「母乳は与えちゃダメ」は間違ってます!母親がコロナなどの感染症にかかったときのやりがちNGとは?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、コロナ禍での赤ちゃんとの生活で気をつけるべきことについて教えてくれました。まだまだ感染予防対策は必要です。しっかりと確認しておきましょう!

この記事の監修者

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。

感染予防イメージ

 

コロナ禍で妊娠期や出産を過ごし、産後も感染予防のための行動を頑張っているママが多いかと思います。

今回は、ママ達が不安になりすぎないようにコロナ禍での赤ちゃんとの過ごし方について気をつけるべき点をお話ししていきます。

 

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基本は手洗い、人混みを避ける

コロナ禍での生活も長くなってきている中で、感染予防行動は定着してきたといえます。しかし、赤ちゃんを連れての外出になると不安になるママも多いかと思います。
感染予防には、手洗いが基本です。外出後の帰宅時、食事前など適時流水での手洗いやアルコール消毒をするなど、今されていることを続けていただくことが大切です。赤ちゃんと接する前には、大人の人が手洗いをしっかりするようにしましょう。

 

月齢が進んで、たっちやハイハイなど動きが活発になってきたらお子さんの手洗いも気になりますよね。流水で洗うのが最適ですが、難しい場合はウエットテッシュなどで拭いてあげましょう。お家であれば、洗面器などに水を溜めてから手を洗うとしっかり洗えます。

 

また、赤ちゃんはマスクができないことも不安のひとつかもしれません。時間帯などを調整して人混みを避けるか滞在時間を短時間にしたり、換気が良いところなどを選んで行動するように心がけてみましょう。

 

新型コロナに感染しても授乳は可能?

まだ研究・調査中の段階ですが、新型コロナウィルスに感染した母親からの母乳からはウィルスが発見されたという報告はありません。手洗い・マスクなどの接触・飛沫による感染予防をした上での授乳は可能といわれています。

 

しかし、母乳育児支援連絡協議会によると、現在日本では母が感染した場合、母を隔離して搾乳したものを他の人が赤ちゃんにあげる方針が推奨されています。新型コロナ感染時にも、体調に合わせて搾乳をして母乳の分泌を維持したり、乳腺炎などの乳房トラブルにならないようにすることが大切です。

 

解熱剤やその他の内服薬は、医師や薬剤師と相談して影響の少ないものを処方してもらうようにしましょう。一時的に授乳をやめる場合は、母乳分泌を減らさないようにお子さんの授乳間隔に合わせた間隔で搾乳をするようにします。

 

ストレスを溜め込むのはNG!免疫効果を高める生活を

感染予防対策の他にも大切なのは、免疫力を高めるようにすることです。免疫を下げる要因としては、寝不足・疲労、ストレスなど育児中にはよくみられることです。夜間の睡眠不足は、昼間に赤ちゃんと一緒に昼寝をしたり、家族の方にお世話をお願いして身体を休めるように調整するのも良いかもしれません。コロナ禍で、なかなか人に会いづらい状況なのでメールや電話、オンラインやSNSを活用してストレスを溜め込まないようにしましょう。

 

また、身体の冷えも良くないので出来るだけお風呂で湯船に浸ってリラックスする様にしたり、靴下などで体を冷やさない様に気をつけていきましょう。栄養のバランスを整えることも大切です。毎回の食事は難しくても、1日の食事でバランスをとれるようにしていきましょう。

 

まとめ

これから暖かくなり外出の機会も増えてくるかと思います。不安になりすぎずに、みなさんが普段している感染予防対策を続けていくことが大切かと思います。

 

 

参考文献:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行時における 乳児栄養、心理的支援に関する提言~ お母さん、ご家族を支援する方々へ ~ 母乳育児支援連絡協議会 2020 年 7 月 11 日(外部サイト)

 

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