蚊に刺され、とびひになって皮膚科通い
当時6歳と2歳の子どもは、2人とも蚊に刺されやすいタイプで、無防備な状態だと、ベランダに出ただけで「かゆいー」となるほどです。虫よけスプレーとリングで何とかしのいでいましたが、それも保育園では不十分に。家へ帰ると、蚊に刺されたあとが赤く腫れあがっています。寝ている間にかいてしまうため、なかなか治りません。
皮膚科で処方された軟膏はベタベタするので嫌がってしまい、とうとう6歳の長男はとびひになってしまいました。消毒のため皮膚科に通う日々。保育園のプールに入ることもできず、長男はつらい毎日を過ごしました。
ネットで見つけた高校生の研究結果
どうにかして蚊に刺されない方法はないか、私はインターネットで検索しました。すると、ある高校生の研究結果にビックリ。蚊の刺されやすさは、足にいる常在菌の種類に比例するというもの。アルコールなどで足を拭けば、蚊に刺されにくくなるというので、さっそく試してみました。
外出前にアルコール綿で足首から下を入念に拭きました。すると、効果はてきめん! 子どもは2人とも、蚊に刺される回数が以前の3分の1程度に減ったのです。
わが家の虫よけルーティーン
足の除菌方法を調べると、ジェルタイプでも有効とありました。アルコール綿を作るのは手間がかかるので、ジェルに変更。靴下を履く前に、足にジェルを塗ることにしました。慣れてくると子どもから「ジェルつけるよね?」と聞いてくれるようになり、靴下の近くにジェルを置いておくことですっかり習慣化しました。
長時間外出するときは携帯用のジェルを持参し、昼食後に使用。虫よけスプレーやリングも併用することで、蚊に悩まされることはなくなりました。
虫刺されあとが赤く腫れるとなかなか治りません。子どもは夜中にかきむしってしまうので、刺されないようにすることが大切だと思いました。足の除菌は時間もお金もかからないので、とても助かっています。わが家の夏のルーティンになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:更田未央子/女性・主婦。7歳と3歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています