節約術や日々の貯金の仕方に関する情報をInstagramに投稿するママ、あかり貯金生活さん(@chokin.jp)。パパ・ママ・6歳と3歳のお子さん・犬という家族構成で節約と貯金に励んでいるそう。
今回は、節約生活の基本ルールや、高いスマホ代を安くする方法のほか、旅行のためにおこなっている節約アイデアなどを教えてもらいました。
節約の基本!給料は週ごとに袋分け!
まず、1カ月やりくりする生活費は、1日2,000円分に固定して週ごとに袋へ振り分けます(5週分の袋を用意し、それぞれ日数分のお金を入れます)。
そのほか、医療費・ガソリン代・飼い犬にかかる費用は生活費とは別のケースへ。
ガソリン代と飼い犬にかかる費用は、それぞれ毎月1万円になるように調整しているそう。たとえば、前月に2,000円使っていたら、2,000円を追加するといった具合です。
そして医療費だけは、前月の使用額に関係なく、毎月一定額の1万円を足しているのだとか。もし使わずに余ったら、家族みんなが健康で過ごせた証! 「健康に過ごせたらお金が貯まっていく」という感覚が楽しいそうです。
余った医療費は、何かあったときのために貯めるのもいいですし、やりくりのご褒美としてママの美容品を買ってもいいですね♪
また、キャッシュレスで決済(PayPayやクレジットカードなど)したときは、その分の現金をよけておき、給料日に入金しているそう。
スマホを格安SIMにしたら夫婦で4,000円代!
「スマホ代がもう少し安くなれば生活費が抑えられるのに…」と思ったことはありませんか?
過去には、夫婦合わせて毎月25,000円ほどのスマホ代を支払っていたというあかり貯金生活さんは、マイネオ(関西電力系列の通信会社「株式会社オプテージ」が運営)の格安SIMへ契約変更し、スマホ代が大幅に節約できたそう。データ通信量3GBのプランで、夫婦の合計額はなんと4,000円代!
なるべくデータ通信量を消費しないように、家ではWi-Fiを使用し、外では子どもにYouTubeを見せることをやめたそう。以前は外でもYouTubeを見せていたそうですが、一度やめてみたら、案外見せなくても平気になったとのこと。
このことで、今の世の中には、あったら便利だけど、なくても平気なものが溢れているなぁと実感したそうです。
小銭の貯金箱はゆうちょ!?
あかり貯金生活さんは、少しでも小銭が出たら、まるで貯金箱へ入れるように、ゆうちょのATMへ預け入れをしているそう。
わざわざ小銭を入れるためにATMへ行くなんて面倒…‥と思ってしまいそうですが、不思議と面倒に思ったことがないそうで、今のところずっと続きそうな趣味になっているのだとか!
ゆうちょのATMは台数が多く、いろいろなところに設置されているので、思い立ったときに立ち寄れて意外と面倒ではないのかもしれません。
150円しか財布にない日も、小銭2枚を入れるためにゆうちょのATMへ。そんなふうにコツコツ貯めていき、2017年に始めた当初は0円だったのが、今では12万円を超える金額に!
銀行の利子がつくのを待つより、自分で小銭を入れて貯めるほうがよっぽど貯まると実感しているそうです。
貯金箱だといくら貯まっているのかわかりづらいですが、この方法なら貯まった金額が常に明確なので、楽しんで続けられそうですね。
※ATMに小銭を預け入れする際に、一度に大量の小銭を入れてしまうとATMが壊れてしまう可能性があるため、数回に分けて入れるよう注意しましょう
遊ぶときのために〇〇デーを増やす!
旅行や遊ぶときのためにおこなっているのが、“ノーマネーデー”。ノーマネーデーとはその名の通り、お金を使わない日。
ふるさと納税の返礼品としてもらった食べ物を駆使するなどして、ノーマネーデーを増やし、週ごとに使える生活費をそのまま保管して、旅行費用に充てるのだとか。
遊ぶときは遊ぶけれど、収入には限りがあるので、“遊ぶ日のために締める日常も必要”とのこと。節約ばかりだと息が詰まりそうになりますが、“楽しみのために締める”と考えていれば頑張れそうです!
週ごとに使えるお金を振り分ける基本の節約術や、ゆうちょATMを使った小銭貯金のアイデアなど、節約初心者でも日常に取り込みやすいアイデアがたくさんありました。あかり貯金生活さんのブログやInstagramでは、ほかにもさまざまな節約術・貯金アイデアが紹介されているので、ぜひチェックしてみてください♪
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協力/あかり貯金生活さん(@chokin.jp)
取材・文/寺田 梓