大学病院で検査した結果、りんたろうくんは重度の難聴ということが判明しました。それからしばらくして、りんたろうくんは人工内耳手術を受けることに。右耳に人工内耳、 左耳に補聴器をつける手術を受け1週間ほどで退院しました。
ミキさんはりんたろうくんの今後について考えるようになり……。
「正解がわからない…」難聴の息子の進路
※0~2歳の乳幼児部を設置しているろう学校もあります。
りんたろうくんの難聴が判明してから、同じような症状の子どもを育てる方のブログやSNSを見るようになったミキさん。SNSやブログでは、保護者目線の生の声や情報を得ることができます。
その中で、聴力に障害がある子どもをサポートしながら教育を施す「ろう学校」の存在を知ります。早速調べてみると自宅から通えそうな場所にろう学校があったので、電話で問い合わせました。
その後、未就園児を担当する先生と面接し、りんたろうくん未就園児クラスに入園。それからは穏やかに過ごしていたミキさんは、2人目について考えるようになりました。
りんたろうに合いそうな幼稚園を見つけることができてよかったですね。りんたろうくんの聴覚の一件から、2人目をどうするか悩んでしまうのも無理はありません。家族でよく話し合い、みんなが笑顔になれる選択をできるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※新生児聴覚スクリーニング検査で異常が見つからなかったとしても、新生児期以降に遅れて難聴が生じることもあります。進行性の病気、感染症などが原因で聴覚に異常があらわれることもあります。