春菊が「苦い!」と感じる原因
春菊の苦みの原因は、春菊の「葉」に含まれるポリフェノールによるもの。
ポリフェノールは、加熱することで細胞から外に染み出してきて、それを食べると苦みを強く感じます。
苦みが気になる方や子どもでも食べやすくするには、このポリフェノールをなんとかしないといけませんね。
春菊が苦くなりにくい、ある調理方法を紹介します。
30秒先に〇〇するだけ!春菊が苦くなりにくい調理方法
春菊の苦みが苦手な方や、子どもがいるご家庭では、春菊を茹でるとき「葉を茹ですぎない」のがポイントです。
苦みの原因であるポリフェノールは、「葉」に多く含まれています。
「茎」をあらかじめ茹でておくことで、火の通りがよくなり「葉」を茹でる時間を減らせます。その結果、細胞から苦みが染み出すのを抑えてくれます。
①お湯を沸かし、春菊の「茎」をひたして30秒茹でる
②全体をひたして10秒茹でる
ここで「葉」の部分もお湯にひたして茹でましょう。10秒ほどでOKです!
③冷水にさらし、粗熱をとる
④水気を切り、食べやすいサイズにカット
あとはお好きな料理に調理しましょう。
すき焼きなどお鍋に直接入れるさいも、「茎だけ」先にひたして茹でておき、葉はしゃぶしゃぶして食べるくらいが丁度良いです。
春菊のシュウ酸、じつはキャベツより少ないんです!
この調理方法をSNSで紹介したところ、「(アクに含まれる)シュウ酸が気になる」というお声がありました。
シュウ酸の含有量ですが、ほうれん草が100g当たり770mgに対して、春菊は30mgしか含まれておらず、よく生食されているレタスやキャベツよりも少ないため問題ありません。
今が旬の春菊をたくさん食べてください
春菊はおひたしやお鍋、サラダなど様々な調理方法がありますよね。
春菊は、焼いても揚げてもおいしいのでいろいろ試してみてほしいです。
ぜひ、甘くておいしい春菊をたくさん食べていただけたら嬉しいです。