絶対おかしい! 救急病院へ
いつもとは違う次女の様子が心配になり、夫に長女をまかせて救急病院に連れて行きました。偶然にもそのときの担当に小児科の先生がいて、安心したのを覚えています。
連れて行ったときには次女は落ち着いていましたが、症状を話すとけいれんを予防する坐薬を処方してくれ、熱性けいれんについての説明と対処法を教えてくれました。
病院へ行って先生から言われたことは、まずは落ち着いて子どもの様子を観察すること。寝ているときは横向きにし、窒息しないよう周りに物があればよけること。そして時間を計測し、病院に連絡すること。これらをメモにして渡してくれたので、家の目立つところに貼りました。
徐々にけいれんの頻度が減少
救急病院に行った12時間後、再び熱性けいれんが起きたので再度病院に行くと、また発症するリスクが高いので、発熱時に予防のための坐薬を使うよう指示されました。発熱のたびに坐薬を使うので少し面倒ですが、子どもの健康には代えられません。
それでも時々熱性けいれんを起こすことはありましたが、私も心構えができていたので、慌てずに対処することができました。そして、2歳になったころに症状が出なくなり、坐薬からも卒業できました。
初めて熱性けいれんが起きたとき、私が慌ててしまい、何もできませんでした。しかし親が慌てても、何も解決しません。このときは知識もなくどうしようとあたふたしていましたが、まずは私が落ち着いて判断しなければいけないと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/まっふ
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著者:山福あい
5歳、2歳、1歳の子を持つ母。はり師、きゅう師免許取得。現在は鍼灸師として働きながら、子育ての体験談を中心に執筆している。