こんにちは。ママライターの窪田郁子です。ふだんはおむつやおっぱい、眠いから抱っこを要求など、泣く理由がわかりやすい私の息子。夜泣きも病気もなく、手のかからない子どもだと思います。
そんな息子が生後2カ月のとき、実家へ帰省した夜に大泣きをしました。いつもとは違う泣き方で、その後も何度か同じことが起こった息子の体験談をお話します。
産後の里帰り以来の実家で……
息子を連れ、出産祝いをいただいた方のもとに、お礼をかねてあいさつに伺った日のこと。あいさつを終えた私は、産後の里帰り以来の実家に向かいました。
実家で息子は、親戚や祖母などのたくさんの人に抱かれたり、声をかけられたりしていましたが、とくに人見知りをすることもなく、ぼーっと顔を眺めている様子でした。夜はいつも通り私がお風呂に入れて、8時過ぎに布団に入り、添い寝をしていました。
添い寝をすると息子が突然泣き始めた!
布団に入り、添い寝の状態でおっぱいをあげようとすると、息子は少しずつ泣き始めました。眠いのだと思いましたが、おっぱいを嫌がって飲みません。それどころか、一層泣き方がひどくなり、今までに聞いたことのないような、叫ぶような泣き方をし始めました。
どこかケガをしているのかと調べたり、熱を測ったりしましたが、とくに異常もなく、20分ほど泣き続けました。その後、呼吸も落ち着くとケロッとした様子で、いつも通り添い寝で寝てくれました。
その後も何度か夜に泣く息子
その後も何度か、同じように息子が夜に泣くことがありました。気になって調べてみてわかったのは、赤ちゃんは昼間の情報を夜に整理するのだということです。初めてのことだらけで情報を整理しきれず、パニックを起こしてしまったのではないかと思いました。しかし、赤ちゃんが夜泣くことには諸説あり、はっきりとした理由は解明されてないそうです。
ただその後も、昼間にたくさんの人と接すると、息子が夜に泣くことがあったので、息子なりの人見知りなのかなとも思っています。
つい忘れがちですが、赤ちゃんは大人が思っているよりもたくさんの情報を吸収しながら、だんだんと成長していきます。突然、たくさんのことを経験すると、こんなこともあるのだと知りました。わが子の様子を見ながら、少しずついろいろなことを経験させていけたらと思ったできごとでした。(TEXT:ママライター窪田郁子)