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私が「子どもの食べ残しは捨てる」と決めた理由。「もったいない」以上に大切だと感じたこと【体験談】

子どもの食欲は日によってかなりムラがあります。わが家の1歳児も食べムラがひどく、せっかく作った料理を半分以上残され、涙することもしばしばです。そんなとき、子どもの「食べ残し」はついママが食べてしまいがち。しかしわが家では「もったいない」という思いを乗り越えて、「子どもの食べ残しを捨てる」ことに決めました!

産後太りの原因は子どもの食べ残し?

長男が離乳食を卒業し、大人とほぼ同じ料理が食べられるようになったころ、私はなかなか減らない体重にやきもきしていました。妊娠中に15kgも体重が増えた私は、出産直後に7kg減ったものの、出産前の体重には程遠い状態でした。

 

子どもが1歳になったころ久しぶりに体重計に乗ってみると、なんと体重が増加に転じていたのです! 日中は働いていましたし、間食も控えるようにしていました。それでも体重が増えているのは、毎日の生活習慣に問題があるということ。改めて自分の行動を振り返ってみることにしました。


そしてその日の夕食時、子どもの食べ残しを欠かさず私が食べていることに気付きました。長男は食べムラがひどいうえに少食だったので、時には半分以上残してしまうこともありました。私はそれを「あーあ、もったいないな~!」とすべて平らげていたのです。

 

これでは1.5人分の食事を摂っていることとほぼ同じ。捨てるのはもったいないし、食べ残しの処分という感覚だったので、問題ないと思い込んでいました。さすがにこのままではまずいと思った私は、食べ残しを食べるのをやめることに決めました。

 

体調不良の原因も食べ残しかも…?

しかしそれでも、「もったいない」という思いは正直ぬぐいきれませんでした。あるとき、親子共々体調を崩したことがありました。子どもが保育園でもらってきた風邪がうつったんだろうと諦めていましたが、微熱とだるさが1週間以上続き、ヘトヘトに……。その状態で子どもを病院に連れて行ったりするのもかなりつらく、家事も滞りがちになりました。


仲のいいママ友にそのことを話すと、「もしかして子どもの食べ残し、食べてない? 食べ物からウイルスがうつることもあるんだって」と話してくれました。食べ残しを食べることで子どもの手足口病がママにうつり、口の中に発疹ができた事例もあったそうです。


もちろん、食べ残しだけがウイルスの感染経路ではありません。しかし、感染経路になる可能性がある以上、少しでもそのリスクを減らしたいと思いました。私はようやく、子どもの食べ残しをためらうことなく処分できるようになりました。

 

 

「食べ残しは処分」に決めました!

食べ残しを処分するようにしたおかげで、私の体重増加はストップしました。また、これまで子どもがひいた風邪が私にうつると、そのたびに仕事を休み、大変な思いをしてきました。夏や冬など、病気が流行りやすい時期は特に、手洗い・うがいとともに、食べ残しの処分を徹底するようにしています。

 

 

子どもの食べ残しは、つい「もったいない!」と食べてしまいがちですが、ママの健康と美容に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルス感染の可能性もあります。なるべく処分しなくても済むように、子どもの食欲を考えながら、適量を作るように心がけたいです。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:大川香織

小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。

 

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