MENU
【学資保険】人気11社を徹底比較!キャンペーン情報あり

新生児モデルの条件や仕事内容とは?応募するには芸能事務所への所属が必須!

「生まれたばかりの我が子のかわいさを、記念に残したい」

「もし可能なら、モデルとして活躍させてみたい」

出産を控えたプレママや、生まれたばかりの赤ちゃんを育児中のママ・パパの中には、一度はそんな風に考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に、人生でほんのわずかな期間しかない「新生児」の姿は、格別な愛おしさがあります。そんな新生児期にモデルとして活動するのが「新生児モデル」です。

この記事では、自分の子どもを新生児モデルにしたいと考えている方に向けて、新生児モデルの詳しい情報やなり方、そして後悔しないための注意点まで、網羅的に解説します。

この記事を読めば、新生児モデルに関する疑問や不安が解消され、具体的な一歩を踏み出すための知識が身につくはずです。

目次

新生児モデルとは?赤ちゃんモデルとの違い

まずはじめに、「新生児モデル」がどのようなモデルなのか、一般的な「赤ちゃんモデル」とは何が違うのかを詳しく見ていきましょう。

新生児モデルになるための条件

・何カ月くらいまで新生児モデルといわれるか

医学的に「新生児」と呼ばれるのは、生後0日から28日未満の赤ちゃんです。しかし、芸能界における「新生児モデル」は、必ずしもこの定義と一致しません。

多くの場合、生後3カ月くらいまでの赤ちゃんが新生児モデルとして扱われます。これは、ドラマや映画で「生まれたばかりの赤ちゃん」役を演じる際に、生後28日未満の赤ちゃんでは首がすわっておらず、体調も不安定で撮影が非常に困難なためです。

そのため、生後1〜3カ月程度の赤ちゃんが、新生児役として求められることが多くなります。

・新生児モデルとして選ばれる赤ちゃんの特徴・条件

新生児モデルに選ばれる赤ちゃんには、いくつかの特徴があります。もちろん、一番大切なのは赤ちゃんの健康と安全ですが、その上で以下のような特徴を持つ赤ちゃんが求められる傾向にあります。

  • 体が小さめであること:
    月齢が進んでいても「生まれたばかり」に見えるよう、小柄な赤ちゃんが求められやすいです。出生体重が小さめだった赤ちゃんや、成長が比較的ゆっくりな赤ちゃんは、新生児役として長く活躍できる可能性があります。
  • 髪の毛が少ない・薄いこと:
    生まれたばかりの赤ちゃんは、髪の毛がふさふさというよりは、まだ薄く柔らかいことが多いです。そのため、髪の毛が少ない赤ちゃんの方が、より新生児らしい見た目を演出しやすくなります。
  • 物音に動じない、落ち着きがあること:
    撮影現場は、たくさんのスタッフや機材、照明など、赤ちゃんにとって非日常的な環境です。物音に驚いて泣き出してしまうと撮影が進まないため、比較的落ち着いていて、眠っていることが多い赤ちゃんが重宝されます。
  • 健康で肌がきれいなこと:
    当然のことながら、赤ちゃんの健康状態が最も重要です。また、アップで撮影されることも多いため、乳児湿疹などがなく、肌の状態が安定していることも条件の一つとなります。

新生児モデルは人材不足で需要が多い

新生児モデルは、実は人材が不足しており、需要が高いという特徴があります。

その理由は、新生児モデルとして活動できる期間が非常に短いことにあります。生後3カ月までと考えると、あっという間に過ぎてしまいます。また、その時期はママの産後の回復期でもあり、頻繁な授乳やおむつ替えで、親子ともに外出するだけでも一苦労です。

「モデル活動に興味はあるけれど、この大変な時期に外に出て仕事をするのは難しい」と考える方が多いため、新生児モデルのなり手は常に不足気味なのです。

一方で、テレビドラマや映画の出産シーン、CM、ベビー用品の広告など、新生児を必要とする仕事の需要は常になくなりません。

そのため、他の月齢の赤ちゃんモデルに比べて競争率が低く、事務所に所属できれば仕事をもらえる確率が高いのが、新生児モデルの大きな魅力と言えるでしょう。

人形で代用されることもある

ドラマの出産シーンなどで、本物の赤ちゃんではなく、リアルな赤ちゃん人形が使われているのを見たことがあるかもしれません。

新生児の撮影は、赤ちゃんの体調や機嫌に大きく左右されるため、スケジュール通りに進めるのが非常に困難です。また、長時間の拘束は赤ちゃんの負担が大きく、コンプライアンスの観点からも推奨されません。

こうした理由から、特に長時間の撮影が予想される場合や、赤ちゃんにとって危険が伴う可能性があるシーンでは、新生児の代わりに人形が使われることがあります。

しかし、やはり本物の赤ちゃんが持つ生命感や、ふとした表情、動きは人形で完全に再現することはできません。アップのシーンや、よりリアルさが求められるシーンでは、本物の新生児モデルが必要不可欠な存在となります。

新生児モデルの仕事内容

新生児モデルの仕事は多岐にわたります。具体的には、以下のような仕事が挙げられます。

  • テレビドラマ・映画への出演:
    最も多いのが、出産シーンや、登場人物の赤ちゃん時代を演じる役です。一瞬の出演かもしれませんが、物語の重要なシーンを彩る大切な役割を担います。
  • CMへの出演:
    おむつや粉ミルク、ベビーソープ、ベビーカー、ベビー用医薬品など、ベビー関連商品のCMに出演します。大手おむつメーカーの「パンパース」のCMなどは、多くの人が目にしたことがあるでしょう。
  • 雑誌・広告のスチールモデル:
    ベビー雑誌や育児情報誌、ベビー用品のカタログなどで、商品の使用モデルを務めます。静止画の撮影なので、動画よりも赤ちゃんの負担が少ない傾向にあります。
  • 商品パッケージのモデル:
    おむつやベビーフードなどの商品パッケージに、かわいらしい赤ちゃんの写真が使われているのを見たことがあるはずです。一度採用されると、長期間にわたって多くの人の目に触れる機会があります。

新生児モデルの報酬の目安

気になる新生児モデルの報酬(給料)ですが、仕事内容や拘束時間、メディアの露出度によって大きく異なります。

あくまで一般的な目安ですが、以下のような相場観となっています。

  • 雑誌・カタログなどのスチール撮影: 1回の撮影で5,000円〜10,000円程度
  • テレビドラマ・映画のエキストラ出演: 1回の撮影で10,000円〜30,000円程度
  • CM出演: 数万円〜数十万円程度

特にCM出演は報酬が高額になる可能性がありますが、その分オーディションの競争率も高くなります。

報酬は、記念になる経験や思い出作りの一環と捉えるのが良いでしょう。報酬目的だけで始めると、後述する様々な負担とのバランスが取れず、後悔につながる可能性もあります。

新生児モデルになるには芸能事務所に登録しよう

「うちの子も新生児モデルに応募したい!」と思ったら、まず何をすれば良いのでしょうか。

結論から言うと、新生児モデルになるためには、芸能事務所への所属が必須です。

雑誌やWebサイトで個人的にモデルを募集しているケースは非常に稀で、ほとんどの仕事は制作会社から芸能事務所へ依頼が入ります。そのため、まずは赤ちゃんモデルを扱っている芸能事務所に所属することが、夢への第一歩となります。

新生児モデル登録制度のある事務所を選ぶ

新生児モデルを目指すなら、「新生児モデル登録制度」を設けている事務所を選ぶのが最も効率的です。

これは、出産前から仮登録ができる制度で、出産後に赤ちゃんの正式な情報(誕生日、身長、体重、写真など)を登録すると、新生児向けの仕事のオファーが受けられるようになります。

新生児期はあっという間に過ぎてしまうため、産後に事務所探しから始めるのでは、応募のチャンスを逃してしまうかもしれません。妊娠中の時間があるうちに情報収集や仮登録を済ませておくことで、スムーズに活動をスタートできます。

大手芸能事務所の「テアトルアカデミー」などは、赤ちゃん部門に力を入れており、こうした登録制度やサポート体制が充実していることで知られています。事務所を選ぶ際は、新生児モデルの実績が豊富か、どのようなサポートが受けられるか、といった点をチェックしましょう。

事務所への所属方法は、主に以下の流れになります。

  1. 事務所の公式サイトから応募する
  2. 書類審査
  3. オーディション(面接)
  4. 合格後、所属手続き

事務所によっては、オーディションがなく、登録だけで完了する場合もあります。どのような企画や案件を扱っているのかも、事務所選びの重要なポイントです。

モデル募集のオーディションを受ける

無事に事務所に所属できたら、いよいよ仕事を探すステップに進みます。仕事を受ける方法は、主に2つあります。

  1. 事務所からの紹介(非公開オーディション):
    クライアント(制作会社など)が求める赤ちゃんのイメージ(月齢、性別、雰囲気など)に合うモデルを、事務所が選んで紹介する方法です。この場合、書類選考だけで仕事が決まることも少なくありません。
  2. 公開オーディション:
    一つの役に対して、複数の候補者(赤ちゃん)が集まり、審査を受ける形式です。オーディションでは、赤ちゃんの様子はもちろんのこと、親の対応や人柄も見られています。時間通りに来れるか、スタッフの指示をきちんと聞けるか、赤ちゃんへの接し方など、安心して仕事を任せられる親子かどうかが判断されます。

どちらの場合も、まずは事務所にプロフィール(宣材写真)を登録し、案件の案内を待つことから始まります。日頃から赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を把握したり、様々な表情の写真を撮りためておいたりすると、応募の際に役立ちます。

撮影をする

オーディションに合格すると、いよいよ実際の撮影です。撮影当日は、指定されたスタジオやロケ場所に向かいます。

撮影現場は、赤ちゃんが安心して過ごせるように、様々な配慮がされています。

  • 専用の控室が用意されることが多い
  • 授乳やおむつ替えのスペースが確保されている
  • 撮影は赤ちゃんのコンディションを最優先に進められる

とはいえ、慣れない環境で赤ちゃんが泣き出してしまうのは当然のことです。そんな時は、ママやパパがあやしたり、授乳をしたりして、赤ちゃんをリラックスさせてあげることが何よりも大切です。

撮影は短時間で終わることもあれば、赤ちゃんの機嫌をうかがいながら数時間に及ぶこともあります。親は、赤ちゃんのケアをしながら、撮影がスムーズに進むようにスタッフに協力する姿勢が求められます。

新生児モデルで後悔しないために知っておくべきこと

新生児モデルの活動は、我が子の貴重な一瞬を記録に残せる素晴らしい経験です。しかし、その裏には大変な面や知っておくべき注意点も存在します。

良い面だけを見て始めてしまい、「こんなはずではなかった」と後悔しないために、以下の点をしっかりと理解しておきましょう。

金銭面の負担がある

「赤ちゃんモデルはお金がかからない」というイメージがあるかもしれませんが、実際には様々な費用が発生します。

  • 事務所への登録料・所属料:
    事務所によって異なりますが、数万円〜数十万円の費用がかかる場合があります。
  • レッスン料:
    新生児モデルの場合は不要なことが多いですが、少し大きくなってキッズモデルを目指す場合は、演技やポージングのレッスン料が必要になることがあります。
  • 宣材写真の撮影費:
    事務所に提出するためのプロフィールの写真撮影に費用がかかります。
  • 交通費:
    オーディションや撮影現場までの交通費は、基本的に自己負担です。遠方の現場だと、大きな出費になることもあります。
  • その他:
    オーディション用の洋服代や、待ち時間のための雑費なども考慮しておく必要があります。

高額な登録料を請求するだけで、実際には仕事の紹介がほとんどないといった悪質な事務所のに陥らないためにも、事務所選びは慎重に行う必要があります。複数の事務所を比較検討し、費用の内訳やサポート内容をしっかりと確認しましょう。

親のサポートが必要不可欠

新生児モデルの活動は、親の全面的で献身的なサポートなしには成り立ちません

  • スケジュール管理:
    オーディションや撮影のスケジュールを管理し、時間に遅れないように行動する必要があります。
  • 送迎:
    公共交通機関での移動は、赤ちゃんにとって大きな負担になります。車での送迎が必要になる場面も多いでしょう。
  • 現場でのケア:
    撮影現場では、授乳、おむつ替え、寝かしつけなど、赤ちゃんのケアはすべて親の役目です。
  • 体調管理:
    赤ちゃんが万全の体調で仕事に臨めるように、日頃から健康管理に気を配る必要があります。

これらの負担は、想像以上に大きいものです。特に、産後間もないママにとっては、心身ともに大変な時期です。家族の協力体制を整え、無理のない範囲で活動できるかどうかを、事前にしっかりと話し合うことが重要です。

赤ちゃんにも負担がかかる

新生児モデルの活動は、まだ言葉を話せない赤ちゃんにとって、少なからず負担になることを忘れてはいけません。

  • 移動の負担:
    長時間の移動は、赤ちゃんの生活リズムを崩し、ストレスの原因になります。
  • 環境の変化:
    慣れない場所や多くの人に囲まれる環境は、赤ちゃんを不安にさせます。強い照明や大きな音に驚いて、大泣きしてしまうことも珍しくありません。
  • 体調不良のリスク:
    外出が増えることで、感染症などにかかるリスクも高まります。

「こんなに大変な思いをさせてまでモデルをさせるのはかわいそうではないか」と感じる瞬間があるかもしれません。

大切なのは、常に赤ちゃんの様子を最優先に考え、少しでも負担が大きいと感じたら、仕事を断る勇気を持つことです。モデル活動は、あくまでも「親子で楽しむ」というスタンスを忘れないようにしましょう。

撮影に参加しても採用されないこともある

これは特に知っておくべき重要な点ですが、オーディションに合格して撮影現場に行っても、必ずしも我が子が採用され、オンエアされるとは限りません

テレビドラマなどの撮影では、赤ちゃんの急な体調不良や機嫌の悪化に備えて、2〜3人の赤ちゃん(ダブルキャスト、トリプルキャスト)が同じ役で用意されていることが一般的です。

当日の撮影では、その場で最もコンディションが良く、スムーズに撮影できそうな赤ちゃんが選ばれます。そのため、せっかく現場まで足を運んだにもかかわらず、出番がないまま終わってしまう「スタンバイモデル」になる可能性も十分にあるのです。

また、無事に撮影が終わったとしても、編集の段階で出演シーンがカットされてしまうこともあります。

こうした現実に、親ががっかりしてしまうのは仕方のないことです。しかし、そこで一喜一憂せず、「良い経験ができた」と前向きに捉えられるかどうかが、親子で楽しく活動を続けるための鍵となります。

まとめ

今回は、「新生児モデル」について、その条件や仕事内容、なり方、そして後悔しないための注意点を詳しく解説しました。

  • 新生児モデルとは、主に生後3カ月くらいまでの赤ちゃんが務めるモデルのこと
  • 体が小さめ、髪が薄い、物怖じしないといった特徴が求められやすい
  • なり手が少なく需要が多いため、赤ちゃんモデルの中でも仕事を得やすい
  • 主な仕事はドラマの出産シーンやCM、ベビー用品のパッケージなど
  • 新生児モデルになるには、芸能事務所への所属が必須
  • 活動には金銭的な負担や、親の献身的なサポート、赤ちゃんへの負担が伴う
  • 現場に行っても必ず採用されるわけではないことを理解しておく

新生児モデルの活動は、大変なこともありますが、それを上回る感動や喜び、そしてかけがえのない思い出を与えてくれます。我が子の人生でたった一度きりの貴重な新生児期を、特別な形で記録に残せるのは、何物にも代えがたい経験となるでしょう。

もし新生児モデルに挑戦してみたいと思ったら、まずはこの記事で紹介した内容を参考に、家族でよく話し合い、信頼できる事務所を探すことから始めてみてはいかがでしょうか。










  • URLをコピーしました!











目次