大阪府助産師会産前産後ケアセンター

2019年の始めのほうに、１週間ほどショートステイしました。産院にパンフレットが置いてあり、見学に行ったところ区を通すように言われたので、保健福祉センターを通して予約しました。自費だと生後４ヶ月、公費負担ありだと原則生後１ヶ月（例外もあるみたいですが…）までの利用ですが、費用に10倍もの差が出ます。
場所は聖バルナバ病院の裏ぐらい、静かな住宅街の中です。一番近い駅は鶴橋ですが、桃谷や上六からでも歩ける距離だと思います。
内部は食堂を兼ねた授乳室と個室二部屋と大部屋で、シャワーとトイレ（ウォシュレット付き）はもちろん、ドライヤーと冷蔵庫と洗濯機と乾燥機が１台ずつ、オムツやパッド類、タオルも用意してくれてますので、ほとんど身ひとつで入所できます。テレビはない分静かなので、電話で喋るときは気を使いました。
外出は医療機関の受診以外は禁止、面会は曜日問わずできますが、15:00~19:00の30分以内、原則１回につき１人（近親者に限る、子連れNG）、場所は受付前かエレベーターホールと結構制限があります。助産師さんにお願いすれば、面会にきた家族に沐浴指導してくれますよ。
お茶は授乳室のポットにほうじ茶が用意してあり、ご飯は宅配のお弁当をお皿に盛りつけて出してくれます。和食中心で、量はもう少し欲しいと思いましたが、味はおいしく、品数も多いです。ショートステイのときは、夜食におにぎりも出ます。ちなみに飲み物は持ち込めますが、食べ物は持ち込めません。
アットホームな雰囲気で、助産師さんや他の入所者さんとも話しやすく、食事の時間はみんなで盛り上がることも多かったです。お風呂もシャワーだけですが、足湯を用意してもらえたり、退所の際はオムツとコットンを持たせてくれたりと、細やかに気を配ってもらえます。
何より、助産師さんが一日中ずっといてるのは助かりますね。子どもはもちろん、母親も毎日健康チェックしてケアしてもらえますし、子育て中に出てくる色々な疑問もすぐに解決できます。
授乳指導は、産院のように何時間ごとに起きてマッサージしながら片方何分ずつ合計何分以内に終わらせる…というカッチリした感じではなく、子どもが泣き出したら吸わせ、マッサージせず時間もとくに決めず…という、比較的ゆるい感じなので、のんびりと受けられると思います。個人的には添い乳のやり方を教えてもらえたのが良かったです。

2019/3/20 参考になった 20