子どもが生まれると今まで疎遠だった親戚づきあいが始まったりもします。それくらい赤ちゃんはみんなにとって天使ですし、特におじいちゃんおばあちゃんにとっては可愛くて仕方がない存在なのです。今日は、夫の祖母に「泊まりに来て」と言われて、気軽に行ってしまった私の体験談をお話しします。
曽祖母からのお誘い
夫の祖母なので、おばあちゃんにとって我が子はひ孫。それはそれは可愛くてしょうがないらしく、出産祝いを持って家に来てくれたときに「ぜひうちに泊まりに来て」と強く言われました。あまり考えずに、「落ち着いて外出できる月齢になったら…」と返事をしました。
それから8ヶ月後、電話でいつ泊まりに来てくれるのか?と催促の連絡がありました。その家は海が近く、夏にぴったりだったので、1泊でお泊まりをすることを決めました。
その家は古くて汚かった
ついてすぐ驚いたのは家の状態。掃除はおろか蜘蛛の巣やカビが目に見える状態でいたるところにありました。子どもを抱っこから降ろすのにも躊躇したのを覚えています。とにかく持参して来たバスタオルを2枚重ねてその上に子どもを寝かせました。そして、私たちが泊めてもらえる部屋を夫と二人で掃除機がけと雑巾がけをしました。
自宅とは違う環境での子育て
汚いだけでなく自宅と違う環境で0歳児の育児をするのは大変でした。当時私は母乳とミルクの混合だったのですが、電気ポットなどは当然なく、やかんでお湯を沸かして粉ミルクを作りました。お風呂も追い炊きができない深さのある湯船だったので、子どもを入れるのには苦労しました。
おじいちゃんやおばあちゃんは孫やひ孫に会いたい気持ちもわかるのですが、初めての子育てのときにはママも慣れない環境だと大変なこともあります。事故や怪我を防ぐためにも、2歳ごろまでは初めて行く場所のお泊まりはよく考えてからがいいかもしれませんね。(TEXT:高橋じゅんこ)