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「嘘でしょ!?」食べさせないでと頼んだアレルギー食材を義父が1歳の息子に…⇒義母が痛快なひと言!

1歳半の息子を義両親に預けて数時間外出することに。おむつ替えや食事、おやつの確認もしっかりしました。帰宅すると、息子はごきげん。でもちょっと待って! その手に握られているのは……?

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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お義父さん…それアウトです!

1歳半の息子は、毎月1回会う義両親のことが大好きで、とてもなついています。車で1時間半ほどの距離にある義実家へお盆に帰省したとき、半日ほど息子を義両親に預けて夫と外出することに。義両親に息子を預けるのは初めてだったので、食事について注意点を伝えることにしました。私は義父母に「アレルギーを確かめていないお蕎麦やナッツ類、あとはチョコやのどに詰まりそうなあめはあげるのを控えてもらえますか」と具体的に説明しましたが、義父は「はいよ~」と適当な返事。しかし義母がしっかりとメモにまとめてくれていたので、大丈夫そうだと思い夫と出かけました。


数時間後、帰宅すると楽しそうな義父と息子の声がリビングから聞こえてきます。義母は入浴中で不在。義父は晩酌中で、「おお! おかえり!」とほろ酔い状態で上機嫌です。息子もニコニコで「ママ!」と抱っこをせがんできます。ホッとした私が息子を抱っこした途端、息子の手からなにかがポロリと落ちました。拾い上げてみると、なんとそれはピーナッツ! 義父は「ナッツ好きなんだなあ。喜んで食べてたよ」とニコニコ……。なんと義父はおつまみ用のミックスナッツを息子に与えていたのです。ピーナッツ、くるみ、アーモンド……。どれも今まで食べさせたことのないものばかり。夫も慌てているようで「ちょっとちょっと! こんなの食べさせちゃダメだよ!」と注意しますが、酔っ払っている義父は「こんなのって何だ! 俺のつまみをこんなのって言うのか!」と逆ギレ。普段温厚な義父の怒鳴り声に驚き、私も夫もそれ以上言い返せません。

 

するとそこへちょうどお風呂から出てきた義母が登場。今の出来事を伝えたところ、義母は激怒! 「いい加減にしなさい! どれだけのことをしたのかわかっているの?」と義父に厳しく注意してくれたのです。義父は「そういえば、出かける前に注意点を話してくれてたな……。ちゃんと聞いてなくてすまん」としょんぼりしていました。幸いアレルギーは出ませんでしたが、とても不安な時間を過ごすことに。義父とは、アレルギーや誤飲の危険性など、子育てに関する危機管理の意識にズレがあることを痛感。義母も謝ってくれ、義父にはこれからも細かく注意していくからと言ってくれました。

 

その後、義父も息子の食べるものには気をつかってくれるようになりましたが、念のため今は家から息子の食事やおやつを持参するようにした私。そして、「これを食べさせてほしい。他は与えないでください」など、今後もしっかりと義父に伝えていこうと思った出来事です。

 


ピーナッツは少量でも重篤なアレルギー反応を起こす可能性の高いアレルゲンです。アレルギーの疑いがある場合は、特に注意しましょう。また、ピーナッツのように硬くて噛み砕く必要がある物は、小さなかけらが気管に入り込んで喉や気管に詰まらせて窒息したり、肺炎や気管支炎を起こしたりする危険性があります。6歳未満の子どもには食べさせないようにしましょう。

 

著者:海田なみ/30代・ママライター。6歳、4歳の男の子の母。趣味はキャンプと野球観戦。数年ぶりにヨガを再開したら、体の硬さにがくぜん。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

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