妊娠〜出産でレスに
交際中から同棲をしていた私たちは、多いときは毎日、平均しても週に3〜4回は行為の時間があったように思います。肌を重ねるのがコミュニケーションになっていて、それによって愛情や絆が深まっているのを感じていました。
そんな中、入籍直前に妊娠が判明。私はつわりがひどかったこともあり、夫婦の時間を控えるようになりました。産後、性行為を再開したのは第一子が産まれてから半年近く経ったころでした。
レスで夫婦関係が悪化
第一子出産後に、第二子を希望していた私たちは性行為を再開したものの、慣れない育児が大変なこともあって、頻度は月に1回あればいいような感じに。でも仲良しであることは変わらず、このころの私たちはお互いに「レスだ」と強く意識してはいなかったように思います。
その後、第二子が産まれてからは、さらに頻度が減っていきました。そして、最後にしてから3カ月以上、間隔が空いてしまうことも。こうなってくると、夫婦間のコミュニケーション不足が目立つようになり、なんとなくお互いに「やさしくなれていない」と感じるようになってしまったのです。
レスを解消するために
そこで、レスを解消するため、積極的に夫婦の時間を作るようにしました。子どもが寝静まった夜、リビングにあえて布団を敷いて、2人で寝転んで携帯を見たり、時間があれば映画を観たり。
そんな時間を過ごすうちに、徐々に夫婦の距離が縮まっていきました。行為をしてもしなくてもよくて、まずは2人でくっついて一緒の布団に寝転がることがレス解消に繋がっていったように思います。
忙しいからと、育児や自分の休息ばかり優先していた私。しかし、3カ月も夫婦の時間がなくなってしまい、夫と2人きりで過ごす時間をもっと大切にしようと思い直しました。夫婦の時間を作ったおかげでレス解消に繋がり、今では仲良しな夫婦関係を維持することができています。
著者/宮田しほり
イラスト/もふたむ
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