良かれと思ってしていたことが…
長男が1歳のとき。耳が痛いのか、かゆいのか気にしている様子がありました。ベビースイミングに通っていたので、中耳炎になったんだ!と思って耳鼻科を受診。
すると、医師から告げられたのは意外な診断名。鼓膜より外側の器官である外耳(がいじ)に炎症が起こる外耳炎でした。「お母さん、耳かきを頻繁にしてるのでは?」との質問が。寝かしつけのとき、綿棒で耳掃除をするとよく寝たので、毎晩のように耳かきをしていました。
耳鼻科を受診した後の数日間は塗り薬を使い、耳かきの頻度を減らしたら再発することもなく良くなりました。気持ち良さそうにして寝てくれる!と良かれと思ってしていたことが悪い結果につながってしまい、申し訳なかったです。
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監修いただいた松井先生によると、外耳炎は過度のしめり(水泳や入浴など)、その逆の乾燥(耳垢の欠如)、外傷(綿棒の使いすぎ、指を入れる癖)などが原因で発症。耳垢はワックス状の保護コーティングなので、少なくなると外耳炎を起こしやすくなるようです。
水泳後はドライヤーで湿気をとり、痛みがある場合は早めに耳鼻科を受診したいですね。
作画/さくら
著者:のぶりんご
40代の専業主婦。男の子を育てており、毎日近くで成長を見ている。