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育休から復帰しようとしたら退職届が出されていた!→夫「出しといてあげたよ」勝手な行動をとったワケ

保活真っ最中の私。本当は娘が1歳になるタイミングで復職するつもりでいましたが、保育園に空きがなく、育児休暇を延長しました。職場の人に迷惑をかけてしまうので私はかなり焦っているのですが、夫はまったく危機感がありません。

「娘が小さいうちは預けなくてもいいんじゃない? 」と軽く言いますが、育休のリミットが迫っています。なんとか育休が終わるまでに保育園を見つけなければならないのですが……。

 

楽観的な夫

夫が保活に協力してくれないまま、ようやく受け入れてくれる保育園が見つかりました。 家からも職場からも少し距離がありますが、幸い私の実家から近く、何かあれば両親が助けてくれると言うので入園を決めました。

 

しかし、夫にも報告すると「いいじゃん、保育園なんか通わせなくても」と、乗り気ではない様子……。

 

それでも、私が仕事に戻らないと家計が苦しいのは事実です。入園は決定事項! 復帰後は家事も育児も分担制にすると宣言しました。

 

ところが、娘の保育園が決まったと職場に連絡すると、衝撃の事実を知らされます。

 

「先日送られてきた退職届がすでに受理されていますが……?」

 

私は耳を疑いました。担当者によると、2週間ほど前に郵送で退職届が送られてきたというのです。念の為、確認の電話を入れてくれたようですが、「産後の体調不良が続いていて入退院を繰り返している」と夫が言ったそうで、退職届はそのまま受理されてしまったとのこと。

 

私は何度も間違いだと訴えたのですが、印鑑もサインもあって受理もされているので、どうすることもできないと言われてしまいました。すでに後任もアサインしているようです。

 

退職届を出したワケ

その夜、夫に退職届の件を尋ねると「それ、俺~!」と、当たり前のように言うではありませんか。 なぜそんなことをしたのかと聞くと「そんなに怒ること? 専業主婦にしてくれてありがとう♡ って言うのが普通じゃないの?」と笑っています。

 

夫は私が仕事復帰することで、家事や育児を分担するのが嫌だったよう。そんな勝手な理由で仕事を辞めさせるなんて信じられません。

 

しかし、今の生活を維持するためには復職が絶対条件です。夫はそこまで家計に興味がなく、私に丸投げしているのでわかっていないのでしょう。


育児も家事も手伝おうともせず、自分の要求は通そうとする楽観的な夫……。冷静に考えると、私のこの先の人生、夫がいなくてもなんとかなりそうな気がしてきました。仕事は私の生きがいだと何度も話していて、夫もそれを応援してくれていたと思っていたのに、それをあっさり私から奪い取るなんてやはり許せません。

 

専業主婦をバカにしたはずが…

私は、思い切って夫に離婚を切り出しました。すると、夫は大げさだ、私のためを思ってやったことだと、言い訳を並べます。

 

しかし私の心に響くはずもありません。私は離婚届を夫に差し出しました。

 

夫は納得がいかないようで「専業主婦なんて、夫がいなくなったら生きていけないくせに……」と、ブツブツと文句を言います。

 

そこに、一本の電話がかかってきたのです。電話の相手は私の上司。上司は復帰に意欲的だった私の退職を不思議に思っていたようで、私が復職できるよう動いてくれたと言います。

 

その結果、本社ではなく支社であれば同じ職種で働けるようになったという嬉しい報告を聞かされました。

 

この話に私は大喜び! 離婚して戻る予定だった実家や娘が入園予定の保育園は、支社のすぐ近くだったのです。

夫への恨みを仕事にぶつけた結果

もちろん私は上司に話を受けると即答。その場で夫に仕事が見つかったことと、離婚後は娘と実家に帰ることを伝えました。

 

そして、翌朝には荷物をまとめ、記入済みの離婚届を持って実家へと向かいました。途中、役所で離婚届を提出して無事に離婚が成立。娘も予定どおり保育園に入園し、今ではお友だちと楽しく過ごしています。


ちなみに夫は、その後もしばらく同じマンションで暮らしていたようですが、想定外の家賃が引き落とされて現実を知ったそう。慌てて実家へと戻ったようです。

 

便利なマンション暮らしに戻りたいとまわりに愚痴っているようですが、夫の稼ぎだと厳しいでしょう。ちなみに私は昇給したので、娘の小学校入学に合わせてマンション暮らしに戻る予定です。これは勝手に退職届を出した恨みから、仕事をバリバリ頑張れたおかげ。この事実を知ったら、夫は悔しがることでしょう。

 

 

産後、仕事を続けるかどうかというのは、出産前にしっかり夫婦で話し合っておく必要があります。また、保活はもちろん、家事も育児も夫婦で協力しておこなうもの。夫婦どちらも、自分ごととして捉えてほしいですね。

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