お湯ではなく特茶でつくる「特茶どん兵衛」
特茶どん兵衛とは、名前のとおり「特茶でつくるどん兵衛」のこと。お湯でつくるどん兵衛と比べて「後味がすっきりして美味しい」と話題になっている食べ方です。
用意するものは、どん兵衛と特茶のみ。今回は日清の「どん兵衛 きつねうどん」とサントリー「伊右衛門 特茶」を使用します。
最初に特茶を鍋にいれて沸騰させます。
「うわ!お茶の香りがめっちゃ良い……」
ペットボトルのお茶を温めると、淹れたてのような、風味豊かなお茶の香りがふわっと漂います。ちょっとリッチな老舗旅館で、美味しい緑茶を提供してもらったときのような、そんな気分。
特茶が沸騰したら、早速どん兵衛にいれていきます。
5分待ったら完成!
見た目はお湯でつくるどん兵衛と違いはありませんが、香りが圧倒的に「お茶」です。これは楽しみ。
茶葉の渋みが出汁に合う!思わず吐息が漏れるおいしさ
まずは一口。
「はぁ……」
あまりに上品な仕上がりに吐息が漏れる。
お湯でつくるどん兵衛と「味が全くちがう!」というわけではないのですが、お茶の渋みが確かに感じられて後味がさっぱりしています。
スープだけを飲むと、お茶の風味がよりしっかりと感じられました。どん兵衛の出汁の旨味とお茶のほどよい苦味が、こんなにも合うのかと驚き。
今回は緑茶でしたが、ほうじ茶でも絶対に美味しいに違いないので、今度試してみようと思います。
ただ、無理して高いトクホ系のお茶を購入する必要はないのかなと思いました。健康に気をつかうのであれば良いかもしれませんが、味自体は普通の緑茶のほうが茶葉の渋みがあり、味に奥深さが生まれそうです。
「特茶どん兵衛」はお湯でつくるのとは一味違う美味しさ!でも特茶である必要はなさそう
「特茶どん兵衛」は茶葉の渋みと出汁の旨味があわさり、間違いない美味しさ。お湯でつくるどん兵衛と味は似ているものの、お茶の風味が加わることで上品なスープに仕上がりました。
ただ特茶は値段も高いので、通常のお茶でも全く問題がないのではと思ったのが正直な感想です。
緑茶以外にもほうじ茶やジャスミン茶など、さまざまなお茶で試してみるのも楽しいかもしれません。
気になる方は、色々な食べ方をぜひ試してみてください!