良かれと思ってしていたことが裏目に!?
長男が1歳のとき。耳が痛いのか、かゆいのか気にしている様子がありました。ベビースイミングに通っていたので、中耳炎になったんだ! と思い、耳鼻科を受診しました。
すると、医師から告げられたのは意外な診断名。鼓膜より外側の器官である外耳(がいじ)に炎症が起こる外耳炎でした。「お母さん、耳かきを頻繁にしているのでは?」との質問が。寝かしつけのとき、綿棒で耳掃除するとよく寝ていたので、毎晩のように耳かきしていました。
耳鼻科を受診したあとの数日間は塗り薬を使用し、耳かきの頻度を減らしたら再発することもなく良くなりました。気持ち良さそうにして寝てくれる! と、良かれと思ってしていたことが悪い結果につながってしまい、申し訳なく思いました。
◇ ◇ ◇
松井先生によると、外耳炎は過度のしめり(水泳や入浴など)、その逆の乾燥(耳垢の欠如)、外傷(綿棒の使いすぎ、指を入れる癖)などが原因で発症するそうです。耳垢はワックス状の保護コーティングなので、少なくなると外耳炎を起こしやすくなるようです。
水泳後はドライヤーで湿気をとり、痛みがある場合は早めに耳鼻科を受診したほうが良さそうですね。
著者:のぶりんご/40代女性・主婦。専業主婦で、男の子を育てており、毎日近くで成長を見ている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています