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「明日プールに行きたくない」習い事を拒否する娘と毎回大揉め!今となって思うことは…

私は8歳と4歳の娘の母です。長女が幼稚園年中のとき、小学校に入る前に少し泳げるようになっていたほうがいいかなと思い、スイミング教室に通わせることに。ところが長女は泳ぐことがあまり好きではなく、親子にとっての苦難が待ち構えていたのです……。今回はそのときの体験談をお話しします。

 

 

 

お友だちとスイミングを始める

長女は水に顔をつけることを嫌がり、「スイミングは習いたくない」と言っていました。しかし、スイミングは全身運動になるし、ある程度は泳げるようになってほしいと思っていたので、いつかは習わせたいと思っていた私。

 

そんなときに、幼稚園のお友だちがスイミングスクールに通うことになったので、お友だちと一緒であれば始めやすいだろうと思い、長女も入会させることに。

 

行くのを嫌がるように

最初の半年ほどはお友だちと楽しく通えていました。しかし、ある日の進級テストの際、お友だちは合格し長女は不合格となり、2人は別のクラスになってしまいました。そして、そこから長女はスイミングスクールに行き渋るように……。

 

前日から「明日プールに行きたくない」と言っていたのですが、私は嫌がる長女を半ば強引に連れて行っていました。それでも行けばちゃんと参加していたので叱咤激励し、たまにご褒美を買い与えることでなんとか頑張らせていました。

 

 

今度は時間帯も別に

それから半年間は頑張って通っていたのですが、クラスが分かれたお友だちはどんどん級が進んでいき、今度は別の時間帯になってしまいました。今まではロッカールームで一緒に着替えられていたのに、それもできなくなってしまったのです。

 

ここで長女の心は完全に折れました。「行きたくない」と大泣きし、日によって行けたり行けなかったり……。娘はこの時点でクロールが12m泳げていました。

 

やめることに

娘は「やめたい」と言っていましたが、親子で設定した「クロールを25m泳ぐ」というゴールまであと1歩のところだったので、数カ月間頑張らせたいと思っていました。しかし毎回、行く行かないで揉めるため、親子ともにスイミングの日が来るのが憂うつになっていったのです。

 

そして、行けないことに対して娘にきつく当たってしまったとき、「習い事はここまでつらい思いをして頑張らせることではない」と気づいたのです。スイミングをやめたあとはお互い気持ちがすごくラクになりました。

 

 

「将来困らないように泳げるようになってほしい」「達成感を味わってほしい」という私の気持ちが強すぎて無理をさせたことを反省し、娘にも謝りました。娘はほっとしたような表情を浮かべました。今後は自分の理想を押し付けるのではなく、もう少し娘の思いも尊重してあげたいと思います。

 

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監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/星田つまみ


著者:小川恵子

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