【NG①】熱源に食品を近づけて加熱する

オーブントースターで、高さや横幅のある食品を加熱したことはありませんか?じつはこれ、とても危険な行為です。
熱源と食品が近すぎると焦げにつながるだけでなく、発火するおそれがあります。
じつは私も、オーブントースターでハニートースト用の分厚いパンを焼こうと思ったところ、思い切り焦がした苦い経験が……。幸い火災には至りませんでしたが、パンからは火が出てかなり焦りました。
大きすぎる食品の加熱は避け、熱源との距離は十分とることを意識しましょう。
【NG②】油が出る食品をそのまま加熱する

フライや唐揚げ、ベーコンなど油の多い食品は、そのまま加熱してはいけません!食品から出た油がヒーターにかかると、煙や炎が上がる危険があります。
油分を多く含む食品に関しては、トレーにのせて調理しましょう。
アルミホイルを使っても油が熱源に垂れるおそれがありますので、アルミホイルだけの加熱はNGです。
【NG③】バターを塗ったパンを焼く

「いつもやってた……」という人が多数いそうなNG行動です。
パンに欠かせない、ジャムやバター。焼いたトーストに塗る人もいれば、“塗ってから焼く”のが好きな人もいるかもしれません。
でも、ちょっと待って!じつはこれも、発火につながるNG行為なんです。
油脂や糖をたっぷり含む食品は、加熱したときに焦げやすいため、パンから発火する危険があります。そのため、バターはもちろんジャムを塗ったパンをオーブントースターで焼くのはNGです。
象印のオーブントースター(EQ-HA30型)の説明書にもしっかり明記されています。
バターやジャムを塗ったパンを焼かない
ジャムやバターは、焼いてからパンに塗るスタイルで楽しみましょう。
【NG④】汚れを放置する

パンくずや油汚れ、そのままになっていませんか?お手入れが面倒なのはめちゃくちゃ分かりますが、汚れが溜まった状態で加熱すると発火の原因になります。
パンくずなどが溜まる「くず受け皿」は、できるだけ毎回汚れを取り除いて清潔に保ちましょう。
庫内のお手入れも、定期的に行ってくださいね。
オーブントースターのNGは意外と多い
身近なキッチン家電の「オーブントースター」ですが、じつはうっかりやりがちなNG行為がたくさんあります。使い方を間違うと発火して、火災を引き起こすおそれも……!
毎日の食卓を支える便利な家電だからこそ、正しい使い方を心がけて、安心して使いたいですね。