神妙な顔で伝えられた診断
赤ちゃんの太ももの裏のしわの本数が違っており、片側のしわのみ長くて深いことから、「もしかしたら股関節脱臼しているかもしれない」と、先生から神妙な表情で伝えられました。
ただし現段階では可能性であって、はっきりするのは生後3〜4カ月ごろ以降がほとんどと、言われたのを覚えています。
びくびくしながら過ごした1カ月
「赤ちゃんの1カ月健診までは、注意して見てあげて」という助言がありました。具体的には、おむつ替えのときには足をしっかりM字にし、腰から持ち上げて替えること。抱っこひもに入れるときにも、足の角度をM字にするように注意することなどです。
私も1カ月健診まではかなり神経質になり、びくびくしながらそっとおむつを替えたり、抱っこする日々が続きました。
1カ月健診で、まさかの診断
そして、やっと迎えた1カ月健診。担当してくれたのは、前回とは違う先生でした。私は不安で、真っ先に股関節脱臼の具合について先生に尋ねました。
すると先生は、私の心配をよそに、「退院時に言われたの?」と言いながら、詳しくわが子の状態を診察。その結果、股関節脱臼ではないとの診断でした。
1カ月間、不安なままお世話をして、股関節脱臼だった場合の今後の治療についても調べていた私はなんだか拍子抜け。なんでもないという診断結果に、ほっと安心したのでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
著者:河原りさ
4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。