カツ丼に醤油やめんつゆ使わないの…!?
今回作るのは、2024年4月5日放送、日本テレビ『沸騰ワード10』で紹介された、伝説の家政婦・タサン志麻さんの「ポン酢カツ丼」です。
普段カツ丼はよく作るけれど、ポン酢って使ったことない……!
放送を見ていて、「味つけの調味料は何を使うのかな」と思っていたときにポン酢が登場したときは、度肝を抜かれました。
その手があったのか……。
どんな味のカツ丼ができるのか、さっそく作っていきます!
タサン志麻さん「ポン酢カツ丼」の作り方
材料(1人分)
・豚ロース肉…1枚
・新玉ねぎ(薄切り)…1/4個
・長ねぎ(みじん切り)…1/4本
・小ねぎ(大きめにカット)…2本
・大葉…お好みで1〜2枚
・ポン酢…30ml
・水…70ml
・卵…2個
〈豚ロース肉の下味・衣〉
・塩…適量
・コショウ…適量
・薄力粉…適量
・卵(卵液)…1個分
・パン粉
・揚げ油…適量
※材料は公式インスタグラム通りの1人前を記載していますが、筆者は2人前でつくったので写真内の分量が2倍になっています。
※小ねぎと大葉は使用しませんでした。
衣づけに使う卵は、あらかじめ溶きほぐして卵液にしておきます。
作り方①豚ロース肉に塩・コショウを振り、薄力粉→卵液→パン粉の順に衣をつける
作り方②油で揚げ焼きして、豚カツにする
フライパンの底から2cmほどの高さまで油を入れて熱し、弱火でじっくり両面揚げ焼きにします。
チョコレートプラネットの2人はすかさず「油それだけでいいんですか」「半分も使ってない」とつっこみ!
これに対しタサン志麻さんは、「もったいないなって思っちゃうので」とコメント。
このところ家庭用油が高いので、少なくすむならありがたいですよね。
両面ともきつね色になってよく揚がったら取り出し、豚カツを食べやすい大きさに切っておきます。
作り方③フライパンにポン酢・水を入れてフツフツするくらい加熱し、切った豚カツを入れる
ポン酢と水の割合は「3:7」!
通常、カツ丼には砂糖が入りますが、タサン志麻さんによると「玉ねぎは火を通すと甘いので、ポン酢の味が曇っちゃわないように」だそう。
あえてポン酢と水だけで煮る、これこそが志麻さんのワザですね!
作り方④カツにポン酢だれをかけ、溶き卵をまわしかける
まずは溶き卵の2/3をまわし入れお好みのかたさまで加熱し、火を止める直前に残りの卵をトンカツの上にかけて同じくお好みのかたさまで加熱してください。
作り方⑤温かいごはんにポン酢カツをのせて、仕上げに長ねぎ、玉ねぎ、小ネギ、お好みで大葉をのせる
最後に追いポン酢(ひと回し)をしたら完成です!
タサン志麻さんによると、「火が入ったポン酢とフレッシュなポン酢は雰囲気が違う」んだとか。
さっぱり~!カツ丼でこんなに軽くなるの?
カツ丼と言えば醤油と砂糖の甘辛味が定番なのですが、ポン酢だとかなりさっぱり!
ゲストの丼ぶり大好きなとにかく明るい安村さんは、「うめぇ!さっぱり!」「そこまで酸味がない」「めっちゃうまい」と大絶賛していました。
続いて試食した、チョコレートプラネット長田さん・松尾さんも「うま!」「なにこれ!」と大絶賛が大渋滞♡
「酸味がそんなにない」のコメント通り、ポン酢の酸味がまったく気にならないんですよね。
むしろ、ほのかな酸味が口の中をさっぱりしてくれて、全然重くないんです。
それなのに、カツ丼を食べている満足感はしっかり。
チョコレートプラネット長田さんも「ちゃんとカツ丼食べてる」とコメントしていましたよ。
そして、後のせの野菜たちがいい仕事してるんです。
シャキシャキ感とみずみずしさがあいまって、カツ丼がサラダ感覚で食べられちゃうから不思議。
松村沙友里さんは、「おいしい!」「生のねぎと玉ねぎがめっちゃいい」と、箸が止まらない様子でした。
チョコレートプラネットのお2人は、「シメのカツ丼いける」「シメカツ!」と、あっという間に完食!
カツ丼なのに「重さが全然ない」と箸が止まらず、無限カツ丼状態になっていました(笑)。
番組で5品目にして米3合を平らげたのにはびっくりしましたが、いざ作って食べてみると分かる気がします。
カツ丼ならではのずっしり感がそこまでなくて、ポン酢と生の玉ねぎ・長ねぎのおかげでびっくりするくらい軽く食べられちゃうんです。
ポン酢1本で味が決まるのも、主婦としてはうれしいところ。
ポン酢と水を3:7で割れば失敗しないので、カツ丼の味が決まらない方にもぜひ試していただきたいレシピです♪
さっぱり食べられる新しい味わい!
伝説の家政婦・タサン志麻さん流カツ丼、ぜひ作ってみてくださいね。