「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。ママさんたちのリアルな悩みに、助産師さんはどのように答えてくれているのでしょうか。
Q. ネンネトレーニングがどうしても心苦しくて…
もうすぐ7カ月になる娘がいますが、新生児から睡眠に関してとても苦労しています。
4カ月後半からは頻繁に起きるようになって、添い乳で寝かしつけるようになりました。それが原因なのかは分かりませんが、起きる回数がどんどん多くなり、今では1時間台で起きます。20分ほどで起きてしまうこともあり、このままで大丈夫なのか心配です。
昼寝をさせすぎないようにたくさん遊ぶようにしていますが変わりません。昼寝のときは抱っこしていないとすぐに起きてしまうので私は横になることができず、かなり負担になってきてはいますが、子どもに付き合ってあげようと思えばこの生活を続けられなくはありません。ネンネトレーニングで泣かせてしまうのはどうしても心苦しいです。
その一方で、自分で睡眠に戻れるようになったほうが子どものためにもなり、自分も精神的、体力的に安定した生活を送れるようになるのでは、と考えることもあります。ネンネトレーニングについてどう思われますか? あくまで個人的な意見でかまいませんので考えをお聞かせください。
宮川めぐみ助産師からの回答
ネンネトレーニングについて、わたし個人の意見として書かせていただきますね。
月齢的に頻回に目を覚ましてしまうのは、歯が生えてくるむず痒さも影響していたりするのかなと思いました。お子さんにまとまって寝てもらえないと、お母さんたちにかかる負担はとても大きくなり、つらいだろうと思います。しかし、お子さんたちにしてみても寝るに寝れないというのはつらいことで、そのときに大好きなお母さんがそばにいないとなると、よりつらく感じるのではと思いました。ソファや積み上げたお布団にもたれるようにしながら、お子さんを胸の上でうつぶせ寝での状態で寝かせながら一緒に体を休めるようにしてみるのはいかがでしょうか。
たまにネットでも泣いているのを放置をして、そのうち泣かなくなり、ひとりで眠るようになったという記事を目にしたりします。それを読みながら、ただあきらめることをお母さんから教わっただけなのではないかと切なくなりました。自分が小さかったときには、環境のせいもあるかもしれませんが、親子で並んで寝ていました。夜中に目が覚めても隣には母も父もいてくれたので、安心できたことを覚えています。まだまだ幼いうちから、ひとりで眠れるようにならなくてもいいように思いました。海外と違って、日本には親子でくっつくような機会は本当に幼いころしかありません。そのときにどれだけ親からの愛情をたっぷりと受けられたかによって、それこそ愛されているという自信を持って、自分のことに自信を持つことができるようになっていくのではないかと思います。
もしも当てはまるようでしたら、15時以降はお昼寝をしないように調整してみてくださいね。また何かお気付きなことがありましたら、お声がけください。
※引用元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/topic/detail/23299 〉