「人生終わったと思った」出産後に息子のダウン症候群が判明し、絶望した日々。4カ月たった現在の心境

去年8月に出産した次男が、ダウン症候群でした。妊娠中に異常を指摘されたことはなかったため、何の前触れもなく、私は突然、障害児の母になりました。正直、「人生終わった」とまで思った瞬間から、4カ月が過ぎた私の今の心境をつづります。

生まれてきた赤ちゃんはダウン症候群

私は、去年の8月に第3子となる次男を出産。無痛分娩だったので、生まれてくる瞬間を冷静に見ることができ、次男の顔を見た瞬間に「ダウン症候群だ」とわかりました。出産直後の正直な心境は「私の人生終わった」「上の子たちを、きょうだい児(※)にしてしまった」「妊娠中はずっと順調と言われていたのに、何で?」。

 

「4人目も欲しかったのに、この子のせいで無理」「仕事も旅行も行けなくなる」「何で出生前診断を受けなかったのだろう」「受精卵からやり直したい」「養子に出したい」とまで考えてしまいました。出生後の小児科医の診察でも「ダウン症候群で間違いないと思う」と言われ、絶望しかなく、毎日毎日泣き、目が腫れるほど……。

 

(※)きょうだい児:障害のある子どもの兄弟・姉妹のこと

 

次男に会いたくない…救ってくれたのは

次男はNICUに入院となり、面会に行った私は「完全にダウン症候群の顔……。私は一生かわいがれないのかも」と、泣きながら帰ってきたこともあります。そんな私を支えてくれ、次男がダウン症候群とわかってからも、変わらずかわいがっていたのは夫です。夫が次男を愛おしそうに見つめる姿を見て、「この人となら、ダウン症候群の子でも楽しく育児できるかもしれない」と、本当に少しずつですが気持ちが変化してきました。

 

SNSでも次男専用のアカウントを作り、私の真っ黒な気持ちを吐き出したところ、先輩ママから「私も産んだときは同じ気持ちだったよ。つらいよね」とたくさんのメッセージが届き、私はとても気持ちが救われました。

 

 

4カ月たった今、正直な気持ち

幸い大きな合併症はなく、生後1カ月で退院できた次男。退院する直前まで、面会に行くたび「今日はかわいいと思えたから、大丈夫」「やっぱりダウン症候群の顔、無理……」と、私の感情はジェットコースターのようでした。

 

しかし、退院して自宅で一緒に過ごし、おむつを替えたり育児用ミルクをあげたり、次男との時間を重ねていくうちに「なんか普通の赤ちゃんだ。私がダウン症候群のフィルターをかけていたんだ。一生懸命ミルクを飲んでいる姿も、泣いている顔もかわいい」と思えるようになってきたのです。それから日を追うごとに次男への愛情が増し、生後4カ月の今ではかわいくてかわいくて、家族みんなでメロメロになっています。

 

 

私が次男を受け入れられるようになったのは、夫や先輩ママたちの存在がとても大きかったです。正直、次男の今後のことを考えると涙が出てきたり、不安でなかなか寝付けなかったりするときもあります。ですが「今は目の前の次男のことを見ていこう。このかわいい赤ちゃん時期を精いっぱい楽しもう」と思っています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:吉川 みきな

14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。

 

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