デートに「彼ママ」がついてきた!
結婚前はデートで自社巡りをすることが多かった私たち夫婦。その際、義母が「ついて行きたい神社がある」と言ってデートについてきたことがありました。正直、最初は「息子のデートについてくる母親なんて……。実は彼はマザコンなのかも……」と不安に。
しかし、いざ一緒に出かけてみると食事やお土産店などでは私たちと一緒に過ごすものの、それ以外の時間は私と彼から距離を置き、気をつかってくれているように感じていました。
移動中の車内でも、義母は私のプライベートに踏み入って話をしてくるわけでもなく、楽しそうに話してくれたため、第一印象は「いいお母さん」でした。
その後も親族での旅行に婚約者として参加させてくれるなど、家族の一員として迎え入れてくれているという実感がありました。そのため、「彼と結婚しても義実家の人たちとうまくやっていけそうだな」と感じていたのです。
義母の過干渉
夫とは授かり婚だったのですが、家探しではいい物件になかなか出合えませんでした。そんな状況を知った義母は同居を提案してくれたのです。同居生活には少し抵抗があったものの、義母のこともわかっているつもりでしたし、何より条件に合った物件が見つからず、出産も間近に迫っていたことから同居を選ぶことに。
そして義実家での生活が始まったのですが、義母は子育て初挑戦の私たち夫婦に「赤ちゃんとのお風呂はこう入ったらいいよ」「寝かしつけはこうしたらいいよ」「夕飯は作っておいたよ」「保育園はここがいいよ」などと、たくさんのアドバイスをしてくれました。もちろん、よかれと思ってアドバイスをくれているのはわかるのですが、初めての育児にいっぱいいっぱいだった私は、いろいろなことに口を出したり手を出されたりすることがストレスで……。
夫に相談してみましたが、「母のおせっかいは昔からだから注意してもどうにもならない。話してはみるけど諦めてほしい」と言われてしまいました。
私なりの対策
夫にそう言われてからは、アドバイスを聞きつつも適度に受け流すようになりました。あまりにも嫌なときは「ありがとうございます。でも私がするので私に任せてください」というような返事で、やんわり思いを伝えるようにしています。
そうするうちに、義母も干渉していいラインがわかってきたのか、しつこく干渉してくることは少なくなりました。
現在は、マイホームを建てたため義母とは別々に暮らしています。物理的にも距離ができたため、義母の過干渉も格段に減りました。いまだに困ってしまうこともありますが、少しのおせっかいは気にならなくなり「私を思って言ってくれているんだな」と思えるようになりました。
著者/まさの
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