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公園で突然の陣痛!?そのときママ友たちは動いた!的確な連携プレーで対応した結果、忘れない出産に…

近所に住むママたちとは、頻繁に集まって子どもたちを公園で遊ばせる仲。その日はママ友4人と子ども7人で遊んでいました。そのうちの1人のママ友が公園遊び中に急に産気づいて……。その場にいたママたちが瞬時に連携し、その場を乗り切った体験談です。

Uちゃんママに陣痛が来た!

Uちゃんママは第2子を妊娠していて、すでに臨月に入っていました。その日は出産予定日の3日前で、いつ生まれてもおかしくない状態です。みんなで赤ちゃんの誕生を楽しみにして「今陣痛が来たらまかせて!」など言いながら笑っていました。Uちゃんママも「いっぱい歩けば陣痛くるかな?」と積極的に体を動かしていました。

 

そんな話をしていた30分後。気づくとUちゃんママの口数が減り、ベンチに座っておなかをさすっています。「おなか張っちゃった?」と聞くと、「いや……もしかしたら陣痛来たかもしれない」とのこと。ここからAママ・Bママ・私、3人のママの連携プレーが始まりました。

 

 

ママたちの的確な連携プレー!

まずUちゃんママはパパに連絡し、パパは仕事先からこちらに向かうことになりましたが1時間かかるとのこと。Uちゃんママが電話している間、Aママは「私、子どもたち見てる!」と言い、私は「一番家が近いからバスタオル持ってくる!」と役割分担。その間にもUちゃんママの陣痛間隔は短くなり病院に電話すると、「すぐに来てください」との指示が。

 

それを受けて「私も○○病院だったから道わかるよ! 私の車で行こう!」とBママ。「じゃあUちゃんママの車から入院バッグ移すよ!」「バスタオル敷いた!」とどんどん準備は進んだのです。私は、娘がUちゃんと仲良しだったこともあり、「Uちゃんはうちで預かるね! 何日泊まってもいいから!」と引き受けました。

 

 

忘れられない出産に

出発する直前、「みんなごめんね……」と言うUちゃんママに、「いいから!」「産むことだけに集中して!」とみんなが声をそろえるので、思わず笑顔になるUちゃんママ。最後にUちゃんは「ママ、頑張ってー!」と真剣な顔で手を振っていました。陣痛かもしれないと思ってから、Uちゃんママが出発するまで約30分。

 

1~5歳の子どもたちはみんな不思議とおとなしく、騒がずに成り行きを見守っていました。Uちゃんママは病院についてから1時間ほどで無事出産。グループLINEには元気な母子の写真とともに、「忘れられない出産になりました」のメッセージ。「こっちもだよ(笑)!」「おめでとう!」の文字が飛び交いました。

 

 

思いがけずママ友の出産に関わることになりましたが、みんなそれぞれ出産を経験してきたママたち。どんどん進むママ友のお産にパニックになることなく、的確に連携することができ、無事に出産に至ることができたのでよかったです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師 REIKO


著者:山口花

田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。

 

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