記事サムネイル画像

「えっ…?」母に息子の発達障害を打ち明けたら、心無い言葉をかけられ…。後日まさかの事態に

5歳の息子は発達障害で、かんしゃくを起こすことが多いです。ある日そのことを実家の母に打ち明けると、心無い言葉をかけられました。さらに後日、運動会でまさかの言葉を言ってきたのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
41 クリップ

そんなこと言わないでよ……。

わが家には5歳の発達障害の子どもがいます。自閉症スペクトラム障害で、見通しが立たないことがとても苦手。うまく気持ちが伝えられなくて、かんしゃくを起こすことも多いですが、療育を行って少しずつ自分の特性との付き合い方を学んでいるところです。

 

しかし、私の母からはなかなか発達障害への理解が得られず、発達障害であることを打ち明けた際には「母親がしっかり叱らないからじゃない?」と言われました。叱ることは逆効果になることがとても多く、かんしゃくをおこして子どもも私もしんどくなったことがあります。そのため、今では最低限しか叱りません。

 

運動会のときは、先生が配慮してフォローしやすい端っこにしてくれたのですが、母は「なんで端っこなのよ!」と私に文句を言ったのです。理解してもらうのは難しいと分かってはいるものの、悲しい気持ちになりました。

 

発達障害の子のパニックやかんしゃくを人に理解してもらうのは難しいと、日々感じています。しかしやはり身内には理解してもらいたいため、母には私から少しずつ発達障害について説明し、考え方を改めてもらうように頑張っている最中です。

 

◇ ◇ ◇

 

小児科医の松井先生は以下のようにおっしゃいます。

 

「自閉症のお子さんは叱るのではなくタイムアウト(小休止)して場所を変え、感情を出さないようにしたり、うまくできたときは褒めてあげましょう。このママさんのように、療育に通うとその子の特性にあった接し方を説明してもらえ、無理なく成長を促すことができ、そうしていくうちに、パパやママも安心できるようになるとのことです。 また、ご両親や周りの方からの理解を得られず悲しい思いをする方も多いですが、その場合は少しずつ発達障害について説明をし、それを繰り返してみてください。お子さんの成長を見て、周りも徐々に分かってくれるようになるでしょう」

 

周囲も少しずつ理解が深まっていくと良いですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

作画/森田家


著者:杉浦更紗

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    • コメントがありません

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →