娘のキャラ弁を間違えて渡したのに
最近、夫はお弁当への反応が薄くなり、「いつも通りおいしかったよ」と不愛想に言うだけ。寂しさを感じた私は、夫の上司であり、私の親友でもあるA子に電話で愚痴を聞いてもらいました。A子は「旦那さんはいつもお弁当をおいしそうに食べているよ」と励ましてくれます。
そんなある日、私は娘のキャラ弁と夫のお弁当を逆に渡してしまいました! 帰ってきた夫に「お弁当、大丈夫だった?」と聞くと、「え、何が?」と気づいていない様子。
「娘のお弁当だったよね?」と聞くと、「じ、実は、今日の昼飯は同僚に外へ食べに行こうって誘われて……弁当は別の奴にあげちゃったんだよ!」と言い、逃げるようにお風呂に入ってしまいました。なんだか怪しい……。
矛盾する夫の話
不安を感じた私は、すぐA子に電話。「今日、夫って外へランチに行ってた?」と聞いてみると、A子は「えっ? お弁当食べてたよ?」と。先ほどの夫の話と矛盾します。
A子から「それ……もしかしたら、女かもね」との指摘。私の不安は膨らみます。
数日後の夜、酔っぱらった夫が帰宅。飲み過ぎたようで、帰るや否や寝息をたてて眠ってしまいました。私は夫の鞄の中からお弁当箱を取り出し、洗おうとしたのですが……。
夫の弁当箱の中から、離婚届が!?
いつもは空っぽのお弁当箱に、謎の袋が入っています。袋をあけ、紙を取り出してみると、なんと離婚届が! 理解できずに戸惑う私のスマホに、知らない女性から電話が入りました。
「あなたがいるせいで、私と結婚してくれないの! さっさと離婚届に記入して!」
「旦那さん、いつも私が作ったお弁当食べているんですよ? 奥さんのまずそうなお弁当は、私が捨ててあげているんですー!」と言い捨てる女性。一方的に電話を切られてしまいました。
夫の裏切りに怒りと絶望が交錯する中、親友A子から電話が。事情を話すと「私に協力する」と話をしてくれました。
不倫夫と女へ反撃開始!
翌朝、何も知らない夫がいつも通りのんびり起きてきました。ちょうどそのとき、来客が。玄関先には、夫の不倫相手がA子に連れられて立っていました。不倫相手は夫とA子と同じ職場で働いています。動揺する夫に、A子は会社で2人がいちゃつく様子を不倫の証拠として見せつけました。
不倫相手が夫の弁当箱に離婚届を入れたことに関しては、「だって……彼が奥さんと別れてくれないんだもん!」と。この期に及んで夫は、「不倫相手に迫られただけだ! 俺はお前と一緒にいたい!」と言い出し、はなから不倫相手と結婚する気はなかった様子。不倫相手は泣き崩れてしまいました。
私はそんな2人に対し、慰謝料を請求。夫には離婚を突きつけ、養育費もしっかり請求しました。
裏切り者が迎えた、悲惨な結末
その後、無事に離婚が成立。私はアルバイトから社員へと出世し、娘とともに社宅での新生活をスタートさせました。
一方、2人はA子の報告により社内不倫が会社にばれて、肩身が狭くなったのかそれぞれ退職。早々に破局し、慰謝料を支払うために作った借金の返済に追われ、不倫相手はアルバイトでその日暮らしの生活を強いられているそう。元夫は再就職先のブラック企業で寝る間もないくらい働かされているという噂を聞きました。
◇ ◇ ◇
隠しごとをしていても、いつかはバレてしまうもの。自分勝手な行動を続けた2人にとって因果応報な結末となりました。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。