おむつ替え中、けがを発見!
そのけがに気づいたのは、息子のおむつ替えのときでした。わが家でベビーベッドが機能しているのはおむつ替えのときがほとんど。寝かせるのは大人と同じ布団だったため、おむつや着替えなどベビーグッズの置き場になっていました。
いつものように息子をベビーベッドに寝ころばせてふと足に目をやると、なにやら指が赤くなっています。息子の両足の親指の皮がめくれていたのです。そこから血がにじんで、なんとも痛々しそうでした。
治る気配のないけが、いつの間に?
そのけがを見て驚きましたが、思い当たる節はまったくありません。足の親指のみけがしているのを見たことが初めてで、原因がわかりませんでした。まずは手当てを……と、私は絆創膏を左右の指に巻き付けてみました。
しかし、常備してあった絆創膏のサイズでは赤ちゃんの指に対して大きすぎたため、何度貼り直してもまた取れてしまいます。傷口がじゅくじゅくとしていたのもあり、そもそも絆創膏は貼らずに乾かしてあげるほうが良いと考え、ワセリンを塗り、様子を見ることに。しかし一向にけがが治る気配はなく、首をかしげるばかりでした。
医師からまさかの虐待を疑われ…
それから1週間ほどたって息子の4カ月健診の日になり、小児科の先生に診てもらう機会がありました。そこでけがについて聞いてみると、息子の足を見た先生の顔が変わり、反対に質問をたくさんされ……。
「安全な環境を整えていますか」「育児で疲れていませんか」と。まるで虐待を疑われているかのような雰囲気に嫌な気持ちを感じながらも、結局原因はわからずに健診が終わってしまいました。先生からはワセリンを塗るように言われただけで、この治らないけがの原因はなんだろう?と少し不安を感じました。
原因が判明!息子、ごめんね…
健診を終えて帰宅し、まずはおむつを替えようと息子をベビーベッドに寝かせました。おしりふきが切れていたためストックを取りに息子から離れ、戻った瞬間、驚きました。いつも元気よく足を動かすことが好きな息子でしたが、その元気な両足がベッドのフレームに強く当たっていたのです。
そしてけが部分はちょうど当たる箇所だったようで、皮がめくれてけがをしてしまっていたのでした。私が少しのつもりで目を離している間にけがをしていたことに、息子への申し訳なさでいっぱいになりました……。
荷物置き場と化していたベビーベッドは寝かせるスペースも狭く、息子が足を伸ばせばフレームにぶつかってしまう状況が、けがの大きな原因だったのです。理由がわかりホッとした反面、少しなら目を離しても大丈夫だという自分の考えを改める出来事となりました。それからというもの、例えベビーベッドの中であっても息子をしっかりと見るよう心がけ、ベビーグッズを整理して、十分なスペースを確保するようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:岡田ちえこ
離婚→再婚を経てステップファミリーとなったポジティブママ。「ゆるく・楽しく」をモットーに7歳、0歳の息子と共に過ごす日々のなかで感じたことをお伝えしていきます。