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「救急車を手配します」娘の胸元を見ると驚きの症状が!動揺していた私に…看護師さんから衝撃の声かけ

新生児は風邪をひきづらいと聞いていましたが、まさかの生後3週間で3歳の長女の鼻風邪をもらってしまった次女。育児用ミルクを飲みながら夜中に何度も苦しそうにむせてしまう次女を見て、専門家の判断を仰ごうと救急安心センターに電話しました。すると、あっという間に救急車が到着して……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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ミルクを飲むの上手じゃないのかな?

生後3週間の次女。哺乳びんで育児用ミルクを飲んでいた次女が、ここ数日やたらむせるのが気になっていました。今思い返すと、この時点で病院に連れていけばよかったと反省しているのですが、そのときは「まだ小さいし、飲むのが下手っぴだな」と、のんびり構えていたのを覚えています。

 

その日の夜、次女に育児用ミルクをあげると、やっぱりむせてしまってうまく飲めません。ちょっと飲んではまたむせてしまいます。そして、むせたあとにちょっと苦しそうに咳をしたのでした。

 

じょうずに息ができていない!? 胸を確認すると

直感で「鼻が詰まって、息がうまく吸えていないのでは?」と感じた私は、すぐに携帯電話で症状を検索。たまたま「陥没呼吸」というワードに辿り着きました。聞きなれない言葉でしたが、呼吸が苦しいときに見られる、肋骨の間や胸骨の下が陥没する状態の呼吸をこう呼ぶそうです。

 

すかさず次女の胸を確認すると、たしかに呼吸のたびに三角形にへこんでいます。救急車を呼ぶか悩んだ私は、指示を仰ぐために救急安心センター(#7119)に電話をかけました。すると新生児ということもあり、すぐにセンターが救急車を手配してくれることになり……。

 

 

看護師さんに言われて気づいた失態…

救急車がくることになって慌てた私は、回らない頭でなんとか携帯電話と財布をバッグに入れました。そのころには外でサイレンの音が。なんとか次女と救急車に乗り、病院へ到着しました。診察の後に念のため入院となりましたが、長女の風邪をもらったのだろうとの診断。

 

ホッとひと安心したそのとき、看護師さんのひと言で私はあることに気がつきました。「お母さん、替えのおむつはありますか?」。そうです、私は次女のおむつも育児用ミルクもすべて持たずに救急車に乗ってしまったのでした。

 

 

子どもと出かけるときに持ち物が携帯電話と財布だけなんてことはありえないのですが、本当に気が動転していたのだと思います。幸いにも大きな小児病院だったので、おむつも育児用ミルクも24時間自動販売機で売っているとのこと。大変助かりました。そんな次女も現在4歳に。今でもケガをしたり風邪をひいたりするたび、また悪化して救急車のお世話になるのではとドキッとしてしまいます。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:河原りさ/女性・主婦。4歳と6歳の女の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。

イラスト:しおん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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