娘の勘違いに謎が解けた!
2歳半ごろ、娘は保育園でのトイトレがスムーズで、すぐにトイレで排せつができるようになりました。私自身、上の息子のときにトイトレでなかなかおむつが外れず苦戦したので、何も手がかからなかった娘にとても感心していました。
そんなある日、「お風呂に入るよー!」と声をかけると、突然娘が急いで服を脱ぎ捨てお風呂場に入り、私が追いかけていくと「こっちに来ないでー!」と叫ぶではありませんか。何ごとだろうと思い、お風呂をのぞくと、洗い場のところで娘が排せつをしていました。しかも大便を。
きっと叫んでいたのは、排せつしている姿が恥ずかしくて見られたくなかったのだと思います。びっくりしましたが、𠮟るとよくないと思い「次からはトイレでしようね」とやさしく伝えました。すると、次の日もその次の日もまた、お風呂場で排せつをしては「こっちに来ないでー! 」と叫ぶのです。
不思議に思った私は娘に「トイレはどこかな? 」と聞くと、「ここー!! 」とお風呂場を指差しました。「そういうことか! 」 と私はハッとしました。わが家はトイレとお風呂場が隣同士に並んでいます。そこできっと、娘はいつからか「トイレ=お風呂」「お風呂=トイレ」だと勘違いして覚えたようなのです。
トイレを指差して「ここは? 」と聞くと「お風呂! 」とドヤ顔。私はやっと連日続く事件の解決の糸口を見つけたのでした。
それから、私は娘に改めてトイレとお風呂の場所を伝えました。最初は混乱していたようですが、何度も何度も場所と名前を伝えていたらすぐに覚えてくれて、お風呂での失敗はすっかりなくなりました。今思えば、娘のかわいい勘違いが子育てのいい思い出になったなと思います。
著者:なかまる あゆみ/30代女性/2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子を子育て中のシングルマザー。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)