【助産師監修】赤ちゃんの夜泣きはいつから?原因と対策、対処法について

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生まれてきた赤ちゃんというのは、産声もかわいく聞こえてくるものです。

しかし、いざ夜泣きが始まるとかわいいとは言っておれず、大忙しの日々が続きます。

夜泣きとは、おむつが濡れていたり、空腹であるといった明確な理由がなく、赤ちゃんが睡眠中に突然激しく泣き出すことを言います。

一晩で2、3回くらい大声で泣き出し、抱っこしてもらわないと泣き止まないこともあります。今回はそんな夜泣きについて、ご紹介します。

 

 

夜泣きの時期

夜泣きは早い赤ちゃんだと、生後6カ月頃から始まり、1歳半までにはだいたいおさまるようです。

 

一般的に生後8カ月頃にピークを迎え、夜泣きに悩まされるというママが多いようです。遅い子だと2歳になっても夜泣きをするケースもあり、時期や期間にも個人差が出てきます。

夜泣きは、一概にいつまで続くといった期日を言うことはできませんが、およそ1歳半から2歳ころまでには、回数がどんどん減ってきて、突如終わったという場合が多いようです。 


新生児のときには夜間に空腹になって泣くことがありますが、これは一般的に夜泣きとは呼びません。

 

 

夜泣きの原因

赤ちゃんが夜泣きをする原因は未だはっきりとは解明されておらず、赤ちゃんによって個人差があるものです。

しかし考えられる主な原因としては、不安や興奮、日中の刺激やストレス、睡眠サイクルの乱れといったことが考えられています。

 

また別の原因として考えられているのは、脳の発達に伴って赤ちゃんが受けてきたさまざまな刺激を一つひとつ整理している時間だというものです。

だいたい、生後6カ月頃になってくると、赤ちゃんもママやパパ、それ以外の人といった区別がつくようになってきます。記憶力が備わってくることによって、赤ちゃんは情報を脳に蓄えているのです。そういった脳への刺激で夜間に突然泣きだすといったこともあるようです。

 

赤ちゃんが睡眠中に、突然起きて大泣きしている姿を目の当たりにすると、自分の接し方が良くないからだと思ってしまうこともあるかもしれません。しかしママやパパの接し方と夜泣きは関係はないと言われています。

 

夜泣きはいつの日か、必ず終わりを迎えます。その日まで試行錯誤を重ねながら対応してくのが良いと思います。

 

 

夜泣きが始まったら?(対処法)

赤ちゃんが夜泣きを始めたら、一体どのようにしたらよいのでしょうか?

具体的な対策法を挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。


●数分間見守る
赤ちゃんは寝言の代わりに、泣くということがあります。突然泣き始めたら、すぐに抱っこするのではなく、少しの間静かに見守ってみましょう。しばらくすると、何事もなかったかのように眠ってしまうことが多々あります。


●抱っこしてみる
見守っていても、ずっと泣きやまないようでしたら、抱っこをしてみてください。背中やお尻をトントンしながら、ゆっくり揺れてみましょう。子守歌を歌ってあげるのも効果的です。


●電気をつけて起こす
電気をつけて一度起こしてしまい、少し遊ばせてみてください。その後すんなり眠ってくれる赤ちゃんも多いです。


●ドライブに出かける
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて、一緒にドライブに出かけてみるのも案外おすすめです。車の心地良い揺れで、赤ちゃんが眠りにつきやすくなります。


●外気を吸わせる
外気を吸わせるため、外に出て赤ちゃんを風にあててあげましょう。赤ちゃんも気分転換が大事です。また抱っこひもやベビーカーを使って、お散歩するのも効果があります。

 

●服を着替える
赤ちゃんが着用している衣類が原因で、不快感を感じているのかもしれません。着替えさせることによって、心地よく眠れるかもしれません。

 

●癒しの音楽を聞かせる
リラックスする音楽を流し、安心できる空間を作ってあげましょう。

 

●眠る前はスキンシップをとる
寝かしつけ時には、ママやパパとたっぷりスキンシップをとって、眠りを促してみてください。

たとえば、今日あったできごとを話したり、子守歌を歌ったり、手足をマッサージするといったスキンシップは、赤ちゃんを安心させ、日中の刺激や興奮を和らげることができるようです。
 

●生活リズムを整える
朝は同じ時間に起こして、夜は同じ時間に寝るといった生活リズムの徹底をはかりましょう。

朝は遅くとも7時までには起こすようにし、なるべく早起きを促してあげるようにしましょう。また、夜8時半までには寝かしつけられるようにしましょう。

赤ちゃんは、まだ自分ではリズムを作ることができないので、ママが率先してリズムを作って環境を整えてあげましょう。
 

●日中はたくさん遊ばせる
赤ちゃんは日中にたくさん遊ばせ、体を疲れさせると、夜よく眠ってくれるようです。公園に連れて行ったり、室内で思いきり体を動かしてあげると、寝つきに明かな違いがでてくるようです。

 

 

夜泣きを放置しても大丈夫?

赤ちゃんの夜泣きを放置してしまったら、精神面に良くない影響がでてくるのでは?と考える方もいらっしゃるかと思います。

しかし放置するというのは、決してほったらかしにして無視するということではありません。泣き始めたらすぐに抱っこをしてあやしたり、泣き止ませようとしたりすることを一旦やめ、見守ってあげようということなのです。

 

近くで赤ちゃんの様子をみながら、赤ちゃんには泣きたいだけ十分に泣かせてあげてみてください。ずっと泣いていれば、赤ちゃんもそのうちに泣き疲れで、いつの間にか1人で眠ってしまうこともあります。

 

泣き始めてから5分~10分程度は、ママも赤ちゃんに優しく寄り添いながら見守ってあげると、その後一人で眠りにつけるようになってくるでしょう。

 

 

夜泣きは、赤ちゃんにはとても大事な通過点です。ママも夜泣きを上手に乗り切って、赤ちゃんとの楽しい生活を満喫してください。

 

 

 

 

 

監修者・著者

助産師 REIKO


医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


2019/09/12


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