医師「これはもしかしたら……」
おまたのポツポツはおむつかぶれだと思っていたので、特に気にしていなかった私。「これはアレルギーの皮膚炎じゃないね。もしかしたらカビかも」と言われました。季節は梅雨。カビが赤ちゃんの体にできるの!? と衝撃的でした。
医師から「カビはなかなか治らないよ。1カ月はかかると思っていて」と言われ、長期戦を覚悟。処方された薬をお風呂あがりに塗り続けました。しかしカビはしぶとく、減ってきたなと思い受診し、医師の指示で薬をやめるとまたポツポツが出現します。一気にカビを減らすために、濃い紫色の薬の原液を塗ることも数回繰り返しました。
当初言われていた1カ月はあっという間に過ぎ、夏になっても治らず。そして夏が終わるころ、ポツポツが消えました。「念のため、あと1週間薬を塗り続けましょう」と念押しの対処を経て、やっと完治してくれました。
カビの原因は思い当たらず
カビが原因と言われたので、最初の診断のあとすぐに家の中を大掃除しました。窓枠のカビやサッシの汚れなど徹底的にきれいに。しかし医師が言うには、カビの原因ははっきりとはわからないとのこと。
家の中をきれいにしていても、なるときはなるのだと言われました。結果的に完治するまでにかなり時間はかかりましたが、幸い本人は痒がったり、痛がったりすることなく、日常生活に影響がなかったのはよかったと思いました。
思いかけず長期戦を強いられた、おまたのカビとの闘い。娘本人は気にしていないものの、症状が悪いときにはおむつからはみ出るほどにポツポツが広がっていたので、なんとも痛々しく感じました。それからというもの、とくに梅雨の時期で蒸れやすい場所は清潔にすることを心がけています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています