いつまで続くのかと不安な気持ちに
娘がお漏らししたあとのシーツ。朝の準備が忙し過ぎて洗濯することができず、そのままにして出勤した日は、帰宅すると布団やパジャマに染みついたおしっこの臭いが漂っています。すぐに洗濯しますが、毎日頑張って洗濯しているのに……という気持ちになり、乾かないシーツ類にイライラしてしまう私。
「失敗するのは仕方がないよ、まだ子どもなんだから……」。そう自分に言い聞かせるものの、「また娘は失敗したのか……」と思ってしまい、そう思うことに自己嫌悪に陥る日もあります。娘が成功した日はカレンダーに「できたねシール」を貼っていたのですが、ほぼ毎日娘がおねしょをするので、シールが貼れない日が続いていました。
ママ友の言葉にハッとした私
おねしょが続き、娘は寝る前にトイレへくことも嫌がるようになりました。途方に暮れた私は、ママ友に相談してみることに。すると、「寝ている間の夜のおねしょは、親が頑張ってどうにかなるものではないよ。膀胱の大きさも関係するだろうし。おおらかな気持ちでいるといいよ。20歳になっても、おむつで過ごしている人なんていないでしょ?」と、ママ友から言われたのです。私はハッとしました……。
そして、「おねしょパンツは吸水布が何層にもなっていたりして、おねしょを吸収してくれるよ。シーツよりも洗濯がラクだから、一度試してみたら?」と、アドバイスをもらいました。
おねしょパンツを気に入った娘に変化が!
おねしょパンツをインターネットで調べてみたところ、娘が好きな動物柄の物を見つけました。さっそく私は、おねしょパンツを通販サイトから注文してみることに。スカートの形から、スナップでとめてズボンにもなる物と、元々ズボンの形になっている物の2種類を購入し、両方娘に試してみました。
スカート型は娘の寝相の悪さではだけてしまい、残念ながら1度使っただけでお蔵入りに。ですが、ズボン型は娘にぴったりで娘も気に入ってくれました。そして、おねしょをしてしまった日もおねしょパンツだけを洗えばよくなったのです。洗濯物の量が減ったことで、私のストレスはかなり減りました。おねしょパンツを気に入った娘は、再び寝る前のトイレへ行ってくれるようにもなりました。
結局そのあとも半年以上、娘がおねしょをする日々が続きました。トイレトレーニングを始める時期が早かったのかもしれません。何度も挫折しそうになりましたが、ママ友からの「20歳になっても、おむつで過ごしている人なんていない」という言葉を思い出すと、心が救われました。これからは、もっとおおらかな気持ちで子どもの成長を見守りたいと思います。
著者:西垣かおり/7歳女児のママ。元転勤族の妻で、子どもは1人だが、3度の保活経験あり。縁もゆかりもない街で戸惑いながらも、初めての子育てを楽しんだエピソード中心に執筆中。
イラスト:ちひろ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。