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【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン

36歳で乳がんステージ2の告知を受けたMeg(メグ)さんは、YouTubeチャンネル「乳がんサバイバーMeg」で乳がんに関するさまざまな情報を発信しています。今回は、Megさんが実際に感じた乳がんの初期症状を詳しくご紹介。一般的な乳がんの初期症状に加え、Megさんが感じた乳がんと関係している可能性のある体の違和感を解説します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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乳がんは身近な病気

【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン

 

乳がんは、乳房にある乳腺の組織にできる悪性腫瘍のこと。

 

乳がんの約90%が乳管という母乳の通り道から発生し、約5~10%が母乳を作る小葉で発生します。進行すると乳房の周りのリンパ節、骨や肺にも転移する可能性もあるといわれています。

 

現在、日本人女性の9人に1人が乳がんになると言われており、日本だけではなく世界でもメジャーな病気の一つになっています。乳がんは早期発見、治療をおこなえば治るがんではある一方で年間1万人もの方が乳がんで命を落としています。

 

もし乳がんになれば乳房の摘出手術をおこなわなければならなくなってしまうかも……。女性にとって乳房を摘出することは考えるだけでも胸が痛みます。

 

そんな乳がんの初期症状にはどんなものがあるのでしょうか?

 

一般的な乳がんの初期症状は?

【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン

 

多くの方が感じる乳がんの初期症状は以下の4つだそうです。

 

POINT

・しこり

・痛み

・乳頭からの分泌物

・乳房の変形

乳がんの初期症状で代表的なのがしこり。しこりが柔らかくて動くと良性、硬くて動かないものは悪性と言われていますが、自己判断は禁物です。

 

Megさんは最初のうちは柔らかかったしこりがだんだん硬くなり、摘出するころには2cmの大きさにまで成長し、脇のリンパへの転移も見られたそう。

 

胸だけではなく、脇の下にもしこりのようなものを見つけたらすぐに病院へ行きましょう。

 

また、胸周辺や脇の痛み、乳頭から分泌物などがある場合も注意が必要です。痛みにもさまざまな種類がありますが、刺すような痛みやズキッとするような痛みを感じたら迷わず病院を受診したほうが良いそうです。

 

乳頭からの分泌液はすべてが乳がんにつながるわけではありませんが、片方の乳頭のみから分泌液が出たり、血が混じったような赤茶色の液体が出たりする場合は乳がんの初期症状の可能性もあります。

 

その他にも、胸にくぼみができて皮膚が引きつられるような症状も乳がんの初期症状である可能性があります。

 

自分の胸を鏡で見たとき、左右の胸を見比べて形に違和感がある場合は、自己判断をせず病院で一度診てもらうようにしましょう。

 

 

これも乳がんの症状なの?

【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン

 

一般的な乳がんの初期症状に加え、Megさんは以下の5つの症状も感じていたそうです。

 

POINT

・生理不順

・すぐに風邪を引いてしまう

・平熱が34~35度台と低い

・よく熱が出る

・常に胃の調子が悪い

Megさんは生理不順だったものの、病院では異常なしと診断されていたそう。低用量ピルを飲んでも2カ月に1回、ひどいときには半年に1回しか生理が来なかったそうです。

 

ようやく生理が来たと思っても、経血量は極端に少なく、痛みだけがひどいという特徴があったのだとか。

 

また、平熱がいつもより低くなるという症状もあったそうで、常に35度台、ひどいときは34度台まで下がることもあったのだとか。平熱が下がっていたことで、Megさんは日常的に冷えやむくみに悩まされていたそうです。

 

がん摘出の手術をしてからは平熱が36度台に戻ったそうなので、平熱が下がっていたことも乳がんと関係していたのではないかと思ったそうです。

 

さらに体調不良になりやすいという症状も顕著(けんちょ)になっていたそう。1年を通してよく熱を出したり、体調を崩したりしていて、体調が良くなってもまたすぐ発熱したりしていたそうです。

 

常に気分が悪い状態が続くことも多く、ちょっとしたことで胃が痛くなったり、毎日のように吐くことが続いたりしていたのだとか……。

 

36歳でがんを告知されるまでの10年間、謎の体調不良が続いていたMegさん。さまざまな病院で診てもらうも原因はわからないままでしたが、がんを告知されて初めてすべてがつながったそうです。

 

実際に主治医に聞いてみても、どの症状も乳がんとの関連性を否定はできないと言われ、Megさんはこれまで感じていた症状は乳がんが原因だったのではないかと思っています。

 

まとめ

Megさんが感じた乳がんの初期症状を9個ご紹介しました。乳がんを発症した今、振り返ってみると体からさまざまなSOSが出ていたようですね。乳がんは他のがんと比べると比較的見つけやすく、早期発見だと10年後の生存率は90%以上ともいわれています。今回のMegさんの実体験の内容を参考に、少しでも気になる症状が見られる方は早めに病院への受診を検討してみてはいかがでしょうか。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

YouTube「乳がんサバイバーMeg」では、他にも動画を多数配信されています。ぜひご覧くださいね。

 

像提供・協力/Meg

 

 

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