アフラック生命保険株式会社
商品名<ちゃんと応える医療保険 EVER Prime>
契約可能年齢満6歳~満85歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
特徴入院前後の通院まで保障する手厚い保障

【特徴・おすすめの理由】

がん保険で有名なアフラックですが、医療保険も非常に人気があります。「医療保険 EVER Prime」は、入院だけでなく、その前後の通院まで保障の範囲を広げている点が大きな特徴です。

入院の原因となった病気やケガであれば、入院前の60日間と退院後の120日間の通院を保障する「通院ありプラン」を選べます。これにより、自宅療養中の経済的な負担も軽減できます。

また、三大疾病や女性疾病、介護など、将来の不安に合わせて選べる豊富な特約ラインナップも魅力です。長年にわたり多くの契約者に支持されてきた実績と、時代のニーズに合わせて進化し続ける商品開発力が、アフラックの強みと言えるでしょう。

【どんな人におすすめ?】

  • 入院だけでなく、その前後の通院治療まで手厚く備えたい方
  • 豊富な特約の中から、自分に必要な保障を細かく設定したい方
  • 多くの人に選ばれている実績と安心感を重視する方

TOP8:県民共済

運営団体全国生活協同組合連合会(都道府県民共済)
商品名生命共済(例:総合保障型、入院保障型など)
契約可能年齢0歳~64歳(コースによる)
保険期間定期(1年更新、最長85歳まで保障継続可能)
掛金年齢・性別に関わらず一律(コースによる)
特徴掛金が安く、割戻金制度がある

【特徴・おすすめの理由】

営利を目的としない共済組合が運営する県民共済は、圧倒的な掛金の安さが最大の魅力です。例えば「総合保障型」なら月掛金2,000円で、入院・手術だけでなく死亡保障までカバーできます。

また、年齢が上がっても掛金は一定で、毎年の決算で余剰金が出た場合に「割戻金」として掛金の一部が戻ってくる制度も大きな特徴です。これにより、実質的な負担はさらに軽くなります。

ただし、保障内容は60歳や65歳を境に少なくなり、高齢期の保障は手薄になります。また、保障内容はパッケージ化されており、特約などで細かくカスタマイズすることはできません。保障は生涯続く終身タイプではなく、定期タイプであることも理解しておく必要があります。

【どんな人におすすめ?】

  • とにかく保険料(掛金)を安く抑えたい若者や独身の方
  • 保障内容はシンプルで最低限あればよいと考える方
  • 民間の保険と組み合わせて保障を補強したい方

TOP9:なないろ生命「なないろメディカル礎(いしずえ)」

保険会社名なないろ生命保険株式会社
商品名なないろメディカル礎(いしずえ)
契約可能年齢20歳~75歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
特徴入院一時金が主契約で、業界最安水準の保険料

【特徴・おすすめの理由】

なないろ生命は、朝日生命グループの保険会社で、シンプルでわかりやすく、手頃な保険料の商品を提供しています。「なないろメディカル礎」は、チューリッヒ生命と同様に入院一時金を主契約としており、日帰り入院からまとまった給付金を受け取れる点が特徴です。

最大のセールスポイントは、業界最安水準の保険料です。保障をシンプルにすることで、驚くほどの低価格を実現しています。例えば、30歳男性が入院一時金10万円のプランに加入した場合、月々の保険料は1,000円を下回ることもあります。

もちろん、入院給付金や手術保障、先進医療などの特約を付加して保障を手厚くすることも可能です。コストを徹底的に抑えたい方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

【どんな人におすすめ?】

  • 保険料をとにかく安くしたい方
  • 日帰り入院などの短期入院に重点的に備えたい方
  • シンプルな保障内容を好む方

TOP10:楽天生命「楽天生命スーパー医療保険」

保険会社名楽天生命保険株式会社
商品名楽天生命スーパー医療保険
契約可能年齢20歳~79歳
保険期間終身
払込期間終身払
特徴ネット申込で保険料が割安、楽天ポイントが貯まる・使える

【特徴・おすすめの理由】

「楽天生命スーパー医療保険」は、ネット申込に特化することで人件費や店舗コストを抑え、割安な保険料を実現しています。

基本的な入院・手術保障をベースに、必要な特約を選んでいくシンプルな構造で、ウェブサイト上で簡単に見積もりから申し込みまで完結できます。

楽天ユーザーにとっては、保険料の支払いで楽天ポイントが貯まったり、保険料の支払いにポイントを使えたりする点も見逃せないメリットです。普段から楽天のサービスをよく利用する方であれば、さらにお得に医療保険に加入できます。

【どんな人におすすめ?】

  • インターネットでの手続きに抵抗がない方
  • 保険料を安く抑えたい方
  • 楽天ポイントを貯めたり使ったりしている楽天ユーザー

年代別:おすすめの医療保険

ライフステージによって、必要な保障やかけられる保険料は変わってきます。ここでは、20代から80代まで、それぞれの年代におすすめの医療保険と、その選び方のポイントを解説します。

20代:ライフネット生命「じぶんへの保険3」

保険会社名ライフネット生命保険株式会社
商品名終身医療保険 じぶんへの保険3
契約可能年齢18歳~75歳
保険期間終身
払込期間終身払
おすすめの理由シンプルな保障で保険料が安く、若者や新社会人に最適

20代は社会人になったばかりの新社会人大学生独身の若者が多く、収入もまだそれほど高くない年代です。大きな病気のリスクは低いものの、不慮のケガや急な病気で入院する可能性はゼロではありません。

ライフネット生命の「じぶんへの保険3」は、保障内容を基本的な入院・手術に絞ることで、月々1,000円台からという手頃な保険料を実現しています。まずは最低限の備えとして加入し、将来ライフステージが変化したタイミングで見直すという考え方にぴったりの保険です。若くて健康なうちに加入すれば、安い保険料のまま一生涯の保障を得られます。


30代:SBI生命「終身医療保険Neo」

保険会社名SBI生命保険株式会社
商品名終身医療保険Neo
契約可能年齢20歳~70歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
おすすめの理由業界最安水準の保険料と充実の保障で、家計を支える世代に

30代は結婚や出産、住宅購入など、ライフイベントが目白押し。家族が増え、守るべきものができます。一方、家計の支出も増えるため、保険料はなるべく抑えたいと考える夫婦が多い世代です。

SBI生命の「終身医療保険Neo」は、業界最安水準の保険料でありながら、入院一時金や手術保障、先進医療特約など、必要な保障をしっかりと網羅しています。特に女性の場合、帝王切開などの異常分娩も保障の対象となるため、これから出産を考えている方にも安心です。コストを抑えつつ、家族のためにしっかりとした備えをしておきたい30代に最適な医療保険です。


40代:FWD生命「FWD医療Ⅱ」

保険会社名FWD生命保険株式会社
商品名FWD医療Ⅱ(エフダブリューディーイリョウツー)
契約可能年齢0歳~80歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
おすすめの理由生活習慣病への備えを手厚くできる柔軟な設計

40代になると、仕事では責任ある立場になり、プライベートでは子どもの教育費などがかさみます。反面、健康診断で気になる数値が出始めるなど、生活習慣病のリスクを意識し始める方が増えてきます。

FWD生命の「FWD医療Ⅱ」は、基本的な保障に加え、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)や生活習慣病に手厚く備える特約が充実しています。特に、がんと診断された場合にまとまった一時金を受け取れる特約や、入院が長期化した場合に手厚く保障する特約は、働き盛りの40代にとって心強い味方となります。将来の健康不安に、今のうちからしっかりと備えたい方におすすめです。


50代:チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ DX」

保険会社名チューリッヒ生命保険株式会社
商品名終身医療保険プレミアムZ DX
契約可能年齢20歳~75歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
おすすめの理由短期入院に強い一時金と、老後を見据えた保障設計

50代は子育てが一段落し、老後の生活を具体的に考え始める時期です。退職後の収入減に備え、保険料の支払いを現役のうちに終えたいと考える方も増えます。

ランキングでも紹介したチューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ DX」は、50代にも非常におすすめです。入院日数が短期化する傾向にあるため、日帰り入院からでもまとまった一時金が受け取れる主契約は、高齢期の医療事情にもマッチしています。また、保険料の払込期間を60歳や65歳で終える短期払いに設定すれば、年金生活に入る前に保険料の支払いを完了させることができます。退職後も続く安心を、計画的に準備したい50代に最適です。


60代:はなさく生命「かんたん告知はなさく医療 シニア」

保険会社名はなさく生命保険株式会社
商品名かんたん告知はなさく医療 シニア
契約可能年齢50歳~85歳
保険期間終身
払込期間終身払
おすすめの理由持病があっても入りやすいシニア向け緩和型保険

60代は定年退職を迎える方も多く、健康への不安がより一層高まる年代です。高血圧や糖尿病などの持病を抱えている方も多く、保険の見直しや新規加入を検討しても、通常の医療保険には入れないケースも出てきます。

はなさく生命の「かんたん告知はなさく医療 シニア」は60代以上のシニア世代に特化した引受基準緩和型医療保険で、簡単な告知で申し込みが可能です。入院や手術といった基本的な保障を、手頃な保険料で備えることができます。今まで持病を理由に保険加入を諦めていた方も、生涯にわたる医療保障を得るチャンスがあります。


70代:なないろ生命「なないろメディカル 礎(いしずえ)」

保険会社名なないろ生命保険株式会社
商品名なないろメディカル礎(いしずえ)
契約可能年齢20歳~75歳
保険期間終身
払込期間終身払・短期払
おすすめの理由75歳まで申込可能。シンプルな保障で保険料を抑えたい高齢者に

70代になると、加入できる保険の種類はかなり限られてきます。そんな中でも、なないろ生命の「なないろメディカル礎」は75歳まで申し込みが可能で、高齢者の方々にとって貴重な選択肢となります。

この保険は入院一時金を主契約としており、保障内容が非常にシンプルでわかりやすいのが特徴です。その分、保険料も手頃に設定されているため、年金生活の中で保険料の負担を抑えたいというニーズに応えてくれます。万が一の入院に備え、最低限の保障だけでも持っておきたいと考える70代の方におすすめです。


80代:メディケア生命「新メディフィットA(エース)」

保険会社名メディケア生命保険株式会社
商品名引受基準緩和型医療保険 新メディフィットA(エース)
契約可能年齢50歳~85歳
保険期間終身
払込期間終身払
おすすめの理由85歳まで入れる!持病があっても終身の安心を

「80歳を過ぎるともう入れる保険はないのでは…」と思われがちですが、諦める必要はありません。メディケア生命の「新メディフィットA」は85歳まで申し込みが可能な引受基準緩和型医療保険です。

持病がある方や、過去に入院・手術の経験がある方でも、3つの告知項目に該当しなければ加入できる可能性があります。入院・手術といった基本的な保障を一生涯にわたって確保できるため、「子どもに迷惑をかけたくない」「最期の時まで自分で備えておきたい」と考える80代の方の想いに応える保険です。生涯にわたる安心を手に入れたい高齢者の方のための医療保険と言えるでしょう。


保険料だけじゃない!医療保険を選ぶときのポイント

ランキングや年代別のおすすめを見てきましたが、「結局、自分は何を基準に選べばいいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、あなたにぴったりの医療保険を選ぶために、絶対に押さえておきたい5つのポイントを「選び方」として解説します。

1. 終身か定期か・掛け捨てか貯蓄型かを決める

医療保険は、保障が続く期間や保険料の性質によって、大きく4つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を理解し、自分のライフプランに合ったものを選びましょう。

  • 終身医療保険(主流)
    • 特徴: 保障が一生涯続きます。加入時の保険料は変わりません。
    • おすすめな人: 老後も含めて一生涯の医療保障を確保したい方。若いうちに加入して割安な保険料を続けたい方。
  • 定期医療保険
    • 特徴: 10年、20年、あるいは60歳までなど、保障期間が限定されています。一般的に終身保険より保険料が安く、更新時に保険料が再計算されて上がります。
    • おすすめな人: 子どもが独立するまでなど、一定期間だけ手厚い保障が欲しい方。とにかく保険料を安く抑えたい方。
  • 掛け捨て型医療保険(主流)
    • 特徴: 貯蓄性はなく、解約返戻金や満期保険金は無いか、あってもごくわずかです。その分、保険料が安く設定されています。現在販売されている医療保険のほとんどがこのタイプです。
    • おすすめな人: 保障機能に特化し、月々の保険料を安くしたい方。「保障は保障、貯蓄は貯蓄」と割り切って考えられる方。
  • 貯蓄型医療保険
    • 特徴: 保障機能に加え、貯蓄性も備えています。解約時や一定年齢になった時にお金が戻ってくる(還付金)タイプや、お祝い金がもらえるタイプがあります。その分、保険料は割高です。
    • おすすめな人: 保障を備えながら、将来のためにお金を貯めたい方。掛け捨ては「もったいない」と感じる方。

【払込期間について】

終身保険の場合、保険料の支払い方として**「終身払」と「短期払」**があります。

  • 終身払: 生涯にわたって保険料を払い続ける方法。月々の負担は軽くなります。
  • 短期払(有期払): 60歳や65歳など、現役で収入があるうちに保険料の支払いを終える方法。月々の負担は重くなりますが、老後の負担はなくなります。

ご自身のライフプランや家計状況に合わせて最適な組み合わせを選びましょう。

2. 必要な保障内容を検討する

医療保険の根幹をなすのが「保障内容」です。基本的な保障と、それを補う特約について理解し、自分にとって何が必要かを見極めましょう。

基本的な保障

  • 入院給付金日額: 入院1日あたりに受け取れる金額です。日額5,000円または10,000円で設定するのが一般的です。個室や少人数部屋を利用する場合の差額ベッド代を考慮すると、日額10,000円あると安心感が高まります。
  • 入院一時金: 入院日数にかかわらず、入院したら一時金としてまとまったお金が受け取れる保障です。入院時の身の回り品の購入や当面の生活費に充てることができます。短期入院でもまとまった給付金が受け取れるため、近年重要視されています。
  • 手術給付金: 所定の手術を受けた際に受け取れるお金です。入院給付金日額の10倍、20倍などと決まっているタイプと、手術の種類にかかわらず一律の金額が支払われるタイプがあります。

充実させたい特約(オプション)

  • 先進医療特約: 公的医療保険の対象外となる先進医療を受けた際の技術料を保障します。保険料は月々100円程度と安いため、ほとんどの人が付加する必須の特約と言えます。
  • 三大疾病(特定疾病)保障特約: 日本人の死因の上位を占めるがん、心疾患、脳血管疾患で所定の状態になった場合に、まとまった一時金を受け取れます。治療の長期化や収入減に備えるための重要な特約です。商品によっては八大疾病まで範囲を広げたものもあります。
  • 通院保障特約: 退院後の通院治療を保障します。最近は入院日数が短縮化し、通院治療へシフトしているため、ニーズが高まっています。
  • がん保険(がん特約): がんの保障を特に手厚くしたい場合に付加します。がんと診断された際の診断一時金や、抗がん剤治療・放射線治療を受けた際の給付金などがあります。
  • 死亡保障: 死亡時に保険金が支払われる保障です。医療保険の死亡保障は少額な場合が多いため、大きな保障が必要な場合は別途、死亡保険(生命保険)への加入を検討しましょう。

すべての特約をつけると保険料が高くなります。自分の健康状態や家族構成、経済状況を考えて、最低限の保障で良いのか、手厚く備えるべきか、優先順位をつけて検討することが大切です。

3. 女性特有の保険オプションも検討しよう

女性の場合、男性にはない特有の病気やライフイベントがあります。医療保険を選ぶ際は、女性向けの特約やオプションも検討しましょう。

  • 女性疾病特約: 乳がん、子宮がん、子宮筋腫、卵巣のう腫、甲状腺の障害など、女性がかかりやすい特定の病気で入院・手術した場合に、通常の給付金に上乗せして給付金が支払われます。これにより、個室を選びやすくなったり、治療中の家事代行サービスを利用しやすくなったりします。
  • 妊娠・出産への備え: 正常分娩は公的医療保険の対象外ですが、帝王切開や切迫早産、妊娠高血圧症候群など、異常妊娠・異常分娩による入院や手術は医療保険の保障対象となります。将来、出産を考えている女性にとって、医療保険は心強い味方になります。

不妊治療中や妊娠中は医療保険に入りにくい

通常よりも入院や手術のリスクが高いと判断されるため、妊娠が判明した後や、不妊治療中は、新たに医療保険に加入するのが難しくなります。

特に体外受精などの不妊治療を行っていると、加入できる保険はかなり限定されます。将来、妊娠・出産を望むのであれば、健康なうち、そして妊娠前に医療保険への加入を検討することが非常に重要です。「まだ若いから」と先延ばしにせず、早めに準備を始めましょう。

4. 持病ありなら引受緩和型を選ぼう

糖尿病うつ病などの精神疾患、高血圧などで通院・投薬中の方でも加入しやすい医療保険があります。それが「引受基準緩和型医療保険」または「限定告知型医療保険」です。

  • 引受基準緩和型とは? 健康状態に関する告知項目を3〜5つ程度に限定し、その質問に「いいえ」と答えられれば、持病があっても申し込みができる医療保険です。

ただし、通常の医療保険に比べて以下のような注意点があります。

  • 保険料が割高に設定されている。
  • 加入してから1年間など、一定期間内に支払われる給付金が半額に削減される免責期間(保障されない期間)や削減期間が設けられている場合がある。

まずは通常の医療保険に申し込んでみて、加入できなかった場合に引受基準緩和型を検討するのが基本的な流れです。諦めずに、自分が入れる保険を探してみましょう。

5. 安さで選ぶならネットで申し込むのがおすすめ

保険料をできるだけ安いものにしたい、と考えるのは当然のことです。保険料を抑える有効な方法の一つが、インターネットで申し込む「ネット保険(ダイレクト型保険)」を選ぶことです。

  • なぜネット保険は安いのか?
    ネット保険は、営業職員や店舗を持たず、インターネットを中心に販売活動を行っています。そのため、人件費や店舗の維持コストを大幅に削減でき、その分を保険料に反映させて安くすることができるのです。
  • ネット保険のメリット・デメリット
    • メリット: 保険料が安い。24時間いつでも自分のペースで検討・申込ができる。
    • デメリット: 担当者がいないため、保障内容の選択から手続きまですべて自分で行う必要がある。専門的な相談がしにくい。

自分で商品内容をしっかり比較・検討できる方や、保障内容はシンプルで良いと考えている方には、ネット保険は非常に合理的な選択肢と言えるでしょう。


まとめ:自分に合った医療保険を見つけて、未来の安心を手に入れよう

今回は、人気の医療保険ランキングから、年代別のおすすめ、そして失敗しないための選び方のポイントまで、幅広く解説しました。

  • 人気の医療保険は、保障内容と保険料のバランスが取れている
  • ライフステージ(年代)によって、必要な保障は変化する
  • 選ぶときは「保障期間」「保障内容」「持病の有無」などを総合的に判断する
  • 女性は、女性特有の疾病や妊娠・出産への備えも忘れずに

医療保険は、万が一の時にあなたとあなたの家族の生活を守るための大切なお守りのような存在です。しかし、種類が非常に多く、内容も複雑なため、一人で最適なものを見つけるのは簡単ではありません。

もし、この記事を読んでもまだ迷ってしまう、専門家の意見も聞いてみたいという方は、独立系のファイナンシャルプランナー(FP)や、複数の保険会社の商品を扱う保険ショップで相談するのも一つの良い方法です。

この記事が、あなたの医療保険選びの助けとなり、未来への安心を手に入れるための一歩となることを心から願っています。










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