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「ごめんなさいは!?」おもちゃを奪った息子。お友だちに謝らせる必要はない…!?

この記事では、助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOさんが「子どもにごめんなさいを言わせること」についてマンガで解説します。小さな子どもに「ごめんなさい」の強要はいりません。それよりも大事なのは心の中で謝る気持ち。まずはママが「ごめんなさい」のお手本を見せましょう。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師HISAKO
助産院ばぶばぶ院長

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2020年に12人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
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こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。子どもが人に迷惑をかけたら絶対に謝らせるべきでしょうか。「ごめんなさい」を言わない子どもを許してしまったら、大人になっても謝れない人になってしまうでしょうか? 今日は「子どもにごめんなさいを言わせること」についてお話しします。

 

ごめんなさいについてマンガで解説

 

ごめんなさいについてマンガで解説

 

無理強いして謝る子どもの気持ち

力ずくで子どもの頭を押さえつけ、謝らせた経験のあるママは多いと思いますが、「謝りなさい!」と強要されているときの子どもの気持ちを考えてみたことがあるでしょうか。

 

4歳ぐらいまでは「怖い」「この場から逃げたい」「助けて」など、そこにあるのは恐怖のみかもしれません。5歳以降になると、「自分は悪くないのになぜ謝らないといけないの?」もしくは「自分がダメな子だからママはこんなに怒るんだ」という恐怖に加え、反発感情、自己否定の気持ちが渦巻きます。

 

10歳ぐらいになると「まただ、めんどくさい」と、適当に聞き流す術を覚え、ママがひとりでカッカしたところで、どの年代の子も反省などほとんどしない状況に陥りがちです。

 

反撃は思春期になってから

彼らが思春期を迎えるころ、反撃する体力と知識を備えた子どもは、昔ママにやられたことと同じ方法で攻撃してくるようになります。「謝れ!」「親は全部正しいの!?」「大人なんか偉そうなだけ!」。

 

子どもに「謝れ」と言われても頭を下げることは本当に難しく、そのときのママの感情は、恐怖と怒りと自己否定と現実逃避。各年代の子どもたちとまったく同じ気持ちが働きます。

 

ママが子どものお手本に

小さな子どもに「ごめんなさい」の強要はいりません。無理に頭を下げさせることにパワーを使うより、 心の中で反省する、心の中でごめんなさいを言う。それで十分です。

 

ママが「ごめんなさい」と言ったら周りの空気が明るくなってみんなが笑顔になった。子どもは、そんな変化を敏感に観察して「ごめんなさい」は気持ちのいいことだと学んでいくのです。

 

 

子どもはママの行動を見ています。イラっときたらまずは深呼吸をして、子どもに「ごめんなさい」のお手本を示してあげましょう。さらりと笑顔で「ごめんなさい」が言える、そんな大きな器のママを目指したいですね。

 

作画/山口がたこ

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      基本的に、子どもにはそう接していきたいと思っていても周りの目を気にして強要するような言い方になることが多いです…言わないと周りの目が怖いので⤵️
      +21 -0
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      基本的に、子どもにはそう接していきたいと思っていても周りの目を気にして強要するような言い方になることが多いです…言わないと周りの目が怖いので⤵️
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      ごめんね。って覚えるのはもちろん大事だけど
      貸して?を覚えるのも大事では?
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