フランスでポピュラーな「鶏肉のビネガー煮」
「鶏肉のビネガー煮」は、フランスでは国民食といってもいいほどポピュラーな一品だそうです。
ビネガーとトマトのまろやかな酸味が香ばしい鶏肉の旨味を引き立ててくれます。
三國シェフのYouTubeでは「骨付きの鶏もも肉」が推奨されていましたが、番組では買いやすい鶏もも肉で紹介されていました。鶏肉の脂は気にならず、さっぱりとした味わいです。
三國清三さん「鶏肉のビネガー煮」の作り方
材料(2人分)
・鶏もも肉 (小)...2枚(400g)
・たまねぎ...1コ(200g)
・トマト...1コ(200g)
・白ワインビネガー...70ml
※なければ酢でも大丈夫です。
・水...カップ1/2
・バター(食塩不使用)...30g
※バターは冷蔵庫で冷やしておきます。
・塩...適量
・こしょう...適量
作り方➀食材の下ごしらえをする
たまねぎは縦半分に切り、繊維に沿って厚さ1cmに切ります。
トマトはヘタを取ってくし形に切ります。
鶏肉は半分に切ります。
焼いたときに肉が縮まないように筋を切り、両面に塩・こしょうを少々ふります。
作り方➁鶏肉を焼く
フライパンに皮を下にして鶏肉を入れ、強火で焼きます。
時々フライ返しで鶏もも肉を押さえつけて皮とフライパンを密着させ、皮にしっかり焼き色がつくまで3〜4分間焼き、上下を返します。
作り方➂たまねぎとトマトを加える
鶏もも肉がこんがり焼けたら、たまねぎとトマトを加え、塩・こしょうを少々ふります。
作り方④調味料を加えて煮込む
白ワインビネガーと水カップ1/2を加え、煮立ったらふたをして強めの中火にし、10分間ほど煮ます。
トマトを軽くつぶして、塩・こしょうを少々ふり、味を調えます。
作り方⑤バターを加えてとろみをつける
バターを加えて溶かし、煮汁にとろみをつけます。
※冷やしたバターを加えると煮汁にとろみがつくそうですよ。
作り方⑥器に盛りつけて出来上がり
器にトマト、たまねぎ、煮汁を平らに盛りつけ、その上に鶏もも肉をのせて出来上がりです。
さっぱり食べられる煮込み料理
ビネガーの量が多いので酸味が強いのかなと思いましたが、実際に食べてみるととてもまろやかで程よい酸味でした。
トマトの優しい酸味と旨味も、鶏もも肉との相性が抜群です!
バターのコクとまろやかな酸味のビネガー煮は、とても食べやすく、暑い季節におすすめのメニューです。
旨味がギュッとつまった「鶏肉のビネガー煮」、是非作ってみてくださいね。