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「息子さんがひきつけを起こしてます!」幼稚園からの連絡で困惑→医師からの言葉にショックを受け…

1歳半になった息子は、私の働いている幼稚園に入園しました。入園して半年も経てば息子もすっかり園に慣れてきて、楽しい日々を過ごしていました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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私が悪い…?

ある日のお昼寝時、「息子さんがひきつけをおこしています!」と幼稚園から連絡があり、呼ばれ向かうと、息子の意識はありましたが、先生が言っていたようにひきつけのような症状をみせていました。

 

 

慌てて病院に連絡しすぐ受診しましたが、それからというもの1週間に1回は足がビクッとなったりと動き自体はとても小さいものでしたが、あまりにも続くので違う病院に行くことに。すると、医師から「これはチックです。愛着障害(何らかの理由で親など養育者との心理的な結び付きがうまくいかず、感情や人間関係の形成に困難が出てしまうこと)の1つですよ。息子さんと向き合う時間を作ってください」と言われました。今でも私は診察室から出たあとの記憶があまりありません。とても悲しかったことしか覚えていません。

 

 

その後、担任の先生にもチックと診断を受けたことを伝えました。そして愛着障害とも言われたことを伝えると、担任の先生は「絶対にそんなことありません。もう一度違う病院を受診してみてください。毎日の姿を見ているからこそわかります。愛着障害ではないと思います」と私の目を見てしっかりと伝えてくださり、セカンドオピニオンを受けました。その結果、成長過程の中で見られるものだということがわかりました。    

 

♢ ♢ ♢


お子さんのひきつけの症状に不安を感じていたママ。「愛着障害です」「息子さんと向き合う時間を作ってください」と言われたことで、責められた気持ちになったり、悲しくなったりしまうのも無理はありません。そんなとき、普段からママやお子さんのことを見てくれている担任の先生がしっかりとママの気持ちを受け止め、「そんなことはない!」とはっきり言ってくれたのは、とても心強かったのではないでしょうか。不安に感じたときは、ひとりで抱え込まず、信頼できる第三者に相談するとママ自身の気持ちも軽くなりますし、新たな道も見つかるかもしれませんね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

 

作画/きょこ


著者:やまかな のぞみ

1児の母。現役保育士。趣味、英語の勉強。アニメを見ること。    

 

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