1人目の子どもを迎え、てんてこまい
出産を終え、入院中は助産師さんの手を借りながら、赤ちゃんとの生活について学んでいき、気づけば退院の日になりました。
しかし、産前とはまるで一変した生活。ひと息入れる間もなく、毎日泣いて欲求を訴えるわが子に昼夜関係なく対応する生活が始まりました。
1週間健診・1カ月健診は「順調」
育児用ミルクをあげる際、なかなか完飲ができずにいたり、せっかく完飲しても吐き戻してしまったりしていたわが子。私のほうもそうした不安や苦労が続き、なかなか眠れないなど、我慢だらけの生活でした。
そんな状態で迎えた1週間健診では、わが子は体重も増えていて問題なし! さらにその後の1カ月健診でも母子ともに大きな問題はなく終了し、私は安心していました。
安心したもつかの間、体に異変が!?
それから1週間が過ぎたある日、私は頭痛に加えて下痢、発熱と体調不良になりました。それでも、ひたすら泣くわが子をなんとかお世話していましたが、我慢できなくなり近くの病院で診てもらうことに。
「新生児がいるのに新型コロナや変な病気だったらどうしよう……」と考えていると、結果は感染性胃腸炎。
産後の免疫低下と疲労からくるものでした。処方された薬を飲み、1日安静にしていたことで体調は回復。感染性胃腸炎は授乳でうつるものではないとのことで、授乳は続けることができました。
産後はなかなかゆっくりと体を休めることができないため、体調が崩れやすいんだな……と学んだ出来事でした。産後5カ月が経った今は、体調を崩してしまわないように手洗いうがいをはじめとした予防と、しっかり睡眠をとることを意識して過ごしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/ななぎ
著者:たなか かな
2023年8月生まれの男の子のママ。公務員の夫とともに初めての育児に奮闘している。個人事業主としてサービス業に従事していたが、出産に伴い在宅ワークに切り替え、ライターとして活動中。