インパクト大のなす料理に挑戦!
今回挑戦するのは、日本テレビ系列『キユーピー3分クッキング』で、料理研究家・大原千鶴さんが紹介した「なすの丸ごとフライ 麻婆ソース」です。
ビジュアルの衝撃と、予想を上回る美味しさ。食卓についたみんなの驚く顔を、2度見ることのできるレシピです。
なすの皮を使った副菜レシピもご紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
大原千鶴さん「なすの丸ごとフライ 麻婆ソース」の作り方
材料(2人分)
・なす…4個(400g)
【麻婆ソース】
・豚ひき肉…200g
・にんにくのみじん切り…小さじ1
・しょうがのみじん切り…小さじ1
・甜麺醤…大さじ1
・豆板醤…小さじ1/2
・豆豉醤…小さじ1
・水…1/2カップ
・しょうゆ…小さじ1
・片栗粉…大さじ1(同量の水で溶いておく)
【衣】
・小麦粉…適量
・溶き卵…1個分
・ドライパン粉(細かいもの)…適量
・万能ねぎの小口切り…3~4本分
・ごま油…大さじ1/2
・油…適量
作り方①麻婆ソースを作る
フライパンにごま油を熱して、にんにく、しょうがを炒めましょう。
香りが立ったらひき肉を加えてよく炒め、肉が白っぽくなり脂が出てきたら甜麺醤、豆板醤、豆豉醤を加えてさらに炒めてください。
香りが立ったら、分量の水としょうゆ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、火を止めます。
作り方②なすの皮を剥く
なすはヘタを落とし、皮をピーラーで剥きます。水(分量外)に5分ほどつけてアクを抜いたら、水気を軽く拭いておきましょう。
皮は捨てずに取っておき、きんぴらにするのがおすすめだそう。気になるので、後から実際に作ってみようと思います。
作り方③衣をつける
小麦粉をまぶして溶き卵にくぐらせ、パン粉をしっかりとつけましょう。
なすは真っ直ぐな形をしたものの方が、衣付けをしやすいと感じました。
作り方④揚げて盛り付ける
油を150℃に熱し、衣をつけたなすを入れてときどき返しながら、弱火で7~8分かけてじっくりと揚げましょう。
竹串を刺し、中から水分が出てパチパチとしてきたら、油を切って取り出してください。
このレシピに挑戦される方が驚かないよう、先にお伝えしておきたいことがあります。
油の温度が高過ぎたのでしょうか?
なすに穴を開けると、そこから蒸気がプシュー!っと勢いよく出てきました。
落ち着いていれば危険なことはないのですが、私の場合は、動画でお見せしたいくらいのなかなか強い噴射具合だったので、ご注意くださいね。
器に盛って温め直した麻婆ソースをかけ、万能ねぎを散らしたら完成です。
【実食】ジューシー!なすの丸ごとフライを食べてみた
見た目から重量感の伝わる、この一皿!
食べ盛りの子どもから、ガッツリ系のおつまみが欲しい大人まで、多くの人の胃袋と心を満たしてくれそうなビジュアルです。
サクサクの衣に包丁を入れて、一口サイズにカットしてみました。
大きな一口でパクりといくと、口いっぱいに麻婆ソースのジューシーな旨みが広がり、思わず目をつぶります。
材料はほぼ麻婆なすなのですが、全然違う。
カリッと香ばしい衣が、麻婆となすとの間に挟まることで、こんなにも味わいが変わるなんて、驚きの発見です。
ところで、さっき剥いたなすの皮、捨てずに取っていますか?
なすの皮はきんぴらなどの料理に使えるそうなので、半信半疑で試してみました。
いや正直、半分も信じられませんが、大原千鶴さんがおっしゃるのなら……。
ごま油で、千切りにした生姜となすの皮を炒め、酒、砂糖、みりん、しょうゆで味付けしました。
仕上げに白いりごまをトッピングすれば、あっという間に、SDGsな副菜が完成。
フライパン内に散らばり、へばり付くなすの皮を見たときには不安しかなく、きんぴらを作ろうとした事実は消し去ろうとしました。
しかし、お皿に盛り付けて白ごまを振ると、おやまあ立派な副菜に!
しかも、めちゃくちゃ美味しい!!!!!
きゅっきゅっとした独特の歯ごたえがクセになり、ついついお箸が伸びてしまいます。
何かに例えたいのですが、似た食感の食べ物が見つからないほどに、唯一無二な味わい。
今後は、なすの皮をわざわざ剥いて確保し、きんぴらを作りたいと思える美味しさでした。
なすを余すところなく堪能しよう!
なすのとろける旨みを贅沢に味わえる「なすの丸ごとフライ 麻婆ソース」は、食べごたえ抜群の絶品おかずです。
なすを丸ごと使ったダイナミックな見た目に、食卓が盛り上がること間違いなし!
旬のなすは旨みが多くてみずみずしくより一層美味しいので、時季を逃さないうちに作ってみてくださいね。