生理中のお風呂は夫婦別々で
私たち夫婦は、一緒にお風呂に入るのが日課です。仕事の都合などで時間が合わないときもありますが、可能な限り一緒にお風呂に入るようにしています。ですが、生理の日は湯船が汚れてしまう可能性があるため、夫に先に入浴してもらい、私は夫が出てからお風呂に入るようにしています。
ある日、いつものように生理が始まった私は、「今日は生理だから一緒に入れない」と夫に伝えました。普段ならそれで話は終わるのですが、この日は夫が突然、私にある疑問を投げかけてきたのです。その疑問は、私が予想だにしないものでした。
夫の信じられない疑問
夫の疑問、それは「生理の血って止められないの?」というものでした。
一瞬、何を言っているのかわからず、その場でフリーズしてしまった私。夫によくよく話を聞いてみると、どうやら夫は、経血も排尿のように自分の意思で我慢できるものだと思っていたようなのです!
生理を20年近く経験してきた私は、その発想にびっくりしました。経血を自在にコントロールできたら、私だって助かるよ……と思いながら、自分の意思とは関係なく流れ出てくるものなのだと説明しました。
すると、夫は「そうだったの!」と驚いた様子。お互いに衝撃を受けた出来事でした。
男女の性知識の差に驚き
30代にして、生理について新たな知識を得た夫。しかし、私からすると当たり前のことで、少しあきれてしまいました。
あくまで私の個人的な意見ですが、これまで私の中では、生理への理解が乏しいのは年配男性のイメージがありました。だからこそ、私と同年代の30代男性でも、あまり生理について知らないものなのだな……と、驚きでした。
夫の場合は男兄弟しかおらず、私以外の女性との交際経験もないため、女性の体について深く機会がなかったのかもしれません。この経験を通じて、お互いの体について理解することや、必要に応じてお互いに説明することの大切さを実感しました。
もちろん、男性でも生理についての正しい知識を持ち、よく理解している人もいるでしょう。ですが、私の夫のような男性がいるのも事実です。
男性には理解しづらい生理。子どものころの性教育で、もっとお互いの性について理解できるようになればいいのにな、と感じた出来事でした。
著者:ひぐれ あい
作画:モリナガアメ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
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