シングルマザーとして子どもを育てている方や、パパが単身赴任で実家に戻っている方、里帰り出産をしてしばらく実家に滞在する方など、子育て中に親と関わる方も多いと思います。今日は、主人が単身赴任で実家に戻って生活している筆者が、実母に感じている育児ギャップについてお伝えします。
「何かと“かわいそう”を連呼する」
私の母は、子育てにそれほど干渉してくるわけではありませんが、私が気になってしまったのは、何かあるごとに「かわいそう」と言ってくることでした。
親の私からすれば大したことでなくても、「私があなたを育てたときはそんなことしなかった」など、小言を言われることもしばしば……。実家での生活は自宅よりも楽でしたが「育児ギャップ」を感じる瞬間が多々ありました。
「おむつを替える頻度が早い」「ベビーフードはNG」
育児ギャップでよく挙がるのが、おむつと離乳食の問題です。
私はわが子に紙おむつを使用していますが、私の母は布おむつで育児をしてきた世代。そんな母に私がギャップを感じたのが、おむつを替える頻度が私の2~3倍早いことです。思わず「もう替えるの?」と聞いてしまったことも。母は、布おむつのときの感覚で、おむつ替えをしてくれていたんだと感じます。
一方、離乳食では、市販のベビーフードに抵抗がある母は、なんでも手作りをすすめてきます。私自身としては、市販のベビーフードもうまく活用していきたいという気持ちだったため、もどかしく感じることが多々ありました。
私は母の意見も尊重することにした!
育児ギャップを感じた私が、母にどう対応しているのかというと……。自分の育児に干渉しないようにハッキリ伝えてしまうという方法も考えましたが、今はなるべく母の意見も考慮するようにしています。それは、生活をともにしている以上、母の意見を聞くことも大切だと思ったからです。
加えて、母は嫌味というわけでなく、アドバイスをしたいという気持ちや心配している気持ちから育児に対して発言しているのだと感じました。母自身も、私に反論されると「せっかく助言したのに」と思っていたようです。ただ、がまんのしすぎはよくありません。私の気持ちもきちんと言葉で伝えつつも、母の意見も尊重し、これからも良好な関係を築いていきたいと思っています。
今回は、実家での子育てで、私が感じた育児ギャップと私の対応をご紹介しました。助かることも多い実家での子育て。気を使う部分もあるかと思いますが、サポートしてくれることに対して感謝することを忘れず、子育てをしていきたいですね。(TEXT:ママライター今井さくら)