今までの食卓の様子
私と6歳、4歳、2歳、1歳の子どもたち4人でごはんを食べるときは、楽しく会話をしながら食べています。私1人で子どもたちを見ているので、てんやわんやなところはあります。けれど、6歳と4歳の娘2人がおふざけしながら会話をしていて、楽しい雰囲気です。
しかし、夫が早く帰宅した日や休日は、夫も一緒にごはんを食べるので、子どもたちは黙々とごはんを食べます。理由として夫は口を開けば会話ではなく、注意をするからです。
例えば「ひじをつかない」、「口を閉じて食べる」、「お皿を持って食べる」などです。子どもたちは注意されるとむきになってしまうのか、注意された行為をやめられなくなり、そして夫がイライラするという悪循環が起こっていました。
喧嘩に発展
食卓は楽しい場所であってほしいので、夫に「なんで注意ばかりするの? 口を開いたら注意ばかり。お行儀も大事だけど、楽しんで食べることが大事でしょ」とイラついて言ってしまいました。夫は「何で注意したらだめなの? 〇〇も注意してるじゃん」と反論してきたので、私の考えを話すことに。
私は日中子どもたちとずっと一緒にいるので、会話をたくさんしています。その中で「~したほうがいいよ」という注意の仕方をしているということを伝え「パパの場合は楽しい会話もなしにただ注意をするだけだから、子どもたちはパパが口を開いたら注意されると思っているのかもよ?」と話しました。
夫の変化
夫はなるほどと思った部分があったのか、まず食事のはじめには「今日は幼稚園で何をしたの?」など、子どもたちが話してくれるような話題を夫が提供するようになりました。
これは話し合いをして解決策としてうまれたもう一つの方法があります。それは、夫が気になったことは私に伝えて、私が子どもに伝えるという方法です。これによって子どもたちの夫へのむきになった行動がなくなり、夫のイライラも減りました。
夫が食卓にいて雰囲気がビシッとするのもいいことかもしれませんが、私はそれより子どもたちが楽しんでごはんを食べてほしいと思っています。夫の変化をご紹介しましたが、夫と喧嘩をしたことで、お互い意見を言い合うことができ、食卓での子どもたちの笑顔が増えたように思います。喧嘩をすることでお互いまた成長し合えたらいいなと思った出来事でした。
著者:松谷 えりな
令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
-
足で息子を触る夫!「男の子なんだし大丈夫」と言うけれど、私はどうしても受け入れられなくて!?
-
「なぜうちの娘は書けないの…?」先生に相談すると、驚きの言葉が飛び出して!?
-
子どもへの接客がスゴイ!ぜひマネしたいギャル店員の会話スキルとは