50代におすすめ医療保険の比較ランキングTOP5！特徴別の人気医療保険も解説

2025年7月2日

「そろそろ医療保険を見直した方がいいのかな？」

「50代におすすめの医療保険はどれだろう？」

「持病があっても入れる保険はあるのだろうか？」

このような疑問や不安をお持ちの50代の方に向けて、この記事では50代におすすめの医療保険をランキング形式で徹底比較します。さらに、持病がある方向け、女性向けなど、特徴別の人気医療保険や、ライフスタイルに合わせた医療保険の選び方まで詳しく解説します。

50代の医療保険はなぜ必要？

50代になると、20代や30代の頃と比べて、病気やケガで入院・手術をする可能性が格段に高まります。

日本の公的医療保険制度は非常に優れており、医療費の自己負担は原則3割です。さらに、月々の医療費が高額になった場合に自己負担額に上限が設けられる「高額療養費制度」もあります。

しかし、この制度を使っても差額ベッド代や、先進医療にかかる技術料、入院中の食事代の一部や日用品費などは全額自己負担となります。

また、大きな病気で長期入院や通院が必要になった場合、治療費だけでなく、収入の減少も大きな問題となります。特に50代は、住宅ローンの返済や子どもの教育費、老後資金の準備など、まだまだ出費が多い年代です。万が一の事態に備え、経済的な負担を軽減するために、民間の医療保険の必要性が高まります。

50代からの医療保険選びは、「今の自分」と「これからの自分」を守るための重要な選択と言えるでしょう。

50代に人気のおすすめ医療保険ランキングTOP5【2025年最新版】

数ある医療保険の中から、保障内容や保険料のバランスを考慮し、50代に特に人気のあるおすすめの終身医療保険をランキング形式で5つ紹介します。最新の情報を比較し、ご自身の希望に合った保険会社を見つけてください。

1位：メディケア生命新メディフィットA（エース）

【特徴】

メディケア生命の「新メディフィットA」は、手頃な保険料と充実した保障内容で、幅広い世代から人気を集めている医療保険です。特に、七大生活習慣病（がん・心疾患・脳血管疾患など）で入院した場合、入院給付金の支払日数が無制限になる点が50代にとって大きな魅力です。

また、入院の有無にかかわらず、所定の手術や放射線治療を受けた場合にまとまった給付金が受け取れる特約もあり、入院日数の短期化が進む現在の医療事情にも柔軟に対応できます。特約の種類も豊富で、自分に必要な保障だけを無駄なく組み合わせられるため、安い保険料で手厚い保障を準備したいと考えている50代の方に最適な、50歳からの終身医療保険です。

【こんな人におすすめ】

保険料をなるべく安く抑えたい方
生活習慣病のリスクに手厚く備えたい方
必要な保障を自分で選び、カスタマイズしたい方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	終身医療保険（無解約返戻金型）
契約可能年齢	20歳～85歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（60歳・65歳・70歳・80歳払済など）
入院給付金日額	5,000円～
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍・40倍
主な特約	先進医療特約、三大疾病保障、女性疾病保障、通院保障など

2位：なないろ生命なないろメディカル礎（いしずえ）

【特徴】

なないろ生命の「なないろメディカル礎」は、シンプルでわかりやすい主契約と、手頃な保険料が魅力の医療保険です。基本保障である入院・手術の保障がしっかりしており、入院日数に関わらず一時金が受け取れる「入院一時金特約」や、約1,000種類の手術を保障範囲とする手術保障など、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。

特に手術保障は、入院中の手術だけでなく外来手術も手厚くカバーしており、日帰り手術から対応可能です。50代になると、白内障やポリープ切除など、日帰りや短期入院での手術の可能性も増えるため、非常に心強い保障内容と言えるでしょう。シンプルでありながら、今の医療事情に即した保障を求める50代に人気の保険です。

【こんな人におすすめ】

シンプルで分かりやすい保障を求めている方
コストパフォーマンスを重視する方
日帰り手術など短期の入院・手術にもしっかり備えたい方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	無解約払戻金型終身医療保険
契約可能年齢	0歳～85歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（50歳・55歳・60歳・65歳・70歳・75歳・80歳払済）
入院給付金日額	3,000円～10,000円
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍
主な特約	先進医療特約、入院一時金特約、通院治療特約、がん保障、三大疾病保障など

3位：FWD生命 FWD医療Ⅱ（ツー）

【特徴】

FWD生命の「FWD医療Ⅱ」は、基本的な入院・手術保障に加え、先進医療や自由診療まで幅広くカバーできる点に強みを持つ医療保険です。特に、自由診療の抗がん剤治療などを保障する特約は、がん治療の選択肢を広げたいと考える50代にとって大きな安心材料となります。

また、健康状態に関する告知項目が3つだけの「かんたん告知」に対応しており、持病や既往症がある方でも申し込みやすい点も特徴です。保険料払込期間中の解約返戻金をなくすことで保険料を抑えつつ、充実した保障を備えることが可能です。将来の多様な医療リスクに備えたい、先進的な治療も視野に入れたいと考える50代から高い支持を得ています。

【こんな人におすすめ】

がん治療など、先進医療や自由診療にも備えたい方
持病や既往症があり、通常の医療保険への加入が難しいと感じている方
保障内容の充実度を重視する方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	無解約返戻金型医療保険
契約可能年齢	20歳～85歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（55歳・60歳・65歳払済）
入院給付金日額	5,000円～
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍・40倍
主な特約	先進医療・患者申出療養特約、自由診療抗がん剤治療特約、三大疾病一時金特約など

4位：はなさく生命はなさく医療

【特徴】

はなさく生命の「はなさく医療」は、業界トップクラスの保険料の安さが最大の魅力です。シンプルな主契約に必要な保障（特約）を自由に組み合わせていくスタイルで、保険料を徹底的に抑えたいというニーズに応えてくれます。

安いからといって保障が手薄なわけではなく、七大生活習慣病や三大疾病に対する保障を手厚くする特約や、通院保障、女性疾病保障など、必要な保障は一通りそろっています。特に、「入院一時給付特則」を付加すれば、日帰り入院からまとまった一時金を受け取れるため、短期入院にもしっかり備えられます。保障は欲しいけれど、毎月の保険料負担はできるだけ軽くしたい、という堅実な考えを持つ50代に人気の医療保険です。

【こんな人におすすめ】

とにかく保険料の安さを最優先したい方
自分に必要な保障だけを無駄なく選びたい方
インターネットでの申し込みに抵抗がない方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	終身医療保険（無解約払戻金型）
契約可能年齢	0歳～85歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（60歳・65歳払済）
入院給付金日額	3,000円～
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍
主な特約	入院一時給付特約、先進医療特約、三大疾病一時金特約、通院特約など

5位：チューリッヒ生命終身医療保険プレミアムZ

【特徴】

チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ」は、健康な人ほど保険料が安くなる「健康割引」が特徴的な医療保険です。非喫煙者であることや、血圧値・BMI値が基準内であることなど、健康状態に応じて保険料が最大で約35%も割引になります。

さらに、5年間入院給付金の支払いがなかった場合、健康お祝い金として5万円が受け取れるなど、健康を維持するモチベーションにも繋がるユニークな仕組みがあります。保障内容も、七大生活習慣病やストレス性疾病で手厚くなるなど充実しています。健康に自信があり、そのメリットを保険料に反映させたいと考える50代に最適な保険です。

【こんな人におすすめ】

健康状態に自信があり、保険料を安くしたい方
タバコを吸わない方
健康を維持することへのインセンティブが欲しい方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	無解約払戻金型終身医療保険（Z03）
契約可能年齢	20歳～75歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（60歳・65歳払済）
入院給付金日額	5,000円～
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍・40倍
主な特約	先進医療特約、三大疾病保険料払込免除特約、健康お祝い金特則など

【特徴別】50代におすすめの医療保険

ランキングでご紹介した保険以外にも、特定のニーズや状況に合わせた特徴的な医療保険があります。ここでは「持病がある方向け」「女性向け」「貯蓄性のある保険」「がんへの備え」という4つの切り口で、50代におすすめの保険商品を解説します。

引受基準緩和型：メディケア生命新メディフィットRe（リリーフ）

【特徴】

メディケア生命の「新メディフィットRe」は持病や既往症がある方でも申し込みやすい「引受基準緩和型」の医療保険です。

高血圧や糖尿病で通院・投薬中の方でも加入できる可能性があります。保障内容は通常の医療保険と遜色なく、入院・手術を一生涯保障。さらに特約を付加すれば、先進医療や三大疾病にも備えることができます。加入後1年間は給付金が50%に削減されるなどの条件はありますが、これまで保険加入を諦めていた50代の方にとって、心強い味方となる保険です。

【こんな人におすすめ】

持病や既往症があって、通常の医療保険の加入を断られた経験がある方
現在、病気の治療で通院や投薬を続けている方
簡単な告知で申し込みをしたい方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	引受基準緩和型終身医療保険（無解約返戻金型）
契約可能年齢	20歳～85歳
保険期間	終身
払込期間	終身払
入院給付金日額	5,000円～
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍
主な特約	引受基準緩和型先進医療特約、引受基準緩和型入院一時給付特約など

女性特有の病気に備える：オリックス生命医療保険CURE Lady Next（キュア・レディ・ネクスト）

【特徴】

オリックス生命の「医療保険CURE Lady Next」は、すべての病気やケガによる入院・手術の保障に加え、乳がんや子宮がんといった女性特有の病気や、すべてのがんで入院した場合に、入院給付金が上乗せされる女性向けの医療保険です。

50代は乳がんや子宮がんなどの罹患率が高まる年代。「医療保険CURE Lady Next」は女性特有のリスクに手厚く備えたいというニーズに応えてくれます。また、約3年に1回、入院の有無にかかわらず生存していれば「健康お祝い金」が受け取れる特則もあり、保険を使い続ける楽しみもあります。さらに、がんによる外見の変化をケアするサービスが付帯している点も、女性にとって嬉しいポイントです。

【こんな人におすすめ】

乳がんや子宮がんなど、女性特有の病気への保障を手厚くしたい50代女性
がん全般に対する備えを強化したい方
保障だけでなく、付帯サービスも重視する方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	医療保険(2022)
契約可能年齢	16歳～75歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（60歳・65歳・70歳払済）
入院給付金日額	5,000円～
手術給付金	入院給付金日額×5倍・10倍・20倍・40倍
主な特約	先進医療特約、がん一時金特約、重度三疾病一時金特約など

貯蓄型：東京海上日動あんしん生命メディカルKit エールR

【特徴】

「掛け捨ての保険はもったいない」と感じる方には、貯蓄性を兼ね備えた東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit エールR」がおすすめです。最大の特徴は、払い込んだ保険料のうち、使わなかった分が健康還付給付金として戻ってくることです。

還付金を受け取る年齢は60歳、70歳、80歳などから選べ、受け取った後も保障は一生涯続きます。もし還付金を受け取る前に万が一のことがあった場合でも、それまでに払い込んだ保険料相当額が死亡保険金として支払われます。保障と将来の貯蓄を両立させたい、という50代のニーズに応える新しいタイプのリスクに備える保険です。ただし、一般的な医療保険に比べて保険料は割高になる点には注意が必要です。

【こんな人におすすめ】

掛け捨ての保険に抵抗がある方
病気やケガへの備えと同時に、将来のための資金準備もしたい方
健康に自信があり、将来還付金を受け取れる可能性が高いと考えている方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	低解約返戻金型終身医療保険（返戻金選択型）
契約可能年齢	20歳～60歳
保険期間	終身
払込期間	終身払
入院給付金日額	5,000円～
手術給付金	入院給付金日額×10倍・20倍・40倍
主な特約	先進医療特約、三大疾病入院支払日数無制限特則など

がん保険：はなさく生命はなさくがん保険

【特徴】

50代になると、男女ともにがんの罹患リスクが急激に高まります。医療保険に加えて、がんに特化した保障を準備しておくとさらに安心です。はなさく生命の「はなさくがん保険」は、シンプルで分かりやすく、手頃な保険料で備えられる人気のがん保険です。

最大の特徴は、初めてがんと診断されたときにまとまった一時金が受け取れる「診断給付金」です。この一時金の使い道は自由なので、治療費はもちろん、当面の生活費や収入減少の補填にも充てられます。さらに、抗がん剤治療や自由診療、先進医療など、高額になりがちな治療をカバーする特約も充実しており、医療保険と組み合わせることで、がんに対する備えを万全にすることができます。

【こんな人におすすめ】

がんのリスクに特化して手厚く備えたい方
医療保険に加えて、がん保障を上乗せしたい方
診断された時点でまとまった資金を受け取り、治療の選択肢を広げたい方

【基本情報】

項目	内容
正式名称	無解約払戻金型がん治療保険
契約可能年齢	0歳～85歳
保険期間	終身
払込期間	終身払、または有期払（60歳・65歳払済）
診断給付金	50万円～（上皮内新生物の場合はその10%）
主な特約	がん先進医療特約、抗がん剤治療特約、がん通院特約など

【ケース別】50代におすすめの医療保険の選び方・見直しポイント

50代は性別や家族構成、健康状態によって必要な保障は異なります。ここでは、4つのケース別に医療保険の選び方や見直しのポイントを詳しく解説します。

50代男性の場合

50代男性は、働き盛りであると同時に、生活習慣病のリスクが顕著になる年代です。特に、がん、心疾患、脳血管疾患の三大疾病は、命に関わるだけでなく、治療が長期化し、後遺症が残る可能性もあります。もし一家の大黒柱が倒れれば、治療費だけでなく、収入の減少が家計に深刻なダメージを与えかねません。

【選び方のポイント】

三大疾病保障を手厚くする:
入院給付金が無制限になる特約や、診断された際にまとまった一時金が受け取れる特約は必須と考えましょう。一時金があれば、住宅ローンの繰り上げ返済や、当面の生活費に充てるなど、柔軟な使い方が可能です。
就業不能保障を検討する:
病気やケガで長期間働けなくなった場合の収入減少をカバーする「就業不能保険」や、医療保険の「就業不能保障特約」の検討も重要です。毎月給料のように給付金が受け取れるため、安心して治療に専念できます。
退職後も払い続けられる保険料か:
60歳や65歳で定年退職を迎えることを見据え、年金生活になっても無理なく払い続けられる保険料設定にすることが大切です。保険料の払込を現役時代に終える「短期払」を選択するのも一つの方法です。

50代女性の場合

50代の女性は、更年期障害による心身の不調や、乳がん・子宮がんといった女性特有の病気のリスクが高まります。また、男性よりも平均寿命が長いことから、老後の医療費や介護への備えもより重要になってきます。

【選び方のポイント】

女性疾病特約を付加する:
女性特有の病気で入院した場合に、通常の入院給付金に上乗せして給付金が受け取れる「女性疾病特約」を付加すると安心です。入院日数が短期化しているため、入院一時金が手厚い保険もおすすめです。
がん保障を充実させる:
特に乳がんは、40代後半から50代にかけて罹患率のピークを迎えます。がんの診断一時金や、抗がん剤・ホルモン剤治療、乳房再建術などをカバーする保障を手厚くしておくと、治療の選択肢が広がります。
終身保障を基本に考える:
平均寿命が長い女性にとって、医療保障は一生涯必要です。若い頃に加入した定期タイプの医療保険に入っている場合は、この機会に保障が一生涯続く「終身医療保険」への見直しを検討しましょう。

持病がある場合

持病で通院・投薬している方や、過去に入院・手術の経験がある方は、一般的な医療保険への加入が難しい場合があります。しかし、そこで諦める必要はありません。

【選び方のポイント】

引受基準緩和型医療保険を検討する:
「新メディフィットRe」のような引受基準緩和型医療保険を検討しましょう。告知項目が少なく、持病があっても加入しやすいのが特徴です。ただし、保険料が割高になったり、加入後1年間は保障が削減されたりする点に注意が必要です。
正確な告知が重要:
引受基準緩和型であっても、告知義務はあります。現在の健康状態や過去の病歴について、質問された内容をありのまま正確に告知することが非常に重要です。もし事実と異なる告知をした場合、いざという時に給付金が支払われない可能性があります。
複数の保険会社を比較する:
引受基準緩和型医療保険の引受基準は、保険会社によって異なります。A社で断られても、B社では加入できるケースもあります。複数の保険商品を比較検討することが、自分に合った保険を見つけるカギとなります。

子供がいる場合

50代でまだ子供が学生の場合、教育費の負担が重くのしかかります。この時期に親が入院などで倒れてしまうと、家計への影響は甚大です。一方で、子供がすでに独立している場合は、夫婦の老後資金を優先して考える必要があります。

【選び方のポイント】

子供が独立するまでの保障を手厚く:
子供がまだ独立していない場合は、万が一の際の収入減少に備える保障を重視しましょう。特に大黒柱の方は、死亡保障や就業不能保障なども含めて、トータルで保障を考える必要があります。
夫婦での加入・見直しを検討する:
お互いの保障内容を確認し、保障の重複や不足がないかチェックしましょう。ペアで加入すると保険料が割引になる商品もあります。
ライフプランに合わせた見直し:
子供の独立や住宅ローンの完済など、ライフイベントの節目は保険を見直す絶好のタイミングです。高額な死亡保障が不要になった分、医療保障や介護保障に予算を振り分けるなど、今の自分たちに必要な保障へと最適化していきましょう。