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「保育園に行きたくない!!」毎朝泣いて登園を渋る2歳の息子…理由を聞いてみると!?

息子が通っていた保育園は、子どもの自立に力を入れていました。息子が2歳児クラスのとき、着替えや食事、荷物の支度などをひとりでしなくてはなりませんでした。生活における先生の介助はほぼなかったのです。息子はひとりでできましたが、ある日「保育園に行きたくない!」と言い出したのです。そこで私はその理由を探りました。すると……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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着替えイメージ

 

 
 

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「保育園に行きたくない!」何が嫌か聞いてみると…

2歳児クラスにあがって半年ほど経ったとき、先生から息子がクラスのペースについていけていないことを知らされました。ごはんを食べるスピードが遅い、着替えが遅い、トイレを済ませるのが遅いなどです。当時の先生は息子がこれらのことを「できない」と思っていて、家庭で練習するように言われました。

 

息子はそのころ、毎朝「保育園に行きたくない」と泣いていました。理由を聞いてもあいまいでしたが、「保育園で何をするのが嫌?」と具体的に聞いてみると「早くするのが嫌」とのこと。やはりクラスのみんなについていけず、さらに先生の声かけをプレッシャーに感じているようでした。

 

先生へ伝えた親の気持ち

私はマイペースであることは「個性」だと思っています。一方で集団生活において協調性が大切なこともわかっています。なんでも早くできるほうが優秀で成長していると捉えられることもありますが、急かして育てたくないと思った私は先生と話をすることに。そして私は以下のことを先生にお伝えしました。

 

・「できない」のではなく「できるけど遅い」こと

・マイペースは個性だと思っていること

・家庭でもスピードアップは心がけるが、成長は長期的に見ていただきたいこと

 

すると先生からは、「まずは急かす声かけをせずに見守ってみます」と言っていただけました。

 

 

3歳児クラスになって…

先生と話したあと、保育園では息子がただダラダラしているときはご指導いただき、一生懸命何かに取り組んでいるときは急かす声かけをせず、見守ってくれているようでした。1カ月ほど経ったとき、先生から息子について「時間がかかるだけで、食事も着替えもひとりでできますね」と言っていただけてひと安心。

 

また私も家庭では、着替え競争をして早く着替えたほうが勝ち!というゲームをしたり、食事は集中できるようにテレビを消しておもちゃが見えないようにしたりと、息子の個性を尊重しつつスピードアップできるよう工夫を重ねました。

 

 

3歳児クラスになっても、引き続き対応していただいていました。保育園ではあまり急かされなくなり、息子は「保育園が楽しい」と言うようになりました。毎朝泣くこともありません。先生に親としての気持ちを伝えてよかったと思いました。保育園任せや家庭任せではなく、双方が一体となってみんなで子どもを育てる環境はやはりいいなと思っています。

 

 

作画/あんこママ


著者:海原えめ

6歳息子と1歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。

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      悠長に構えてるご家庭だと、ノロマさんに育ってしまいますけど(私の小学生時代でございます)きちんと見守るフォローもあり、「出来ない」ではないことを園などの外部でも認めてもらえる状態にできているのは凄い事ですね。お預かりしてる子達を、とかく一律に管理しがちになるであろう園でも、見直すキッカケになったのではないでしょうか。
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      悠長に構えてるご家庭だと、ノロマさんに育ってしまいますけど(私の小学生時代でございます)きちんと見守るフォローもあり、「出来ない」ではないことを園などの外部でも認めてもらえる状態にできているのは凄い事ですね。お預かりしてる子達を、とかく一律に管理しがちになるであろう園でも、見直すキッカケになったのではないでしょうか。
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      爺が口出しする場所ではないと思いつつ、お子さんは、たぶん幼少期の私よりは全然良いと思えます。
      私は、8か月未満の体重が1000gもない(当然、聞いた話ですが、おそらくは、500gを少し超えるくらいではないかと)未熟児で、歩き始めるのも遅く、小学校低学年までは、何でもないところでしょっちゅう転び、膝は、擦り剝いて、瘡蓋ができ、治らぬうちにまた転んで…という状態で、先生には随分と心配をおかけしました。手先も不器用で、ボタンがけに苦労していた覚えがあります。でも、昭和の半ば当時、世の中全体におおらかな時代でしたから、そういうことを厳しく指摘されることもなく、保育園や幼稚園にも喜んで通っていましたし、自分でもあまり気にせずに育ちました。
      同級生たちに体格や運動が追いついたのは、小学校高学年になってから。
      手足の力が弱く、手指がうまく使えないのも、その頃には解消し、へたくそな字や箸遣いを、誰に言われることもなく、自分で恥かしくなって直したのもその頃です。5年生で覚えた水泳は、6年生の時には、校内の大会で勝ちあがり、市の選抜大会に出場するところまでいきました。(持久力は足りなかったですかね)
      中学生から高校生になる頃には、身長171cmとごく普通になりましたが、体重は53kgと、かなり細かったのは、食が細かったせいでしょうね。(でも、体脂肪率が極端に低いので、教室で着替えるときに上半身を脱ぐと、腹筋はムキムキに見えるんです。クラスメイトから「オーッ」という驚嘆の声が上がります。腹筋を鍛えていたわけではなく、普通の人も脂肪がついていなければ、そういうものなんでしょう)
      大丈夫です。
      お子さんも温かく見守ってあげていれば、必ず、小学生のうちには、追いつけます。
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